森の野草たちに続きます。訪れた日が中途半端であった。秋田駒ケ岳の入山は6/1からという。2~3日遅ければ
バスで8号目まで行き、花の百名山の入り口ぐらいは見られたのに残念であった。
新緑は爽やかですが、水芭蕉もリュウキンカも終わり、見所はイマイチ。これからは駒ケ岳の6/中~7/中、高山の
花々、そして秋の乳頭温泉郷の紅葉の時期でしょう。
乳頭温泉郷は宿泊した「休暇村」の他に有名な「鶴の湯」、鶴の湯別館「山の宿」そして「黒湯温泉」、「孫六温泉」、
「蟹場温泉」、「大釜温泉」、「妙乃湯」と8ケ所、湯巡りができるミニバスが運行されています。
<2016.5/29~31>
ここは「大釜温泉」休暇村からなだらかな坂道を登って7分ぐらいの所。足湯があるというので行ってみたが熱くて足は
入れられなかった。
風情満点、1時間に一本ぐらいの路線バスの待合室です。
こんな山奥で路線バス頼みの行動は思うように行かないが、ゆったりとした時間の流れは瞑想にふけるには最適である。
帰る日の田沢湖…天気晴朗、初夏の爽やかな風でした。
田沢湖駅のホーム「こまち22号」を待つ。
「こまち22号」が来ました。
田沢湖線(盛岡ー大曲)は在来線の軌条を拡げて(1067→1435mm)新幹線の軌条と同じにして相互乗り入れできる
ようにした路線。ただし、この路線は在来線規格。車両幅は新幹線と同じでは乗り入れられず、車両幅は在来線規格でなければ
ならない。
一方,今まで1067mmの軌条を走っていた車両は車輪幅を拡げた新しい台車に変換が必要である。
席はA.B席、D.C席でそれぞれ2人掛け。新幹線普通車のA.B.C席3人、D.C席2人掛けよりもいい感じだ。
最高速度は130km/h程度(新幹線の200km/hにも及ばない)。ということでこの路線は正式には新幹線とは
言えないで、ミニ新幹線の愛称で呼ばれている。
ここでは車両とホームの隙間は規格通りであるが、新幹線の路線に入りホームに停車すると
車両との隙間が拡がるので縮めるように出入り口にはステップが下がってくる仕掛けだ。
これは山形ミニ新幹線も同じである。
今回の旅はこれで終わります。