コーチkazuの「夢が実現!」 http://www.katch.ne.jp/~k-kami/

コーチ日本1のkazuさんが満を持してブログに登場!教育コーチを日本に広めた第一人者として、東奔西走しています。

「拒絶」の正体

2013-08-02 07:36:59 | Weblog
デールカーネギーは
人の持つ欲求には「承認欲」が最も大きいと言っています。

言い換えると
人は拒絶されることを最も恐れています。

そこで、
拒絶に対する恐的はどこから来るのでしょうか?

拒絶に対する恐怖とは、
私たちが生まれたときに無条件の愛情を受け、
それが私たちの成長に欠かせないものだというところから来ています。

実際、
私たちは地球上で唯一、
生きていくために愛情を必要とする種なのです。

私たちは、食物や水を必要とする以上に、実は愛情を必要とします。

そして赤ちゃんのときには、
この無条件のあふれる愛情を両親から与えられていたのです。

でもある日、
私たちが成長すると、
両親は子どもに対して多くを望むようになります。
そして行動を変えさせるため、
両親は私たちにしつけをし、
そのしつけの方法によっては愛情を奪ってしまうのです。

両親は、
「そんなことをしてはダメ!」
と言いますが、
1歳から6歳の間に両親からそのようなことを言われると、
子どもの中には小さなトラウマが生じるのです。
そうしたトラウマの中で、
子どもは『ノー』という言葉へ恐れを感じ、
拒絶に対して苦痛を関連づけるようになるのです。

愛情を取り戻すため、
子どもはなんとしてもその行動を修正します。
子どもが変わると、
それにともなって、
両親も子どもに対して再び愛情を与えるようになり、
子どもは幸せを感じます。

ですが再び、
子どもが何か他に両親が気に入らないことをすると、
両親は愛情を与えることをやめてしまいます。

そうすると、
また必死になって子どもは行動を変えます。

このようなことを繰り返すことで、
子どもはしだいに、
『ノー』という言葉を恐れるようになるのです。