登別温泉に宿泊した翌朝、少し早く起きてひとり温泉に入った。前夜とは男湯と女湯が逆になっていて、今度の露天風呂は小さくて、水の流れ落ちる岩壁もなかった。残念。朝から長湯すると体が動かなくなるので、直ぐに出て部屋に戻ったが、風呂に行っている間に部屋には誰もいなくなっていて、結局、朝寝をすることになる。
朝食後、初孫と戯れる。写真を撮ろうとすると近づいてきてレンズを覗きこむ。だから、こんな感じ。
さて、今日は近くの湖の脇を通り抜け、小樽まで走ることになっている。北海道の地理が頭に入っていないのではっきりしたことは分らないが、相当な距離になるはずだ。宿を出たのは10時頃だったかな。昨日の大湯沼へ向う道を走り、途中の三叉路を右、倶多楽湖方面に進む。坂道を登り切ったところが展望台だった。
日和山展望台
ここは大湯沼の脇に見えていた日和山を見渡す展望台。
沼の脇の煙の立ち昇っていた山が日和山だ。
こんな風景を見ていると、いつ大噴火が起こっても不思議じゃないという気分になる。
車に戻り先を急ぐ。やがて見えてきた湖、倶多楽湖。湖水の透明度は摩周湖につづく日本2位だそうだ。更に進むと木々の間から湖が間近に見えるようになった。
そして、更に進むと湖畔に駐車場があった。車を降りて歩いてゆく。
風は無いが雨が降り出した。そして湖面をみると水草が水面に出ている。透明度2位の湖には相応しくない光景には思えたが・・・・
倶多楽湖には流れ込む川がないという。そして、湖底からは豊富な湧水があるらしい。それが透明度の秘密なんだろう。
左:ミゾホウズキ
右:オトギリソウの仲間
倶多楽湖畔を出発したのは11時だった。ここから小樽に向けてながいドライブが始まった。山を降り高速道路をひた走る。しかし、途中で高速道路は事故で大渋滞を起こしていた。回避して地道を走ったが小樽到着は14時半。2時間のロスだった、らしい。
到着した小樽でも驚きだった。港周辺は大混雑で車を停める場所を探すのが大変。有名らしい蒲鉾屋の大きな駐車場に何とか車を停めた。
蒲鉾屋の作業所風景
それから街の見物に出掛けた。おかしな店発見。
これ、どゆこと?
預かって貰うことにした。店内は・・・・
昆布屋である。
天井を見ると・・・・
天井は昆布の展示になっている。
騙されて、お土産を幾つか買わされた。僕は預かって貰っただけだけどね。
腹も減ってきたので昼飯を食べることにした。
生ガキ、鮑、ウニ丼など
ビールを飲めないので控えめに・・・・
昼飯を食べている間に雨が降っていたらしい。店を出て通りを歩いていると虹がでているのに気がついた。
こういう時に限って携帯しか持っていない。
一度、車に戻ってカメラを取ってくることにした。
虹
カメラを持って街の通りを歩いて行った。連れ達はガラス細工の店に入っているらしい。
Le TAO
ここが小樽のルタオである。要するにダジャレじゃねえか!本店です。
連れ達は北一硝子という店にいるらしい。
つづく。