きょうの言いたいこと。
ニコンから変な名称のカメラの発表があった。ニコン1 V1という。
撮像素子の名は他社にも無い新しいサイズでCXフォーマットという。
それにあわせた新マウントの登場、それが”ニコン1”。
新撮像素子は
サイズ :13.2×8.8mm
対角線長さ:15.9mm
面積 :116.2平方ミリ
対角線比 :CXフォーマット(15.9mm)/FXフォーマット(43.3mm)
=0,368mm
従って画角はフルサイズ換算で1/0.368≒2.7倍となる
このCXフォーマット撮像素子面積は今注目をあびているオリンパスやパナのマクロ
4/3サイズの1/2である。
変な仕様にしたもんだ。 フルサイズ換算で2.7倍とは…2.5ではダメなのか
直判断できるのに。中途半端なサイズにしたもんだ。
何故4/3以上のサイズにしなかったのか。いろいろ疑問がでる。
以下このカメラに魅力を感じない理由。
1.デザイン…取ってつけたような箱物スタイル、まじめにやっているのか”1”に値するか。
2.名称の付けかたとロゴ…カメラの顔であるニコンのロゴ下に大きな文字で”1”こんな
もの不要、目立ちすぎて品が無い。軍艦部上面に小さくCXと入っていればよろしい。
なんでCXフォーマットが”1”なのか疑問。
3.機能面
やたらと使う人を怠惰にする機能が沢山ありすぎる。被写体がどのように動くか予測する
感性や判断力も不要になり撮影する楽しみを奪い、すぐに飽きてしまうのではないか…と
思うが。
他にも言いたいことは沢山あるが、一番重要なことは顔となるデザインと階層を踏まない
でストレートに指使いできる操作性である。
便利な機能が沢山あっても魅力に欠けたデザインや操作性で階層が2重3重とあっては
マニュアルを読む気になれない人がたくさんいる。
結論:カメラのデザインする人はフィルム時代のカメラのシンプルで美しい形をもっと勉強し
てほしいと思う。
きょうのカワセミ
渡りの途中で立ち寄る小さなヒタキ類がチラホラと混み入った葉陰の中に現れ始めた。
カワセミは片手間な撮影に終わってしまった。
<撮影2011.9.23>
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