野鳥、旅、nature、
 ♪ 雲よ風よ空よお前たちは知ってるかい、触れ
 合う心に夢溢れくる、ほのぼのとした喜びを…。

 禁:無断転載




 
  朝晩の暑さがやっと和らいできた。かって日本で使われていた暦、二十四節気は処暑。
 異常気象と言われている中、今の所はこの暦をなぞって通り過ぎて行くようだが週末はまた
 暑さがぶり返す予報だ。地球の肺と云われているアマゾン熱帯雨林が火災を起こし拡がって
 いると云う昨日のテレビ。グローバル化の暴走は利益優先の覇権至上主義の国を齎した。

  人類は授かった知能を上から目線で傲慢さを悟らず、森林を開発し砂漠化を拡げた。
  温暖化を阻止する事にも一枚岩になれず歯止めが効かない。このままでは知らず「地球は人
  の住める星ではなくなった」……と、地球を脱出した昔地球人が復、宇宙の覇権を争う。
  否、もう始まっている衛星破壊兵器の開発、どこまで愚かなのか。

  一昨日、久しぶりに訪れたアゲハでした。更新もゆるユルとマイペースの日々。

 <2019.8.25>

  ホトトギスの花とアゲハ。ペアだろうか、右の黄色の方がメスか、翅が損傷し尾が欠損している。
  左はオスか、判別が難しいな。


 
  向きを変えて撮ってみた。      

 
 彼方此方から顔を出したハゼラン。まだ蕾がいっぱい。





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  庭に訪れる蝶たちの顔ぶれが変わってきた。7月はアゲハが多かったが、最近は
 ツマグロヒョウモンが多い。そしてきょう、庭に初めてホシミスジを見る。 

  <2019.8.20>
  センニチコウにツマグロヒョウモン(♀)


 
  コミスジかと思ったらホシミスジ

 
  ヤマトシジミ  

    

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  7/30きょうは帰途の日。上越妙高駅から乗る新幹線15:53までに周れるお勧めの所が
 ないか聞いてみた。関山駅の傍の関山神社と上越妙高駅から二ツ先、直江津駅の二ツ手前高田駅
 の近くは高田公園で蓮祭りを見られるというので行くことにした。
  できれば標高1,300mにある笹ヶ峰高原まで行きたかった。笹ヶ峰はマイカーであれば60
 分ほど行ける所だが、路線バスでは周れる時間帯はできず諦めた。

 <2019.7.30>

  ホテルの窓から見る朝の景色は久しぶりの青空。しかし正面に聳えるはずの2,454m妙高は
 きょうも姿を見せなかった。

 休暇村妙高、ホテルの正面。

  ホテルから市営バスで15分、関山神社に着いた。1582年に信長の家臣の越後侵攻によって
 焼失したが、今から200年前に再建されたという霊峰妙高山の里宮である。
       


  静寂の空気は雑念を忘れさせてくれるが関山駅までの市営バスが来るのは2時間先だ。
  この場所で2時間はつぶせそうもないので駅まで歩くことにした。地図を見て歩き出した。
  とにかく蒸し暑い日が続く。神社を出て駅に向かって歩いたつもりであった。
  向こうから3歳ぐらいの女の子を連れた母親が歩いてきた。駅までの道を聞いたら逆の方向
 を教えてくれた。方向音痴になったか。女の子は熱があつて病院に行く所であったという。
  途中まで一緒の一期一会、女の子は意外と元気、挨拶も出来る笑顔の可愛い子であった。  
 
  地図上から距離を割り出し予想していた20分ぐらいで駅に着く。   

  この車両で高田まで。

  高田駅のホーム。    

  駅舎は今まで見たことのない風貌、立派だ。


  駅前の佇まいは雁木の構築、豪雪地域の冬の備えを見た。立派な街並み、雁木の下を歩いたが
 人通りは少なくシャッターの降りた店もちらほら。この街並みはいつまで維持できるのであろうか、
 ふと頭をよぎった。雁木街の地魚和食「軍ちゃん」で昼食を摂る。

