今日もきのこ 観察日記

野山を散策したときに見かけたきのこ、草花、虫などを書きとめておきたい。いろいろ教えてください。

戻りついて、カタクリ、ベニバナミツマタ      2017.04.15.(2)

2017-04-18 22:11:22 | 山、花、山野草





 醍醐桜からの下り道を車まで戻った。駐車場の向かいの斜面にカタクリが植えてあった。そのことには気が付いてはいたけれど、
やっぱり桜が優先。戻ってからの散策となった。



    
      



 見頃は過ぎているが、今年はカタクリの花を堪能できていなかったから良かった。いつも見る、カタクリのピンク色がメインの景色ではなくて、緑の中のピンクってのも新鮮な気分。










それにしても、キツネノカミソリの数は半端ない。。。


 斜面にはアマナやニリンソウの花も少し咲いていたが、驚いたのは端に咲いていた赤いミツマタの花だった。



    


 
 紅いミツマタは園芸種で、ベニバナミツマタというものだろう。丁寧なことに野生種のミツマタと一緒に植えてあった。








 兵庫県の杉林の樹下にはミツマタが群生している場所が多いのだが、それがベニバナミツマタであっても楽しいなとも思った。



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疲れ果てて・・・・、桜を見に行く       2017.04.15.(1)

2017-04-18 08:05:29 | 山、花、山野草
 週の始めから大事な会議が3日間、連続であった。その対応で疲れてしまった。前週の週末に岡山県北に行った時に、ICの出口が渋滞していたのだが、それは近所の醍醐桜が見頃になっているからだろうと教えられた。

 その醍醐桜が気になっていたので、休みは花見と決めた。








 支度をして家を出て5min。まず、自宅の窓からも見える桜を観る。







 今年は例年に比べて1週間はソメイヨシノの開花は遅かったが、その後の開花期間は長いように感じた。でも、そろそろ、終わりが近いようだ。川面に散り落ちた桜の花弁が浮かんでいた。


 橋から見て、ソメイヨシノの反対側には桃色が濃くて花は小振りな紅八重枝垂桜が植えてある。




      














 この場所でのんびりと花見をしていたいところだが、先を急がねば。











近すぎる。。。



 それから4時間後、車は落合ICから米子道に入り、久世で高速を降りた。そこからしばらく山間を走り、醍醐桜の近くの集落の駐車場に車を停めた。そこから1時間ほど歩いて桜を観に行くのだ。

 車に乗ったまま山の上まで行こうとすると1時間くらいの渋滞が待っているらしい。静かな山間の集落のさらに奥に渋滞とは想像を絶するものだが、こちらは歩くことに関しては大歓迎なので、車を置いて歩くことにした。

 車道を歩いて、途中から杉林の中のショートカットを歩いて行くと・・・・・





醍醐桜遠景



 そこから小さな集落の中を歩き・・・・




オカオグルマかな・・・・



 到着。





醍醐桜






手前が醍醐桜の子供らしい。子供といっても何百歳?



 樹齢は千年くらい。樹種は江戸彼岸だそうだ。この江戸彼岸は長寿の桜として知られていて、日本の桜の古木はほとんど江戸彼岸だ。ところが、昔の江戸にはこの桜はほとんど生えていなかったらしく、江戸彼岸と言う名は後から付けられたものらしい。東彼岸も同じ桜のことをいう。







 醍醐桜を見てしまうと他にやることがない。山を降りることにした。








 下りの道は楽なものだ。道の脇の草や花を眺めながら歩いた。





ヒメウズ





シロバナネコノメソウ





コンロンソウ




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岡山県の県北 イワボタン群?        2017.04.09.(2)

2017-04-16 22:09:28 | 山、花、山野草





 天気は相変わらず悪い。気温は低くはないのだが、今にも雨が降りそうだ。その後、イワウチワの一番規模の大きな群生地ではまだ、しばらくは開花しそうもないことを確認した後、さてどうしようか。

