コーチkazuの「夢が実現!」 http://www.katch.ne.jp/~k-kami/

コーチ日本1のkazuさんが満を持してブログに登場!教育コーチを日本に広めた第一人者として、東奔西走しています。

最後に火をつける

2019-12-23 06:18:31 | Weblog
コーチンクはとにかく行動がすべてです。
コミュケーションを交わした結果、
相手が気持ちよくなったかは二の次で、
実際に行動を起こしたかどうかが、
コーチングの価値を決める唯一絶対の基準です。

行動の集積が目標の達成につながれば、
もちろんいうことはありませんが、
最低限、
コーチが責任を持てるのは、
あるいは持つべきなのは、
クライアントの行動です。

コーチはクライアントが行動をとらないときに
「いゃあ、行動の強制はできないからなあ、
今はそういう状態なんだよ」
などといいわけしてはいけないのです。

相手が動かなかったということは、
あなたに十分なコーチング力が
備わっていなかったということです。
コーチングはそれくらい の覚悟で行う必要があります。

さて、
これまでいろいろなスキルやありかたを紹介レてきましたが、
そのすべては、
相手を行動に向かわせることが目的です。

コーチングをジグソーパスルにたとえるなら、
中でも大きなピースは、
「相手から引きだす」ことです。
自分でやろうと思ったことは、
人からああしろこうしろといわれたことよりも、
ずっと実際の行動に移す可能性が高いのです。

したがって
「相手から引きだす」のは、
コーチにとって忘れてはならないスキルであり
スタンス です。

しかし、
行動が起きる可能性をより高めようと思ったら、
もうひとつ大事なピースを加える必要があります。

それが「ファイヤー」です。
日本語にすれは「火をつける」こと。

ファイヤーとはストレートな行動のリクエストで、
その目的は、
相手の行動に対する意識を瞬間的にぐっと高め、
「よし、やるぞー」 と心の中でいわせることです。

ファイヤーするのは、
とことん引きだし、
相手がこういうことをしてみると宣言したあとです。

「やってくださいね、絶対に」
「なにがあってもそのことだけは、必ず試してください」と、
低く落とした真剣な声でリクエストしま す。
行動に関してはあなたがいかなるいいわけをも
受けつけないことを明言するのです。

二人の間に人が行動を決意した瞬間の、
あの 「神聖な空気」が一瞬でも流れた ら、
ファイヤーは成功です。

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