活かして生きる ~放禅寺の寺便り~

娑婆世界を生きる智慧/おシャカ様・禅・坐禅・法理・道のこと

意識(考え)の中1

2017年07月22日 | 仏教

「体全体を眼にしてものを見る」

「体全体を耳にしてものを聞く」

「体全体を鼻にしてものを嗅ぐ」

「体全体を舌にしてものを味わう」

ということを「身心」といいます。

 

身も心も一つに成る(一つにする)必要があるわけです。

 

「ものにはもともとそういう働きがあるのだから、

働きのまま、そのままにしておこう」という、

そういう意識(考え)が添ってしまうと、はじめから

「意識(考え)の中」で「任せている、そのままにしている」

という状態にあるということになります。