 友達が午前中、先行して調べたところ、不明のネコノメソウが群生している場所を見つけたとか。見たいかと聞かれたが、正直なところ、ネコノメソウの仲間はさっぱり分からない。でも、暇つぶしに案内してもらうことにした。

 しばらく明るい谷筋の道を走り、行き止まりで車を停めた。そこから沢の上流に向けて歩いて行くとイチリンソウが花を付けていた。

 道は薄暗い杉林の中へと続き、緩やかに登って行く。









しばらく進むと足元にネコノメソウの若い株が沢山出ていた。



    









ネコノメを観察していると、ゴソゴソと沢蟹が顔を出した。



 脇に流れる沢の辺りを観てみると・・・・





群生している。一つの岩の表面を覆っている。



 ネコノメソウに詳しい友達に聞いてみると、イワボタン群の可能性が高いとのこと。

 イワボタン群には5つの変種、イワボタンvar. macrostemon、ニッコウネコノメvar. shiobarense、ヨゴレネコノメ
var. atrandrum、キシュウネコノメ var. callicitrapa、サツマネコノメvar. viridescensが知られているらしい。
そのどれもが岡山県からは報告されていないのではないか? 

 いずれにしても、花が開いてくれないと同定もできないことなので、5月の連休前にもう一度来ることにした。

 この沢で見つけた他のネコノメソウは・・・・




シロバナネコノメソウ




タチネコノメソウ



 行き止まりの崩れた斜面まで登って戻ってきた。来た時には気が付かなかった土筆が道の脇に並んで生えていた。



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最近の庭 シロバナミツバツツジ、サクラツツジ      2017.04.16.

2017-04-16 09:29:50 | 

ハナニラ




トキワイカリソウ



 庭の様子も賑やかになってきたのでご報告。園芸種も山野草もゴチャゴチャに植わっているので・・・・




久留米ツツジ
小さな鉢植えを随分前に買ってきて地植えしておいたが、去年位から突然、上に伸びだして大きくなってきた。





カーポート跡地には冬の間にツツジを中心にいろいろ植えておいたのが、咲き始めている。




ドウダンツツジ
花が開き始めた。




       




シロバナミツバツツジ
花は下から開いて行く。まだ天辺まで開いていない。



    

青味のあるツツジを植えたくて3種4株を植えた。クレーターレークはまだ咲いていない。
いずれもシャクナゲとツツジのハイブリッドのようだが樹高は2mくらいにはなるらしい。でも、今は鉢植えだ。




サラサドウダン
沢山、つぼみが付いた。楽しみ。



 さて、今日はコガネネコノメを観に行こう。



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岡山県の県北で        2017.04.09.(1)

2017-04-15 22:42:05 | 山、花、山野草





 前日に福山に来て、近くの渓谷を散策したのだが、その最中に友達から連絡があり、岡山県北のバイカオウレンを観に行くが興味はないか、とのことだった。

 その場所には何年か前に行ったことがあったが、4月の20日過ぎだったのに雪が随分と積もっていた記憶があった。まだ4月上旬だし、今年は遅くまで降雪があったはずだから大丈夫なのかな、と思ったのは事実。

 でも、花好きの友達だから十分な情報があったのだろうと思って一緒に行くことにした。友達は朝早く、自宅を出て散策するらしい。こちらは昼頃に国道から岡山森林公園へ向かう三叉路辺りで待つことになった。

 さて、10時頃に母の家を出て山陽道から岡山道を経て東進。院庄ICの出口で謎の渋滞、20分を経て待ち合わせ場所へ。来ているはずの友達の姿はない。携帯へ連絡を入れると、寄り道をしていたらしい。10分ほど待ってようやく、目的地に向かうのかと思ったが、雪がかなり残っているだろうから、股下までの長靴を履いて行こうかと言う。でも、そんなに雪が積もっていたら肝心のバイカオウレンが咲いていないんじゃない?

