野鳥、旅、nature、
 ♪ 雲よ風よ空よお前たちは知ってるかい、触れ
 合う心に夢溢れくる、ほのぼのとした喜びを…。

 禁:無断転載





東向きの陽当たりの良い場所に出していた朝顔の鉢が熱くなって、葉が萎れてしまった。
日陰に避難して持ち直したがやっと夏らしくなった。

<撮影2016.6.18>

きょうの朝開花したレインリリー。別名「玉すだれ」とも言われています。





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「…おごれる人も久しからず、ただ春の夜の夢のごとし。たけき者もついには滅びぬ、偏に風の前の塵に同じ…」と、
その昔、語った人がいた。

近ごろの我が国はどうだろうか。正義感は退化し、徳とか恥ずかしい…と、言う概念など持ち合わせてない政治家や
企業人などが次々と背任行為で後を絶たず。辞任した都知事の振る舞いはあまりにも低レベル、「俺と一緒にするな…」
と、清盛は言うだろう。これからの日本の形、人の教育はどうあるべきか100年先を見た議論が出てこないのは、
どうしてであろうか。
今、我々に第3の波(IoT)が押し寄せているらしい。無機質なコンピュータ革命。ネットのシステムが生活の中に急速に
組み入れられ始めている。
しかしウイルス詐欺は蔓延して常態化、ネットの弱点は一向に解決できていない。人間という生き物、書物のページさえも
捲らないで済む便利さを享受。個人情報が流失ても不感症の様相。もう数十年前、テレビが普及始めた時、一億総白痴になる
と、言われた時がある。第3の波は人類に幸福をもたらすのであろうか。ほどほどを忘れた「デジタル革命」が悲劇にならない
よう願うばかりである。

<撮影2016.6.16>

鉢植えのゼラニュウムにひっそりと寄りかかって咲いていた一本のネジバナ。
3日前に見つけて陽の当たる花壇に移植したものです。野生ランの仲間でモジズリとも呼ばれています。
どこからか種子が飛んできて上手く発芽したものでしょう。





今年もたくさん花をつけたカワラナデシコはそろそろと身をたたみ始めました。

万葉集では大伴家持の歌が有名ですが、丹生女王(にうのおおきみ)という人の相聞歌がありました。
  高円の秋野の上のなでしこが花
    うら若み人のかざししなでしこが花



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鉢植えのハゼランが開花しました。昨年は花をたくさんつけた後、茎もなくなり冬を越したが、
他の草と混在して忘れていた。春になって見せた株元は枯れて瀕死状態。半ば諦めていたが
土を入れ替え様子を見ていたところ、二ケ月後に新芽が顔を出し生き返った。

<撮影2016.6.10>

今頃は午後4時前後から開き、陽か落ちると共に閉じてしまう可憐なハゼランです。
ちょっとした風にゆらゆら、止まる瞬間を待っての撮影はピンアマのようです。





<撮影2016.6.9>

これはマンネングサ…丈夫な草であるが花はいつも2~3個だけで終わってしまが、
今年は日陰の場所でいつもより多くつけてくれた。





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アップが7日遅てしまった。6/1に妙法寺の花菖蒲を見に行ったが、2~3日早かったようです。
梅雨に入り、このところ凌ぎやすい日が続く。伊勢志摩サミットが無事に終わり、”ほっと”するもつかの間
税金を私物扱いにしている都知事は、議会、都民、マスコミからも叩かれ四面楚歌。こんな状況にもかかわらず、
平然とした鈍感さ、恥知らずには呆れるばかりである。早く退散願いたい。
このご時世、大人たちの日常の所作動作の劣化が目立つ。自転車はもとより歩行者の動きかた、狭い車道になると
赤信号なのに平然と無視して渡ったり、大きな車がひっきりなしに走行している危険な環七で青信号といっても
横断歩道を斜めに渡るは!、こう言う者が後を絶たない。”お天道様が見ている、恥ずかしいよ”…と、感じない
感性の劣化。企業の会計や品質偽装も然り。よそ様を見て我が身を振り返って見よう。
小学校からプログラミング教育を始めると熱を入れ出しているが、こんなことに現を抜かしていいのか、若い世代の
エネルギーを他に活用する場があると思うだが…。

<妙法寺の6月です…2016.6.1>

ビヨウヤナギ



紫陽花はまだ淡色でした。




花菖蒲はまだ、ちらほら…。







妙法寺の一番奥まった所です。



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森の野草たちに続きます。訪れた日が中途半端であった。秋田駒ケ岳の入山は6/1からという。2~3日遅ければ
バスで8号目まで行き、花の百名山の入り口ぐらいは見られたのに残念であった。
新緑は爽やかですが、水芭蕉もリュウキンカも終わり、見所はイマイチ。これからは駒ケ岳の6/中~7/中、高山の
花々、そして秋の乳頭温泉郷の紅葉の時期でしょう。
乳頭温泉郷は宿泊した「休暇村」の他に有名な「鶴の湯」、鶴の湯別館「山の宿」そして「黒湯温泉」、「孫六温泉」、
「蟹場温泉」、「大釜温泉」、「妙乃湯」と8ケ所、湯巡りができるミニバスが運行されています。

