代償の法則

人生の基本法則に
代償の法則があります。

これはどんなことにも報いがやってくる｡
ということです。

自分の思考と行った行為によって､
未来が決まってきます｡
いずれは誰もがその人にふさわしい場所へと
落ち着くことになるよいうことです｡

たとえば､
何らかの行動をとった結果､
それがきっかけとなって、
次々と事が運んでいったという経験はないでしょうか？
そういうことについて､
運が良かったとか悪かったとか､
巡り合わせだとか､
いろいろと人は解釈するものですが､
その水面下には､
実はこの法則が働いていたのです｡

そして、
この代償の法則」は､
すぐに戻ってくる場合もありますが､
何年もかかって戻ってくることもあります｡
しかし､
必ず徳は報いられるし､
犯した罪は罰となって自分自身に返ってきます｡
私たちはこの法則と
いかにつき合うかによって､
利益を生み出したり､
害をこうむったりしていたのです｡

しばらくの間ならこの法則の影響から逃れることも
できるかもしれませんが､
いずれは誰もがその人にふさわしい場所へと
落ち着くことになるのです｡
自分の思考と行った行為によって､
未来が決まってくるのです｡

そのときは
「うまくいった」ように思えても､
結果的には大きな損失になっていたということもあるのです｡
自分がとらなければならない責任を､
他人に押しつけても
そのときは何も起こらないかもしれませんが､
そうした責任転嫁の結果から､
いつまでも逃げつづけることはできません｡

この代償の法則をきちんと理解することです。
自然と悪意は心の中から姿を消していくはずです｡
自分の中の良心にしたがって
徳を積んでいくことで､
自然とそれは戻ってくることになります｡