 怖れていた事態だ。何でもこの辺りをこの季節に歩くのは8年振りとか。それじゃ、俺の方が勘が効くんじゃない?ザゼンソウの咲く場所に行ってみることにしたが、やはり雪がたくさん残っていた。





長靴に履き替えて行ってみたけれど、これ?駄目だ、こりゃ。




      



 仕方なく、4月の月末に訪れると良さそうな場所を教えてもらうことにした。杉林の下のキクザキイチゲ、道からは見えないリュウキンカの自生地など。





イワナシ
大して珍しくもないけれど、今日は新鮮。





その脇を流れる細流の冷たそうなこと。でも、柳の木には花が咲いていた。そして、岩壁の奥にはトキワイカリソウが沢山、張り付いていた。月末にはきっと、花を沢山付けていることだろう。


 ここから国道に戻り、昼飯のカップラーメンとおにぎりを食べ、森林公園に向かう道を登って行く。友達が言うには一株、イワナシの花が開いていた・・・・。その拘りが俺にはないので返事に困る。




イワナシ
予想外に良い。こんな日は開いた花に飢えているからなぁ。。。



       




 それから、少しだけイワウチワが咲いていたというのでもう少し上まで行ってみた。




ダンコウバイ



 そして山側の岩壁を見上げると3ⅿくらい上にポツポツとイワウチワが咲いていた。でも、写真を撮る気にはならんなぁと思って、周囲を見ていると、そのさらに10mくらい上に沢山咲いていた。









    
イワウチワ
写真が拙いのは被写体が遠くて90㎜程度ではどうしようもなかったからということで。。。


 川の反対側の岩壁も・・・・





イワウチワに覆われていた。花の姿は見えない。









イワナシ



 午前中は晴れるかなと思った天気だったが、雲が厚く垂れこめ雨もぱらつくような天気だ。福山の天気をチェックすると晴れて気温も上がっているとか。帝釈付近のカタクリとかを観に行った方が良かったかと悔しがった。

 それでも諦めない2人は高度を下げ、付近のネコノメソウの観察をすることにした。



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近所の桜と遠くの桜         2017.04.15.(番外)

2017-04-15 10:04:25 | 山、花、山野草





 10時過ぎに自宅を出て、まずは近所の桜堤公園の桜を眺めた。毎朝、車窓から見てはいるが、のんびりとカメラ片手に観る桜は別物だ。こちらは紅八重枝垂桜。この写真では分からないだろうが、本当は八重と一重の二種類が植えてある。






こっちは染井吉野。橋から上流側に植えてある。



 それから、高速に乗り隣県の山へ。樹齢千年の桜を観に行った。




醍醐桜
奥が醍醐桜で手前は二代目なんだそうだ。





このためにフォクトレンダーを持って行った。



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白狐が怖くて、ムササビも姿を見せない?     2017.04.08.(2)

2017-04-14 23:39:46 | きのこ など

マルバコンロンソウ



 雨足が強くなってきたので、杖にしていた傘を広げた。そして沢沿いの道を登って行く。





シロバナネコノメソウ
一度見てみたい花だったこともあるのだが、最近は何処に行っても目につく花だ。



 この谷のイチリンソウのつぼみは異様に赤味が勝っている。ちょっといくら何でも赤過ぎだろうと思って、谷間で降りて確認した。









      
      マムシグサ?





