答えはすべて自分自身の中にある

コーチングの基本的な大原則に
「答えはすべて自分自身の中にある」
があります。

たとえば、
良い組織経営をするためには
「社員全員に声をかける」と決めたとします。

全員の社員にきちんと声をかけることができれば
強い組織、
目標に粘り強く挑戦する組織を作ることは
可能であると思います。

しかし、
難しいのは、
毎日きちんと全員と話ができるかどうかです。

少し忙しくなると
「今日くらいいいか！」
なんて思ってしまっていました。
気が付いてみると
一部の社員としか話をしていないように
なっています。

これでは本末転倒です。

要するに、
成功に対する方法は実はわかっていて、
それを愚直にやればいいのですが、
それが続けられ自分自身の内面に問題があります。

ですから、
結局は物事に対して、
やる気を喚起し、
モチベーションを継続し続けることが
できればよいのです。

それには、
自分ひとりで悶々と考えていたのでは難しいものです。
だから、
一緒に考えてサポートしてくれる人
つまりコーチの存在が必要だというのがコーチングの考え方です。

やる気を引き出し、
継続するのも、
一人ひとりの個性が違うように、
その方法が違います。
その時、
心を揺るがせた感情をも
コントロールしないといけません。
ＯＮとＯＦＦのスイッチも
うまく切り替えないといけません。

ですから、
コーチは自分自身の内面も
コントロールできないといけないし、
同時に相手の内面もサポートできないといけません。

そのために、
コーチングの様々なスキルが
そのヒントを与えてくれます。