野鳥、旅、nature、
 ♪ 雲よ風よ空よお前たちは知ってるかい、触れ
 合う心に夢溢れくる、ほのぼのとした喜びを…。

 禁:無断転載





  前回に続き乗鞍高原から美ヶ原へ。梅雨前線が停滞し,雲行きも怪しい日が続いた。
  当日の宿は美ヶ原では初めての山本小屋ふる里館。ここから4kmほどの所に王ヶ頭ホテルがある。
  この2箇所は兄弟関係。 王ヶ頭ホテルは今まで2回行っているが、山本小屋ふる里館も評判が
 良いので行ってみることにした。9年前に王ヶ頭ホテルに車で行く途中、ゴール間近の山道で落ち
 ていた薄っぺらい岩石を不覚にも跳ね、タイヤと接しているタイヤホイール縁にあたりへこみ、
 タイヤも傷を受けて空気抜け。急遽頼りないスペアタイヤに交換した苦い経験がある。
  道路山側の斜面を見ると平ベったくて、大きいもの、小さいもの、平均すると10㎝ぐらいの石片
 がびっしりへばり付いている。
  タイヤでこれを踏み、跳ね上ってタイヤに当たったら切れてしまいそうなシャープエッジの石片。
  斜面にある石片は雨が降ったら落ちてくるような頼りなさ。美ケ原は永年、人の手が入って守られ
 てきたので人口的に斜面をカバーする目的でこうなったのかわからない。板状節理の安山岩のような
 感じの石片がへばりついた場所が所々ある。美ヶ原に入る道路は主に林道美ヶ原スカイラインとビーナ
 スラインで行く道があるが、スカイラインでの頂上付近の道路は要注意である。
  最近はスペアタイヤを標準装備してない車があるようだ。暗い道でパンクしたらどうするのだろうか
 どこに傷が入ったかわからないのに応急処置用に搭載してあるボンベは役立つだろうか…と、つまらな
 いことを考えてしまいますが、昨今はすぐ保険会社にSOSでしょうか。しかし場所にもよるが山道では
 相当待たされるかもしれない。最近はマイカーはやめて大人の休日クラブでJRは3割引き、後はレンタ
 カーか送迎バスで行くことが多くなった。今回も特急あづさと松電、そして路線バス&送迎バスの活用
 である。

  <撮影2017.7.3〜4>
 
 雲の波が一時、引き下がった。標高は2000mほどの美ヶ原から薄景を眺望。


 レンゲツツジは終息にかかっています。



 山本小屋ふる里館の近くから王ヶ頭を望む。


 この雲の切れ目は一時的であった、翌日は朝から視界不良。

 名前不詳の可憐な花。


 この花もよくわからないが葉はイワタバコに似ている。


 ハクサンフウロがちらほらと顔を見せていました。





 初めて見るのはラン科のテガタチドリでした。



 以下7月4日撮影。
 帰る日の山本小屋ふる里館は霧の中。下界から見れば雲の中。

 ふる里館の人が近くに九輪草が咲いている、と教えてくれたので、撮影できた。
 小さな群落を成していた。 



 帰路はふる里館の送迎バスで王ヶ頭ホテルまで行き、そこから乗り換えて王ヶ頭ホテルのバスで松本へ。 
 王ヶ頭ホテルの玄関から外の眺めは…少し先の電波塔はうっすらと。



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 山野草を求めて乗鞍高原から美ヶ原に散策してきた。赴く先は目的により夏であれば、夏スキー
登山、温泉、料理、鳥撮、鉄ちゃん、単純に旅、等など、人それぞれ。筆者のプライオリティは
いつもトレッキングの中で山野草を探し、温泉に鉄道、あとは料理がよくて、おまけは鳥撮だが
カメラ、レンズの軽量化は欠かせなくなった。

 この数年という時の流れは目に見えるもの、見えないもの、人の立居振舞、言葉など、日本の
美しい景色が遠ざかっていくのに拍車がかかっているようだ。これは世代交代の宿命であろうが
寂しいことである。最近、BSの各局で昭和歌謡曲の番組が度々放映されるようになったがこれは
上記に述べたような背景への抗いの一部でなかろうかと思う。忘れ去られていく日本の美しい情景
を懐かしい歌謡によって懐古させてくれる番組としてありがたい。

 去年の今頃、NHK FM放送で聞いた何とも言えない味わいのある”ちあきなおみ”の歌が素晴らし
かった。録音したので今も毎日聞いている。3番まであるがとりあえず1番を紹介、替え歌を作っ
てみました。曲が聞こえず残念ですが。

 詩:(吉岡 治?)   曲:むつひろし   歌:ちあきなおみ      
「 出船 」原詩 
 港のはずれの居酒屋で 出船の汽笛を聞いていた 埃かぶった柱時計を見上げ 突っ張る気持ちの
 強がり笑顔のその裏で 胸の振子が 胸の振子が泣いている

 この歌詞の捉え方は人それぞれの感性で異なると思うが、今の政治家に重ねていろいろな場面を
 想定し替え歌にしてみた。

 替え歌は「 我慢 」
 官邸を退がってそそくさと 帰って女房と向い酒 何を聞こうとプライムニュースにゃ索索
 突っ張る気持ちの 強がり笑顔のその裏で 胸の振子が 胸の振子が哭いている
 2番、3番もできていますが、次回に…。

 旅行の話に戻ります。 
  当日は(7/1)あいにく岐阜、長野、連なる北陸地方は大雨洪水警報。大糸線は運行取りやめ
 という大荒れの天候。宿のキャンセルはできないしどうなるか不安を抱えたまま中央線に乗り込んだ。
  出かける朝、新島々バス発着場へ問い合わせたら通常に運行している、ということであった。しかし
 上高地は不通とのこと。紙一重とはこのことであろうか、かろうじて目的地に行き着くことができた。
 
 <撮影2017.7.1〜3>
 北海道から九州まで36か所で展開している休暇村グループ、今回は休暇村乗鞍高原に宿泊です。


 牛留池から乗鞍連山の山頂は無念の雲隠れでした。


 カエルの卵があちこちに。

 

どのようにしてこうなったのだろうか不思議な木を発見。


 アカハラを遠望。特徴のある歌声を聴かせてくれた。左は拡大して見たところイワツバメ。



 上の画像を少し拡大。

 アカハラの撮影中、腰の周りにまとわりつく蝶、図鑑で見た結果、ヤマキマダラヒカゲ、サトキマダラヒカゲ
 どちらも似たようで素人には特定難しい。どっちかのようだ。



 一ノ瀬遊園地に行く途中、ギンランを発見。これは初見のササバギンラン。




ベニバナイチヤクソウを発見。これも初見です。




 これはお馴染みのウツボグサ。




 アカツメグサに…、

 葉陰からなかなか出て来ないウスバシロチョウでした。


 ところ処、小さな群落は清楚なアヤメが旬でした。








 標高2702mの畳平は雲に覆われ視界10m。風も強く土産店から出るのもためならず、
 バス代は一人往復2500円、二人で5000円はパー。14年前にも来たがやはり雲隠れ、
 ここはついてないな…。


 帰りのバスの窓から、少し下ればこんな景色でした。



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 台風が去った、と思いきや、しつこい梅雨前線がまだ停滞して九州地方は大変なことになっている。
 地球の気象がおかしくなっている一方、外来危惧種の小さな生物の侵入が増大している。
 いや何も植物や昆虫ばかりを責められない。地球が誕生してから最大の危惧種は人類であろう。
 コロンブスが大陸を発見後、いかに多くの外来人種が自然と共に平和に暮らしてきた原住民を侵略し
滅亡に追いやってきたか数え上げたら切りがないくらいである。しかも現在においては核武装を脅しの
鉾として人類の平安を脅かす国がある。地球上の生物がリセットしないことを願うばかりである。

 <庭の鉢植えのベゴニアが面白い花をつけました>








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