キクラゲ



 さらに登って行くと・・・・









シロキツネノサカズキモドキ













 沢の上には、滝があって、行きどまり。雨も降っているので、下ることにした。その途中、見慣れぬ花を斜面の下に見掛け、確認しに行く。




    
イチリンソウ


 
 これほど、赤味の強いイチリンソウの花に出会ったのは久し振りのことだった。そういえば、この日、夕方まで谷を歩いていたというのにムササビに挨拶することはできなかった。



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雨の渓谷での敗者復活戦 ムササビじゃなくて白狐     2017.04.08.(1)

2017-04-13 22:34:33 | きのこ など

イチリンソウ



 昼に自宅を出て、前週、ムササビに出会った谷を目指した。天気は曇り時々雨の予報だったが、少々の雨なら晴れよりは写真が撮りやすいってもんだ。

 渓谷の入口に着いたのは午後3時。霧雨が降っていた。靴を履き替え、ザックを背負ってから迷った。傘を持って行くかどうかだ。ストック代わりに持ってゆくことにした。1週間前は小さな蕾を付けていたイチリンソウは花を開いてくれていた。ヤマルリソウは相変わらず。




ヤマルリソウ









 今日の目的は二つ。ひとつは前週に探していたもの。そして、もう一つはそろそろ、咲いているんじゃないかと思っている花なのだ。

 しばらく道の両側に気を配りながら登って行く。道の脇の沢沿いに特に注目しているのだが・・・・




    

ワサビとシロバナネコノメソウが見つかる。でも、これは探しているものじゃない。





シロバナネコノメだらけ。



 おかしいな。まだ、芽も出していないのだろうか・・・・、そう、思いながらもすこしずつ沢沿いを登る。あ、・・・・




シロキツネノサカズキモドキ



 これも探しているものの一つだったのだが、この場所で探していたのはこれじゃなかった。で、虚を突かれた思い。

 でも、嬉しい。





あれ、また出ていた。ピンボケ、失礼。




シロバナネコノメソウ














 前週も同じような場所を気を付けながら歩いた積りだったが見つからなかったのに、今日は幾つも見つかる。季節になったということだろう。杯が開いていた。

 更に登って行くと・・・・




フタバアオイ



 今日は登れるところまで登ってから戻って来る積りだ。霧雨から雨に変わりつつあった。




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カタクリを観て帰る         2017.04.02.(2)

2017-04-12 21:37:36 | 山、花、山野草





 ミノコバイモの自生地を離れて北上した。2週続けてだから流石にミノコバイモの花は満腹だ。ここからなら三日月町のカタクリを観てから帰っても大して遠回りにならずに帰宅できそうだ。そんなことを考えながら走っていると、午前中にコバイモを観た場所の近くに車が停まっていた。

 これは同類だと思いながら運転席を見ると、この間、自宅近くの梅林で出会って超長話をした人だった。そういえば、この場所も知っていると話していたっけ。聞くとこの日、顔を合わせることは無かったが、同じようなポイントをチェックして歩いていたようだ。

 今から近くのキバナノアマナの写真を撮ろうと思っていると言うが、もう盛りを過ぎていると告げると、一緒にカタクリを観に行くという。場所には自信はなかったがなんとか辿り着けた。





カタクリ



 この栗林の斜面に来るのは久し振りだ。まだ、早いのか?花が少ない。でも、その割に花がくたびれている感じ。














 ここ数年は山中カタクリで覆われるような自生地を歩いていたから、何だか物足りない。花が開いた後で風でも吹いたのかな・・・・








 この斜面には白花のカタクリも咲くのだが、もう少し後なのだろう。白花のカタクリは遅れて顔を出すと決まっているのだ。

 早々に切り上げて、1時間半後に帰宅した。





庭のトキワイカリソウ





匂い水仙



 じきに日が暮れ、夜になった。


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翌週のミノコバイモ         2017.04.02.(1)

2017-04-11 22:24:29 | 山、花、山野草





 翌週、やっと見つけた白花のミノコバイモは・・・・、誰かに踏んづけられていた。同好の士が歩いて花を探していたのだろうが、気が付かずに踏んでしまったのだろう。白花はそんな意外な場所に咲いているものなのだ。

 最初に歩いた斜面では節分草が種を付け、ヤマエンゴサクが花を付け始めていた。1週間ではそれほど大きな変化はなく、ミノコバイモの花はそれほど増えてはいない。ひょっとして、今年は不作のとしなのかもしれない。



      























    




 前週と同じように次の場所に移動して白花のミノコバイモを探した。










      







この場所では2ヶ所で白花を見たことがあったのだが、今年は見つからなかった。まだ、芽を出していないのだろうか?










