今日もきのこ 観察日記

野山を散策したときに見かけたきのこ、草花、虫などを書きとめておきたい。いろいろ教えてください。

そろそろかなぁと思って・・・2009.11.07.

2009-11-11 08:03:54 | Weblog
氷ノ山から随分、時間が経った。その間、何もせずにいた・・・わけじゃないが、特に書くことも無かったなぁ。



 山に入って30分後に土砂降りになって帰ったり、S植物園に行ったら沢山の人が紅葉を見物に来ていたり、ハナイグチが一つしか見つからなかったり・・・。



 今日は、少しばかり雨が降った後だし、一度、寒波が来た後だから、そろそろ、シモコシが出始めるだろうと・・・、いつもの場所を散歩がてら見に行った。





シモコシ



意外なことに・・・、今年に限っていえば意外でもないが・・・、シモコシは一個しか見つからなかった。早いのか・・・、今年はもう出ないのか・・・、分からない。




 今年は、やっぱりダメ!!と思い、昼からはコウタケのシロ探しに行くことにした。去年、コウタケが沢山出ていた場所に行き着いたのだけれど、今年はその場所が何処だったのか分からなくなってしまった・・・。何度か行っているのだが、沢山ある獣道のどれなのか・・・、台風で枯れ木が沢山倒れ、まともに歩けないような状態で、行き着くことができなくなっていた。



 そのかなり急な斜面にある赤松混じりのコナラ林に向かう途中、大きな薄茶色の傘をもったキノコが・・・






Cortinatrius sp.



傘の径が10cm以上ある・・・。見た目、クリフウセンタケなのだが・・・





Cortinarius sp.



良く見ると、傘に微妙なシワが縦に走っている・・・何か変だ。


 
 さらに斜面を進みたどり着いた緩斜面には、似たようなきのこ。




不明



傘の色が随分と白っぽい。臭いを嗅ぐと、良い匂い。嗅いだことがあるのだが、思い出せない。



 コウタケの場所、斜面を行ったり来たりして漸く見つけた。肝心のコウタケは気配すらなかったが・・・。今年はどうやら出ない積もりなのか・・・。




      
左:これが、目印。ここから崖を下り・・・。
右:何だこれ?






キヒラタケ幼菌?



普通に、キヒラタケの幼菌と思い、これが出るようじゃ・・・と思ったが、本当にそうなんだろうか・・・




 帰り道、また、フウセンタケ科に出会った。今度こそ、クリフウセンタケ?





Cortinarius sp.


 クリフウセンタケと呼んでいるきのこは・・・僕が呼んでいるきのこには明らかにいくつかのキノコが含まれている・・・と、いつも書いているが、今日出会ったものも、秋の初めに大量に発生するものとは違うと思っている。でも、クリフウセンタケに似たキノコを食べてあたったという話も聞いたことがない・・・、そんなわけで、皆まとめて食べてしまった・・・



 大丈夫。



 夕方から、命の水・・・を買いに行った。その途中、別のシモコシのシロを見に行ったのだが・・・、カラカラに乾いたシモコシ2個見つけただけだった。他には・・・・





Collybia sp.





Amanita sp.



ドクツルタケ風。



 帰宅して撮ったマズイ写真。




     
左:これはさすがに食べなかった・・・
右:これはクリフウセンか、近縁種?






コメント (6)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする