ブログ人 話の広場

日頃の生活のなかで見つけたことなどを写真もそえて

整理整頓で年度末

2009-03-31 09:35:58 | 日記・エッセイ・コラム

 ずっと気になっていた机の周囲の整頓を少しずつ始めました。やりだすと次々と手を休めることが出来ず、それでも何日もかかってしまいます。芥川だったか、夏目だったか忘れましたが、3日資料を見ることがなければもう棄てるべきものだ、といったことを妙に頭にこびりついていて、その気になるのですが、それでも整理しているうちに、”これは残しておこう”と自分に言い聞かせて残し、結局1年も2年も見ないまま放置したものが結構多いのです。

 それにいろんな郵便物の空封筒も溜まります。ぼくは封筒を丁寧に分解し、裏返し糊付けして再利用する習慣がついて、これが又どんどん溜まっていきます。相手の方には失礼かもしれませんが、資源利用と思って使っています。また切手ははがして友人の仕事の一部にとJOCSにたっぷり溜めてから送ろうとしています。それでも最近は切手を貼る人が少なくなりましたね。

 そんな手の込んだことをしているから、いつまでたっても整理できないのでしょうね。よくわかっていながらいっこうに満足するゴールが見えません。でももう少し空間を作るために、続きの取り組みをしていきたいと思います。いつかここで完了しました、と報告できるように、と念じつつ。年度末にあたり小さな気になる総括でした。

やさしいタイガー


「素人画廊」増えました

2009-03-29 09:01:39 | 日記・エッセイ・コラム

 春になると、ようやく外に出て絵を描きに行こうかなという気分になります。それじゃ今の間にコンピュータの中に設けている「話の広場」の一コーナー「素人画廊」を整理しておこうと作品も多少増やしました。春の個展です。どうぞお訪ねねください。

 昔に書いたものも含めて、一つ一つ眺めながら懐かしく思ったり、相変わらずだなあと嘆いてみたり、まるでわが子の姿を見るようで、、ちょっと面映い気もしていますが、恥もいとわず、並べてみました。自分にとって趣味は何ですか、と聞かれると、今までやや遠慮がちに水彩画と応えていたのですが、今では一貫して趣味の第一に挙げることができるようになりました。本当に楽しい時間だと思えるようになりました。その要因は一緒に描くスケッチ仲間がいるからでしょうか。

 絵を描く人はみんなそうかどうかはわかりませんが、実際に描いているときはあまり考え事をしながら筆を持つ人はいないのではないでしょうか。集中力や外の空気を吸って一人の世界をつくる、説明しにくいのですが、こころのおもむくままに白い画用紙を埋めていく醍醐味を感じます。そんな気持ちで描いた作品を素人画廊に飾っています。ご批判をいただければ幸いです。この画廊は制限期間がありませんのでいつでもどうぞ。

やさしいタイガー


放送の影のサポート

2009-03-28 11:03:56 | 日記・エッセイ・コラム

 地域放送は聴取エリアが狭いためにスポンサーがつかず、どこの放送局も四苦八苦しているようにうかがっています。それでもあなたのご家庭にお届けしたいという心優しい思いで大変な努力をされていることが、関わってみてよくわかる気がしています。僕もその一人なのですが、僕にはとても力になってくださる友人がいて、こんなCDは如何ですか、と貸してくださって大いに助かっています。そのHさんから、地元の人で素晴らしいエンタテナーがいると紹介してくださり、早速CDを送ってくださいました。

 一人は森崎ひとみさん、現在札幌を拠点して僕と同じように別の曲のパーソナリティをされたりリサイタルを開かれるシャンソン風な哀愁をたたえながらポピュラーな曲を魅力に唄われています。もう一人はハーモニカの演奏者で千葉智寿さんです。オリジナル曲含めておなじみの曲が数曲入っていて特有の音色で心を癒してくれます。

 小さな局には飛びぬけたスターがいて、ラジオに釘付けにするほどの内容を話しても、リスナーと離れてしまっては価値がないのではと常々考えます。一言の励ましが、1通のお便りがぼくにとっては何よりもご馳走です。そのHさんはいつも聴いていた下さって、影で足りない部分を補ってくださるのです。だから3年も続けることが出来たと思っています。

やさしいタイガー


待望の万年筆が

2009-03-27 10:32:45 | 日記・エッセイ・コラム

 いつか上等の万年筆が欲しいなあと思っていたら、思わぬことでやっと手にもつ事ができました。すらすらと流れるように書きやすい万年筆はまるで僕に何か書けといわれているようで、じっと眺めています。どうもコンピュータを使い出すと、つい頼り切って誤字も平気で書いていたようで、厚顔の至りです。

 万年筆は持つ所もやや太めで黒色に金で縁取りがしてあります。ちょっと贅沢な気分です。ぼくは以前から縦書きを習慣としていたこともあって、手紙類はほとんどタテに書いています。だからペンでもボールペンでもあまりヨコ書きをしないのです。多分僕くらいの年齢の方や、その昔書道を習った方の中には案外タテ書きを好んでいらっしゃるのではないでしょうか。

 中にはどうも書くのが苦手で、とおっしゃる方はヨコ書きが多いかも知れませんが、それにしてもいろんな方の書体を見て驚くことがあります。よくこんな形で書けるなあ、身体を斜めにして読まないと判読できない極端な書き方の人もいました。名は体を表すとも言いますが、字も心を表すといえるかも知れませんね。たかが万年筆、されど万年筆です。ぼくにとっては。楽しくなります。ただしそれで小説でも書いてなどという思い上がりはありません。

やさしいタイガー


盆栽と癒し

2009-03-24 21:30:10 | 日記・エッセイ・コラム

 近年、一般家庭で園芸や盆栽を趣味にしている人が多くなったようにみえます。僕が所属するクラブに来てスピーチをしてくださったのは盆栽の専門家の方でした。手でつまめるような小さな盆栽から100万円もするような盆栽まで多種多様にあるのだなあと教えられました。そして結構盆栽ファンが多く、コツコツと盆栽に人生をかけている方も多いともしりました。

 我が家にも狭いながら、いろんな鉢植えがあり、また木々が所狭しと飾っています。日々変化が見られ、時には思いがけず、美しい花や実をつけた作品を見て、小躍りするほどの喜びが沸いてくるのです。盆栽を育てるには、毎朝盆栽の成長を見つけ、時には剪定や水やり、虫がついていないか、枯れていないか、など細かく神経を使ってじっと眺めることが大切で、そうした日々を続けていると盆栽も成長し、自分自身の健康にも繋がると話していました。

 そしてその盆栽を見つめていると、心が癒され、和み、愛でる気持ちが倍増されて行くという話です。やさしい園芸の作品が楚々と咲き誇っている姿を見ていると、自らの精神も安定していくという効果もあるそうです。「よし、自分もやってみよう」と衝動的に取り組むと、大失敗するそうですから、本気でやるなら最後までやり通す意志が必要です。”桃栗3年、柿8年”というほどですから。勉強になりました。

やさしいタイガー