      




 諦めて、前週に見つけた場所へ移動。途中・・・・






良い天気。





こしょうの木と万両









 白花は結局、最初の1輪だけだった。

 ミノコバイモはもう十分、堪能したので帰路にカタクリでも見て帰ることにして、車に戻った。




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ドウダンツツジ達の春         2017.04.07.

2017-04-11 07:02:43 | 





 庭でドウダンツツジ達の芽が膨らんできているのには気が付いていたのだが、今朝、仕事に行こうと庭に出たところで、つぼみが芽からこぼれているのに気が付いた。




ドウダンツツジ




 ドウダンの仲間は他にも植えてあるが、こちらはベニドウダン。





ベニドウダン
今年は花を咲かせないのだろう。さっさと葉を展開し始めていた。




 サラサドウダンは庭では育たないのではないかという杞憂もあったのだが、どうもその心配はないようだ。









サラサドウダン
去年より20㎝くらい樹高が高くなった。



 開花してから芽が伸びるだろうから、どれだけ大きくなるか楽しみだ。施肥も今年はしてみよう。





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ミノコバイモの様子  続 キバナノアマナ       2017.03.25.(3)

2017-04-10 22:43:02 | 山、花、山野草





 ほど近くの自生地に移動してミノコバイモの様子を観て歩く。少し前までは節分草が花盛りだったが、花は終わり種を付け始めていた。と、その中に・・・・





キバナノアマナ









        










      




 比較的狭い谷筋の場所で、丁度、昼飯時なので休憩しておにぎりでも食べようと思っていたのだが、先客がいた。この場所で人と出会ったことはなかったので驚いてしまった。挨拶をして話を聞いてみると、この場所にはもう10年以上通っているとのこと。ほぼ、地元周辺の花のみを訪ねて記録しているらしい。この日は自生地に蔓延ってきた低木を切って陽当りを良くしようとしていたらしい。

 元々、管理していた人が亡くなった後も世話を受け継いでいるひとと、幾つもの場所で出会っている。有難いことだが、自らもいつかその余裕ができたらと思う。お互いのブログを教え合って別れた。













 その場所のミノコバイモであるが、前の場所よりも開花は遅れているようで、ほとんど姿を見ることができなかった。




      




 早々に諦めて、次の自生地に車で10分ほど走って移動した。車を降りて10分ほど歩いて記憶を辿りつつ探索するが・・・・











ここもまだ、出始めたところといった様子だ。



 ミノコバイモの白花の株を探そうと思ってきたのだが、それどころではない。仕方なく、新しい場所を探すことにした。

 この周辺の山裾にはミノコバイモの自生地が広がっている。同じような特徴の場所を探して歩いて見ると・・・・










    









 あっけなく、新しい自生地に出会った。日当たりが良いのか、今日の中では開花が一番早いようだった。それにしても、白花の探すには確立が低過ぎるので、出直すしかないようだった。



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ミノコバイモの様子         2017.03.25.(2)

2017-04-10 07:58:18 | 山、花、山野草





 今年は桜の開花が遅れたが、この週末に一気に開いた感がある。近畿、中国地方を週末に走ったところ、ソメイヨシノも桃も、山桜まで一斉に咲き出したようだ。

 でも、今回の話は3月25日のこと。2週間ほど前のことなんだ。庭ではさくらんぼの木の花が満開になった。



    








 この日はそろそろ、ミノコバイモの花が咲くのではないかと思って、自宅から一番近い場所、といっても高速を走っても1時間くらいかかる場所に来た。恐る恐る、斜面を見てみると・・・・

















