コーチkazuの「夢が実現!」 http://www.katch.ne.jp/~k-kami/

コーチ日本1のkazuさんが満を持してブログに登場!教育コーチを日本に広めた第一人者として、東奔西走しています。

一点突破

2014-12-01 06:24:59 | Weblog
先日
今人気絶好調のMayJさんの生歌を聞きました。
また、
お笑い芸人キンタローさんのライブも見ました。

こんなことを言うとお叱りを受けるかもしれませんが
確かにステージ上では
輝いていますが、
二人とも
普通の女性ですね。

特に変わっているというところを感じません。

でもなぜ輝いているか?
それは「一点に絞って、特化している」からです。

一点突破とは
「敵や壁に挑む際、
攻略の効果が最大の突破口を一つ探し当てて突破を図り、
次に作戦に集中する。
それが最短の道という発想である」
という考え方です。

経済の世界でも
この考え方は明らかです。

以前街のあふれていた小さな電気屋さんは
毎年1,000軒ずつ廃業して
今はほとんど大手の家電量販店しか見ません。
毎年ですから10年で1万軒が無くなる計算です。
価格の安さにおいても
品揃えの豊富さにおいても
広告宣伝の物量においても
街の電器屋さんは大手家電量販店にはかなわないのは明らかです。

大手と中小が普通に戦えば中小が負け大手が勝ちます。
残念ながらビジネス界も
自然界と同様に「弱肉強食の掟」があります。
ただし、
この掟は絶対的のものではなく、
やり方次第で中小も勝ち残ることができます。
弱者逆転も十分に可能なのです。

ある小さな電器店が大型店に対抗するには、
「きめ細かなサービスしかない」と、
「御用聞き」作戦を行います。

現代の小売店では珍しい昔の訪問外販を復活させたのです。
トイレの電球が切れたら付け替えて、
DVDの録画の方法がわからなければ教えて、
とアフターサービスをしながら人間関係を作り、
その家庭にある電化製品は何で
何年前に買ったものであるかをさりげなく調べていきます。
電化製品の買い替えサイクルはモノにもよりますが、
おおよそ10年です。
10年前に買った電化製品は買い替え時なのです。
また、この10年で電化製品はバージョンアップしています。
テレビは薄型デジタル対応へ、
洗濯機は乾燥機つきに、
電子レンジはスチームレンジに、
食器洗い乾燥機の普及率も高まっています。
そんな雑談をしながらニーズがあるようなら
「今度来るときに、新しいテレビのカタログ持ってくるからね」と
セールスをするのです。
こうして商品が売れていきます。

サービスに特化すれば
街の小さな電気屋さんも
大手に勝てるということです。

あなたも誰にも負けない
個人的な一点は何でしょうか?