
はたけしめじを収穫し終えたのはちょうど、正午ころだった。腹も減ってきたので帰り道にある蕎麦屋に寄った。初めて入る店で、山の麓を分譲した住宅地の一角にある。何となく仕事を退いた後に夫婦で蕎麦屋を始めたという感じの店だった。
蕎麦二人前と天婦羅を食べた。蕎麦はしっかりしていて香りも良かった。蕎麦汁はもう少しかな。
その後、少し走り兵庫陶芸美術館に寄った。勤め先の美術館の入場券を貰ったので、見物してついでに土瓶蒸しの道具でも買おうかと思ったのがその動機・・・

付き辺りを左に曲がり・・・・

次の付き辺りを右に曲がると・・・・
ホールになっていて、その階段を下る。


古丹波の展示


古いものらしい。こういうの見ていると骨董に嵌る人の気持ちが分るような気がしてくる。

美術館を出て立杭焼の店に行ってみるがやっぱり古丹波のような味わいのあるものは目につかなかった。そのまま、自宅に一度戻り連れ合いを降ろしてから、また違う山の様子を見に行った。
山では随分早くにクリフウセンタケやサクラシメジが出てしまい、その後は訪れていなかった。1週間ほど雨も降っていなかったので何も出ていないのかもしれなかった。
川から立ちあがる斜面を見ながら歩いていると茶色の傘のきのこが幾つか見えた。登ってみると・・・・

キツネタケ
なあんだ。。。
でも、その近くにはクリフウセンタケ??

ショウゲンジ
急斜面に出ていたのはショウゲンジだった。足を滑らせれば、下に見えている車道まで真っ逆さまだ。
深追いせず斜面を降りた。


左:アカヤマタケ
右:Hygrocybe sp.
山では出遅れていたショウゲンジがそこら中で出ていた。


ショウゲンジ
蕾の姿の良いものだけを袋に収穫した。
その他には・・・・

ウラベニホテイシメジ老菌

サクラシメジ老菌
周辺を歩いて散策するが、やはり大したものは見つからなかった。


乾燥したウラベニホテイシメジ
山の様子も分ったので降りて車に向う。すると、来た時は全く気がつかなかったのだが・・・・

細い立ち枯れの木にウスヒラタケが沢山出ていた。これも収穫してザックに収めた。
ショウゲンジとウスヒラタケの収穫は帰り道に住む娘に押し付けて、自宅に向った。これ以上、きのこを自宅に持ち帰るのはヤバイ。
つづく。