ミノコバイモ
まだ、花の数が少ない。早かったかな。





バックに写ったものな何だろう。木の実のような堅いものだった。













 今年はいろいろな花の開花が遅れている。近くにある何カ所かの自生地の様子を見てみることにした。


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3連休 最後の日 驚いた出会い         2017.03.20.(2)

2017-04-09 22:14:29 | 山、花、山野草





 暖かい曇天でユキワリイチゲは開ききっていた。要するにユキワリイチゲは気温が上がれば開くということだ。斜面を降りたのは午後の2時過ぎ。今日、兵庫の自宅に帰るにしてもまだ、時間があるので、帰り道にある渓谷を歩くことにした。




ヤマルリソウ



 探したいものはあるのだが、まだちょっと時期が早いとは思う。入口付近に車を停めて独り、ぶらぶらと歩いて行くと前方からカメラをぶら下げた同好の士が歩いて来た。様子を聞くと、この谷はあと1ヶ月くらいしないと花は楽しめないな、とのこと。

 少々、がっかりしたが自分で確認しなければと思い、進む。








        
        ユキワリイチゲ



 谷を登る小道の両脇を見ながら進んでゆくが、時々、ユキワリイチゲが咲いている位だ。探しているものは、一つはきのこ、もう一つは小さな花。どちらも見つからない。





ユキワリイチゲ


 
 山側の斜面を見ながら登っていると、視界の端に黒っぽいものが落ちて来たのが分かった。あれ、カラスでも下りて来たのかなとは思ったが、田舎暮らしでは普通のことだから振り向きもしなかった。でも、その後、ガサガサ、ガサガサと騒がしい。

 それで、音のする方を見てみると、唖然。






子犬くらいの大きさの動物が木を登って行く。


 慌ててカメラを構えて写真を撮った。マニュアルでフォーカスを合わせる余裕は無かった。花やきのこばかり撮っていると、こんな時に対応できない。

 リスかなと思ったけれど、あんなでかいリスはいないだろう。木を登る速度も遅いし、空から降って来たのだからモモンガかムササビかなと思ったけれど・・・・





途中で停まり、こちらの様子を見てから・・・・


 さらに登って行って・・・・










おいおい、どこまで登って行くんだよ。逆光でシルエットしか捉えることはできなかった。



 その後、未確認落下動物のことは忘れて、谷をさらに登って行くがシロバナネコノメソウくらいしか見つけることが出来ず・・・・





シロバナネコノメソウ





小さなつぼみを付けてイチリンソウ


 母の家に戻り、そこから兵庫の自宅まで帰った。帰宅してから調べてみると、大きさや目の辺りに白線があることからムササビであることが判った。でも、夜行性のはずなのに薄暗い谷とはいえ、午後の3時にウロウロしていていいのかな、とは思った。


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3連休 最後の日          2017.03.20.(1)

2017-04-07 23:24:37 | 山、花、山野草
 3連休、最後の日。それほど酷い二日酔いでもない。姉はもう一泊してから帰るようなので、母のことは任せて山に向かった。今日の内に帰宅する積りだから、それほど遠出はできない。少し考えて、前日の最後に訪ねた斜面をもう一、度歩くことにした。
前日は辛うじて開花した花に出会うことは出来たのだが、本来の姿ではなかったように思えていた。ぁの斜面のユキワリイチゲは剣咲きで多弁のはずなのだ。





ユキワリイチゲ



 翌朝、朝食を食べてから前日の斜面のユキワリイチゲを観に行った。




      






25弁



      






















 晴れてはいないが気温はかなり上がっていて、花は開き切ってくれていた。




      






24弁









    


    




      











      










 ユキワリイチゲの花を十分堪能してから斜面を下った。きのう、つぼみしか見当たらなかったキバナノアマナは・・・・・














 ほんの少しだが、開花し始めていた。




つづく。


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