コーチkazuの「夢が実現!」 http://www.katch.ne.jp/~k-kami/

コーチ日本1のkazuさんが満を持してブログに登場!教育コーチを日本に広めた第一人者として、東奔西走しています。

人は好きなことをやるために生まれてきた

2014-10-09 06:27:38 | Weblog
毎日が実に忙しい。
毎日押し寄せてくることをこなしているうちに、
いつの間にか年をとっていきます。
ときどきそんな自分を振り返り
「いったい何をやっているのか」と
疑問を感じることもあります。

「人間一生まことにわずかのことなり。好いたことをして暮すべきなり」
「武士道とは死ぬことと見つけたり」
という言葉もあります。
私はこの言葉にこそ人間が生まれてきた真の目的を感じます。

好きなことをして暮す。
こんな愉しいことはありません。
だが「望んでもなかなかできないのが現実だ」と感じる人が多いようです。

しかしよく考えてみると、
ほとんどの人は、
自分の好きなことにひたむきに向かっていないのではないでしょうか。
さらに自分が何が好きなのかさえ分かっていないような気がします。

社会に出て仕事仕事で追われていると、
いつしか社会を動かす部品のような存在になって、
自分というものがどこかへ行ってしまいます。
自分を見失っては生きている甲斐がありません。

こんな話もあります。
ある成功した社長が医師のところへ行くようになりました。
別段悪いところもなさそうです。
「何が心配ですか?」と尋ねると
「先生、私くらい不幸な人間はいない」
「私はあなたがうらやましい」と愚痴をこぼしました。

体も悪いところもなく、
会社も事業も順調で見通しもいっぱいあります。
お金もざくざく入ってきます。
もう働かなくても使い切れないほどの財産があります。

世間のほとんどの人が
「そんな身分になってみたいものだ」とうらやむほどです。

しかし、
この人は自分の事業が好きでないのです。
実はこの人は下水処理の仕事をしていました。
好きなことだったらうんざりなどしないだろうが、
好きではないので、
うまくいけばいくほど自己矛盾を感じるようになってきました。

なまじ成功してしまっただけに
心の亀裂は一層深くなりました。

ではどうしたらいいのか。
「いまの仕事を見直して自分の好きなことをすればいい。」
とその医者は助言しました。
サラリーマンは定年という自動機がありますが、
定年以後は絶対に
「好きなこと」をして暮したいと思いませんか?