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コーチ日本1のkazuさんが満を持してブログに登場!教育コーチを日本に広めた第一人者として、東奔西走しています。

自分が損をしていると考えていないか

2021-11-02 07:35:50 | Weblog
世の中には金持ちとそうでない人、
家族に恵まれている人と孤独な人、
仕事で充実している人と仕事がない人まで
いろいろな人がいるはずなのですが、
不思議なことに、
多かれ少なかれ、
みんなが自分はなんらかの損をしていると
感じているようです。

そのせいで、
仕事帰りの会社員が集まるような飲み屋では、
仕事や上司に対するグチのオンパレードだし、
お母さん方がおしゃべりする場では、
学校や自治体の手際に不満が爆発するのでしょう。

おとなたちだけではありません。
小学生くらいの子どもたちも
先生や友だち、
両親への不満を語らせたら、
口々に訴えて止まらなくなるほどで、
やはりなにかしら損をしていると
感じているのです。

中には本当に、
人のため、
会社のため、
地域のためと思って努力したことが、
まったく認められなかったり、
だれか他の人に手柄を奪われたりして
損をしている人もいるかもしれません。

けれども、
多くの人はそれほど「頑張った」わけではないのに、
自分だけが損をしていると思いこみがちなのです。
それは、
自分以外の人や組織が
「得をしている」ように見えるからですが、
じつはそんなに差がなかったりします。

よくいう
「隣の芝生は青く見える」という現象で、
実態を見れば自分が置かれている状況、
受けている待遇と変わらないことが多いのです。
かえって、
「得をしている」ように見える人が、
じつは損をしていることさえあります。

もともと損をしているのではないとしたら、
飲み屋でのグチに費やされた時間と酒代、
なによりそこに使われたエネルギーなどは、
それこそ無駄だったわけです。

社会的に受けるべき保障を受けていないなど、
その人が本当に損をしている場合をのぞいて、
「損をしている」と考えるのは
ストップしたほうがいいでしょう。

「損をしている」と考えることをストップすると、
驚くべきことが起こります。
その瞬間に「得」をしはじめるのです。

たとえば、
自分は仕事では恵まれていないが、
愛する家族に信頼されているとか、
地域の仕事をやらされているが、
そのおかげで知り合いが増えたとか、
きっと「損をしている」反対側には、
「得」が転がっているはずなのです。



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