  高田公園までテクテク、20分以上歩いたか、とにかく暑い。高田城三重の櫓が見えてきた。    



 他にも園内は見所はたくさんあったが、時間不足でタクシーで高田駅に戻った。

 
   今回で終わります。きょうアップした8/15は終戦記念日、台風10号は関東地方にも余波、冷房
  なしの部屋は今、30.5度、湿度76%とにかく蒸し暑い。台風去った後、また高温が続く予報だ。
   

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  前回に続き7/29は池の平いもり池を計画。しかし朝からはあいにくの雨。
 午前中まで時雨れて視界不良となったがやっと雨が上がった昼下がり、市営のマイクロバスで赤倉
 温泉街を通り、30分ほどでいもり池に。赤倉温泉街を通りぬける際、マイクロバスの運転手のお話
 はこうだ。旅館の後継者が少なくなり、空いた旅館は外国人が多く経営するようになった。
  しかし営業するのは冬季のみ。スキー客目当てで普段は廃屋のような佇まいとなっている。
  組合にも入らないし困った、という。確かに見たところあちこちで旅館は寂れて廃屋のように見え
 る建物がある。少し引っ込んだ赤倉観光ホテルだけが大きく視界に入った。
  このところ日本のスキー場は外国人に好まれているようだが、日本各地の伝統ある温泉街の行く末
 が心配である。歴史ある日本の景観は重要な資産である。景観の美という概念を持たない人物は自治体
 の長になってほしくはない。東京駅や皇居より高いビルが無かったら、どんなにか素晴らしい眺めが
 見られるだろうかと、思うこの頃である。

 <2019.7.29……いもり池から燕温泉へ>
  いもり池……周囲は504mと小さな池。


 
  白いスイレンの花でいっぱいだが妙高の頂はきょうも雲隠だ。      

ヤナギランが寂しく咲いてた。
 

  この実は何か。    

  いもり池を散策後、返す市営マイクロバスで燕温泉へ。ここも視界不良で見所なしだ。

  神が宿るという神奈山登山口。標高1,150mに位置する燕温泉と云えば名の知れた秘湯だが、
 ここも、この時期にこんな閑散としていて良いのか、という侘しさが漂っていた。
  ここまでテクテクしてきたが何しろ汗だくだ、今年の日本はこんな所でも蒸し暑い。
 
  温泉街を通りを抜けて階段を少し登ったところにある黄金の湯。   

  アキアカネだろうか迎えてくれた。

まだ紫陽花が咲いていた。
 
  周辺の草はらを物色してると木の根元にフウロのような花、
  帰って図鑑で調べるとタチフウロ。   

    

  宿への帰りがけ、マイクロバスの運転手が教えてくれた。窓越しに不動の滝を見下ろす。

  次回に続きます。


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  前回に続き妙高高原駅から関山駅に。新潟県と長野県の県境付近に聳える妙高山は古くから自然崇拝の
 霊山として信仰されてきた。ここ関山は8世紀初め裸行上人が妙高山信仰を広げるため、その里宮として
 創建されたという関山神社のある地区。また周辺は世界有数の豪雪地帯。

 <2019.7.28>
 7/28関山駅。幹線駅では造れないであろう地方ならではの個性的で洒落た駅舎だ。
 昔ながらの切妻屋根の和風も好きだがこんな駅舎を見ると ”ほっと” 笑顔になる。
 台風6号の影響はここにきて消滅したようだった。ここで宿泊先の送迎バスを待った。

 宿は送迎バスで15分ほど登った標高800mにある休暇村妙高。
 国内に展開するいつも利用する休暇村グループの宿である。
 着いてから広大な園内を散策することにしたが、残念なことに妙高の山は雲隠れしてしまった。

    ウツボグサ

 
  ヨツバヒヨドリ

   ヤマホタルブクロ
  

   ネジバナ

  卯の花には蝶と蛾が集まっていた。(10コマ入っています)

   続きは次回に

  

