今日もきのこ 観察日記

野山を散策したときに見かけたきのこ、草花、虫などを書きとめておきたい。いろいろ教えてください。

クリタケとシモフリ 2009.10.31(1)

2009-11-02 07:46:28 | Weblog
 秋深まる。ブナ林できのこ探しをしたいのだが、どうも体調が万全ではない。氷ノ山ならブナ林も一応あるし、時間もそれほど掛からない。氷ノ山の様子を見に行くことにした。


 最初からブナ帯を目指すか、後に回すか・・・。氷ノ山のブナ林には慣れていない。きっと、どこにいったら良いのかもわからずウロウロするこのになるだろう・・・。考えた末、寄り道をすることにした。


 季節が見えていない・・・。今、クリタケなのか、それはもう過ぎたのか・・・。


 クリタケの山に向かう途中・・・・・











モミジ




 コナラ林の中ほどの路肩に車を停める。支度をして右のなだらかな斜面を下る。この一帯は季節が合えばクリタケ、ナラタケが収穫できるのだが・・・



 やはり・・・





クリタケ



 やはり、最初に来て良かった。









      
乾いている・・・




クリタケ




 この場所、クリタケの季節には、シモフリシメジもでているはず・・・。道に戻り、今度は反対側の山を登り、赤松混じりの雑木林を見て廻る。最初の一つ・・・






シモフリシメジ



傘の開いた大きなもの。いつも、こんな場所では出ていたことがないのだが・・・。辺りを見てみるが、シモフリはこれだけでクリタケが見つかる。




      
クリタケ




 いつもの場所を着いて、探す。





シモフリシメジ









山は乾燥しきっていて、シモフリシメジも惜しいことに乾き始めている・・・


 さらに探すと、沢山出てはいるんだが・・・









      











      
シモフリシメジ



 
 シモフリシメジに混じって、妙に白いきのこが出ていた。これは・・・独特の臭い・・・




      
左:ミネシメジ幼菌
右:カベンタケ
この時期、赤松の下に発生する右のような菌はヒメカンムリタケであることが多いとの指摘を頂いた。どちらも良く似た菌で残った写真だけでは判断できなかった。次回はじっくりと観察することにしよう・・・。


 さて、寄り道はこれでおしまい。ブナ帯へ・・・




野菊・・・分からない。ハルジョオンに似ているけれど、違う。




      
ヨメナ


途中の田んぼの畦に沢山咲いていた。花の径が5cmほどもある。ヨメナとは思わなかったが、よく見ると、多分、ヨメナ。引っこ抜いて持ち帰った。ヨメナを庭に植えるのはどうかと思うのだが、どうせノコンギクも庭で満開なんだ。ヨメナも植えてしまえ・・・。どちらも同じ場所で殖えたりするんだろうか?それもまた、面白い。





収穫(シモフリシメジだけ)

酒蒸しにして食べよう・・・。
コメント (6)
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