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コーチkazuの「夢が実現!」 http://www.katch.ne.jp/~k-kami/

コーチ日本1のkazuさんが満を持してブログに登場!教育コーチを日本に広めた第一人者として、東奔西走しています。

信頼して見守る

2007-11-09 06:44:57 | Weblog

こんにちは
神谷和宏です。HPに着てね!
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相手のことを絶対的に信頼しているときには、
その人に委任することで信頼を示すことができます。

委任しているということは、
こまごまとした指示を出さないということでもあります。

部下を信頼して忍耐強く見守り続けるということも、
ときには効果的です。

上司が結果責任をとる人として後ろに控えながら、
部下に実行責任をとらせるのです。

実行責任をとることの同意を部下から得たら、
ちょっとした困難に立ち向かっているときでも安易に助けたり、
助言を与えたりせず、
部下は必ずやり遂げると信頼して任せる姿勢も大事です。

これは部下の方から見ると、
当てにされているのだという体験になります。

もちろん、放任ではありません。
見て見ぬ振りということでもありません。
見守るのですから、注視しています。
肯定的なストロークもします。しかし、手を出しません。

人には承認の欲求がありますので、
自己承認が不足していると
他の人から承認を得ようと右往左往するようになります。

賞賛を得るため、注目を得るため、
自分の力を誇示するためなどの言動をするというのは、
あまり大人としては健全とは言えないでしょう。

そこで自分自身を力づけ、
勇気を与えることは、
ありのままの自分の存在を受け入れていく上で、
とても大切なことです。

自分に勇気を与えられる人だけが
本当の意味で自立した人間になることができます。

そして、
彼らは次のステップとして他の人とのパートナーシップを重視し、
協働的関係を創り、
ともに勝つという意識で生きていけるようになります。

充分な自己承認を持ち、
自己愛に満ちた健全なパーソナリティを持つ人を
育てていくためには、
彼らは所属集団の人たちから承認される必要があるのです。

部下を力づけ、
勇気を与えるコミュニケーションをすることは、
コーチングの基本的なスキルです。