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   毎日が酷暑、もたもたしていたらもう立秋を迎えた。
   先月末、黒姫から妙高高原、そして「えちごトキめき鉄道」は高田(直江津の二つ手前の駅)まで
  時刻表任せのゆるり旅をしてきた。北陸新幹線開通後(1997.10〜長野新幹線、2015.3〜北陸新幹線)
  信越本線はあちこちで寸断された。
   親しまれてきた横川〜軽井沢の鉄道はなくなり、軽井沢〜篠ノ井は「しなの鉄道」、長野〜妙高高
  原は「しなの鉄道、北しなの線」、妙高高原〜直江津は「えちごトキめき鉄道」と民営化された。
   今年三月、運転免許を返上した。その後の旅は宿の送迎バスと路線バス、そして鉄道時刻表の横糸、
  縦糸を絡めて時刻表が手放せない旅となった。地方では路線バスは一日に数本あれば良し、ゆとりの
  無い市町村は細々と季節ごとの時刻表で市営バスを運行し訪れた観光客に対応している。
   宿が最寄りの駅から遠ければ送迎バスや路線バス等、足がある所でないと行けない。送迎バスは、
  駅まで迎えの午後に二本、朝の送りは駅まで一本、行きたい場所はかなり制約されてしまう。
   しかし都会を離れたローカルな駅は鉄道の残渣を見るのが楽しい。一見、殺風景な所でもいつも何
  かないかと、物色を始めてしまう。駅を離れて初めて歩く路も一期一会の巡り合わせに逢うことも楽
  しい思い出の栞になることが多い。

   ・7/28〜30まで2泊3日の行程、順を追って写真紀行で綴ってみた。
   7/28は台風6号が関東地方に上陸する予報で危惧していたが、出かける朝7時には熱帯低気圧
  になり小雨模様で幸いであった。
   東京駅から長野まで北陸新幹線、長野から「北しなの鉄道」で黒姫駅へ。黒姫駅は11年前に戸隠
  森林公園に行った帰り一度立ち寄ったことがあるがこの路線は今はローカルな感覚になってしまった。

  <2019.7.28……北しなの鉄道黒姫駅>

   この辺りは俳人、小林一茶のふるさと。ホームにも記念碑があった。
   「やれ打つな蝿が手を摺り足をする」


   駅から歩いて5分という黒姫ラベンダー園の行き方を案内所で訪ねた。
   しかしそういう所は無い、と言われた。事前に調べた「JTBの旅ノート信州」が古くすでに廃園に
  なっていたのか、25年前の一冊であった。なんとなく不安であったが当たってしまった。
   仕方なく他の見所を訪ねたところ、7〜8分歩いた所に一茶記念館や墓があるというので行ってみた。
   小丸山公園という小高い場所で樹木に覆われた素敵な公園であった。(gifファイル9コマ入っています)

   一茶記念館を見た後、黒姫駅へ戻る。乗り継ぎまでの数十分の間、駅周辺を物色した。
  ホーム端まで行ってみたところ藪の葉の隙間から見えた物があった。
  「あれは何だろうか……」と、良く見えるように態勢を整えた。見えたのは何と、ターンテーブルだ。

   改札を入りホームに出て、ここからは立ち入り禁止の端まで行って全体像が見えた。
   在りし日のSLの姿が浮かび上がってくる。 
   いつから使わないようになったか、もう四半世紀以上経つかも分からない。錆び付いて放置されている。
   これは解体処分の途中の姿だ。民営化以後の懐具合は予算が厳しく中途半端で終えたのかもしれない。

参考までに今は廃線となった当方の12mmゲージレイアウトの自作ターンテーブルを載せました。
   ターンテーブルは上路式と下路式と2種類あるが模型では下路式の形となる。


   黒姫駅から二つ目、ここは妙高高原駅。これは乗ってきた車両。しなの鉄道の営業区間はここまで。
   ここから先、直江津まではえちごトキめき鉄道となる。
 
  この日はここから乗り継いで、直江津行き「えちごトキめき鉄道」妙高はねうまラインで次の関山駅まで。

 
以後次回に続きます。


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