経堂めぐみ教会

日曜礼拝のメッセージ動画です。

11月13日 聖日礼拝

2016-11-15 10:46:31 | 礼拝
聖書:創世記17:1~8
メッセージ:“全能の神”
オルガン演奏:バルタ“主なる神をほめたたえよ”


1.全能の神は不可能を可能とします

(1~2)「アブラムが九十九歳になったとき主はアブラムに現れ、こう仰せられた。『わたしは全能の神である。あなたはわたしの前を歩み、全き者であれ。』わたしは、わたしの契約を、わたしとあなたとの間に立てる。わたしは、あなたをおびただしくふやそう。」
 アブラムが86歳の時に女奴隷ハガルによってイシュマエルを授かりました。それから13年が経ち、アブラム99歳の時、再び約束を確認するかのように主の御声がありました。常識的には不可能に思えることも神には必ずしもそうではないことを表しています。人は弱く限りある存在ですが、主にあって可能としてくださるのです。

2.全能の神は祝福を注ぎ出します

「全能の神」とは、原語では「エル・シャダイ」であり、女性の胸、乳房を意味しています。力があり、祝福を注ぎ出すという意味があります。お母さんが無条件で赤ちゃんを愛しお乳を与えるように、全能の神は祝福を注ぎ出しすべての必要を満たされます。
 「あなたはわたしの前を歩み、全き者であれ。」とは、道徳的に完全ということではなく、いつも神様の前を歩み、神様により頼んで信頼して歩んでいくということに他なりません。アブラムはしばしば自分の知恵と力を過信し、危機的な所を通らされてきましたが、全能の神はなおも彼を祝福し、その都度必要な助けを与え救い出してきました。神は「エル・シャダイ」、私たちを祝福し必要な助けを与えてくださいます。

3.全能の神は将来に希望を与えます

(4-5)「わたしは、この、わたしの契約をあなたと結ぶ。あなたは多くの国民の父となる。あなたの名は、もう、アブラムと呼んではならない。あなたの名はアブラハムとなる。わたしが、あなたを多くの国民の父とするからである。」
 神はアブラムの名前をアブラハム(多くの国民の父)としました。名前が変わることはその人の実質が変わることです。自分で自分を変えることは難しいですが、主ご自身が成長させ変えてくださるのです。神はアブラハムとだけ契約を立てたのではなく、彼の後の子孫との間にも契約を立てて永遠の契約としました。
 アメリカ合衆国第16代大統領アブラハム・リンカーンは貧しき家庭に生まれました。彼の母ナンシーは十分な教育は受けていませんでしたが、幼いリンカーンにいつも聖書を読んで聞かせていました。母ナンシーは若くしてこの世を去りますが、リンカーンに次のようなことばを残しています。「汝は百エーカーの農場を持つよりも、一冊の聖書を持つ者となりなさい。」その後、リンカーンは独学で学び政治家を志しますが、彼の演説の多くは聖書からの引用だったそうです。
 神がアブラムをアブラハムとされたように、私たちを祝福し将来に希望を与えてくださいます。「わたしは全能の神である。あなたはわたしの前を歩み、全き者であれ。」主の御前を歩んでまいりましょう。
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