ブログ人 話の広場

日頃の生活のなかで見つけたことなどを写真もそえて

天高く雲低く

2010-11-05 08:48:09 | 日記・エッセイ・コラム

 11月に入っても一向にすっきりした空模様になりません。傘を持ち歩かないといけないようなどんよりとした毎日です。これも今までにあまり感じなかった北国のお天気です。日本人は比較的毎日のお天気を神経質なくらい気にする人種です。

 これは多分生活との関係で生まれてきた感情かもしれませんね。農業にしても日々の気候の動きが生産にも影響したり、山あいの村ではなだれや自然災害が気になるでしょうから。それぞれの仕事や立場で毎年の自然のリズミカルな変化に学んでいく人びとにとって普段と違う自然環境に戸惑いがあるのでは、と案じますね。

 札幌の町の街路には大きなイチョウの葉がべったりと張り付いて、まさに「ぬれ落ち葉」になっています。もう風が吹くと、瞬く間に大きな樹の葉といえども地上に落ちて命脈を終えます。そんな道を滑らないように歩きながら、「葉っぱのフレディ」という作品を思い出します。

 青々として秋空もやがて見ることが出来るでしょうし、満艦飾の彩りは人びとを楽しませてくれるでしょう。 今朝も家の中は電灯をつけるほどの暗さです。自然の摂理には勝つことが出来ません。毎朝、窓から見える空を眺めながら、この空を味わうことのできる一日のスタートに先ずは感謝して行動開始です。

 今日も元気と感謝で一日を過ごしたいと思います。

やさしいタイガー