ブログ人 話の広場

日頃の生活のなかで見つけたことなどを写真もそえて

例会後の歓談の楽しみ

2010-11-17 09:51:27 | 日記・エッセイ・コラム

 僕は毎週1回お昼に開催されるロータリークラブに属しているのですが、食事を含めてわずか1時間の間にいろんな報告や依頼などを処理していくのですから、とてもあわただしい気がします。それでも久しぶりに会う仲間と声を掛け合うことはそれなりに大きな意味があり、かつては颯爽と活動された、今は年配者になった方とも話せるのも楽しいものです。

 僕はもちろん例会を大切に思い、参加しているのですが、その例会が終わった後、尊敬する大先輩とお茶の二次会をするのがとても楽しみなのです。年齢的には一回り以上も先輩ですが、一杯のコーヒーをご馳走になりながら、いろんな世間話をする時間がいとおしくさえ思うほどです。

 もちろんこの先輩は年齢のこともあり、普段あまり外出されないようですが、それでも今もいろんな会の重鎮として活動され、熱心なクリスチャンでもあります。話すことは会のことはもちろんですが、今の世の中に怒ったり、人生の過ごし方など、話が尽きません。あっという間に1時間半ほど過ごして別れるのですが、普段公式の場では話せないまさに四方山話ですから、全く肩のこらない話題です。

 そんな方と話すのですから、知的ゲームをしているようで、その日はとても充実感があり、帰宅してもあまり疲れを感じないのです。人は楽しい時間を過ごすことができたと感じたら、あまり疲れないものなのですね。帰宅したら早速溜まった原稿などの処理しなければならず、どこから手をつけようかと思うと、もうやる気をそがれてしまい、「今日はやめた」とコンピュータを閉じてしまうのです。

 かつてのように終日コンピュータに向かう生活を止めることが多くなりました。人生には余韻や自ら享受する時間をとって心を休ませないといけないなあと日々思うのですが、加齢がそうさせていくのか、堕落していく課程なのか、ふと我に返ることが多くなりました。それにしてもこの年になっても執筆作業が続くというのは喜んでいいのか、悲しむべきか、そんな日々です。

 また来週この大先輩と歓談する時間がとれますようにと思うのです。互いに健康に感謝して。

やさしいタイガー