<2016.5/29~31>

ここは「大釜温泉」休暇村からなだらかな坂道を登って7分ぐらいの所。足湯があるというので行ってみたが熱くて足は
入れられなかった。






秘湯の代表格であろう鶴の湯。由来記によると1638年に始まるという。まるで映画のセットのような佇まい。



これは電話ボックス。




風情満点、1時間に一本ぐらいの路線バスの待合室です。
こんな山奥で路線バス頼みの行動は思うように行かないが、ゆったりとした時間の流れは瞑想にふけるには最適である。

帰る日の田沢湖…天気晴朗、初夏の爽やかな風でした。


田沢湖駅のホーム「こまち22号」を待つ。



「こまち22号」が来ました。


田沢湖線(盛岡ー大曲)は在来線の軌条を拡げて(1067→1435mm)新幹線の軌条と同じにして相互乗り入れできる
ようにした路線。ただし、この路線は在来線規格。車両幅は新幹線と同じでは乗り入れられず、車両幅は在来線規格でなければ
ならない。
一方,今まで1067mmの軌条を走っていた車両は車輪幅を拡げた新しい台車に変換が必要である。
席はA.B席、D.C席でそれぞれ2人掛け。新幹線普通車のA.B.C席3人、D.C席2人掛けよりもいい感じだ。
最高速度は130km/h程度(新幹線の200km/hにも及ばない)。ということでこの路線は正式には新幹線とは
言えないで、ミニ新幹線の愛称で呼ばれている。


ここでは車両とホームの隙間は規格通りであるが、新幹線の路線に入りホームに停車すると
車両との隙間が拡がるので縮めるように出入り口にはステップが下がってくる仕掛けだ。
これは山形ミニ新幹線も同じである。


今回の旅はこれで終わります。


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山河ある田舎を持たぬ身にとって、山里の四季や、森の中の露天風呂を抜ける風は記憶の中の故郷になっているようだ。
思い出せば幼少の頃、今は亡き両親に連れられて、群馬県は藤原ダム開発の最中、秘湯と言われて人気のある宝川温泉に
何度か連れて行ってもらった。今では路線バスがあるが当時はそんなものはなく、工事用のトラックに家族4人ぐらい
だったか?、舗装されてないガタガタ道、トラックの荷台の足元は穴だらけ、近くからはハッパの音(ダイナマイトの爆破音)
が聞こえてくるし、びくびくしながら揺られて行った思い出が懐かしい。水上駅から宝川温泉まで18km前後、宝川温泉の
入り口からさらに5kmほど奥に入ると庭にタヌキが出るので有名な湯の小屋温泉も人気だ。
ここを起点として尾瀬に入ったことが一度。

こんな幼い時に染み付いた山河の記憶が歳を重ねて回帰してきたのでは、と思うこの頃である。
とにかく、何もなくても森や林の中を歩き、小川を跨いで草花を求め、新しい発見があった時は嬉しいものである。
めぼしい野鳥に出会えれば、これは ”おまけ” …だ。

6年前にバスツアーで横目に見ただけで通過していた乳頭温泉郷であったが、今回はどんな風情であるか、
電車とバスを乗り継いで初めて訪れてみた。

<2016.5/29~31>(その一)

最寄りの駅はJR田沢湖。ミニ新幹線が開通して立派な駅舎だが風情に欠けるデザインである。。
乳頭温泉郷にはここからバスで45分ほどで着く。


閑静な駅前風景が拡がる。


途中、乳頭山を背景にした田園風景が見られ、撮影スポットにしたかったがバスに乗ってしまうと、
降りるわけにいかずマイカーではない弱点だ…。45分ほどで宿泊場所は休暇村乳頭温泉郷。


早速荷物を降ろして周辺の散策を始めたが、森中がハルゼミの大合唱。後でホテルの人に聞いたらエゾハルゼミという。
ここは標高700mほどらしい、この時期、森はブナの新緑に覆われ、野に出ると(西洋?)タンポポの黄色ばかりが目立つ。


綿毛で覆われた蕗のとうがあちこちに見られる。ハルゼミの大合唱は野鳥の声も消してしまうほどうるさく、
耳がおかしくなるほどであった。



旅立つ寸前の種子が一つ。


森の中では足元にスミレや、


コバノタツナミソウ、


コンフリーの花、


チゴユリ、




ホウチャクソウ、




マイヅルソウ、(チゴユリ、ホウチャクソウ、マイヅルソウもユリ科)


ミヤマカタバミなど、白い花が多く見られた。



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