まくとぅーぷ

作ったお菓子のこと、読んだ本のこと、寄り道したカフェのこと。

クッキー缶を作る。後編 レシピあり

2021-02-17 19:40:03 | お菓子作り

平日の21時から仕掛かり始めて3種類全て焼き上がったのが24時頃。教室でアントルメ一台仕上げるのと変わらない。あらためて、クッキーって手軽だなあと思う。しかし色々侮ったせいで残念な仕上がりになってしまった。なので見せしめのため(誰のだよ)ここに反省点を列挙する。

・生地のまとまり 教室だとシュクレの類は一晩寝かせて作業する。ここで言う一晩とは大体8時間を意味する。今回は最低ラインの1時間〜1時間半しか取らなかったので、食べた時の一体感がいまいち。

・絞りの道具 変則的な5切の星口金を使い、絞り出し袋の切り口とのサイズがちょっと合わなかったのでものすごく作業しにくかった。絞るという作業があんまり好きではないため、手持ちの口金にちょうどいいのがない。星口金は生クリームのおまけでいいやって感じで生きてきたことを後悔。

・生地ののし ちゃんとした麺棒があったはずなのに見当たらず。そう言えば年末に娘が持っていったことを思い出す。合わせてバールも出張中。短い麺棒を使い、バールなしでのしたため厚みが均等でない。当たり前だよな。

・キャラメルの焦がし不足 水分が蒸発するのを心配して浅めに切り上げてしまった。色白のフロランタンって全然良くない。シュクレの焼きと並行してのキャラメル作業がタイミング合わなかった。

・ショートビスケットの揉み込み 全然足りなかったので、のす時に改めて揉み直し。おかげで焼いてる間にバター分離。形もいびつに。ついでに言うと、竹串の挿し方が適当すぎる。

・絞りの形 真ん中を完全な空洞にしたため、イチゴジャムが落っこちて下にへばりついてしまう。ジャムを使うならちゃんと底生地が無ければならない。または、ドレンチェリーを使ったほうがいい。そしてサイズを揃えることに注意しないと。と言うよりまず絞りやすい生地にするため構成を変更しないと。

・もっと基本的なこととして、生地が崩れやすいクッキーはクッキー缶には向かない。それと、缶のサイズに合わせてクッキーのサイズを測って作らないと綺麗に詰め込みできない。

ということを踏まえて、次回はもっと頑張る。そしてわたしのやったことは、インスタで素敵なクッキー缶を作ってる人を発見し、その人のレシピ本を本屋で見つけて購入(イルプルの卒業生だったよ)、cottaでツールを大人買い。本気だってば。

今回のレシピ

○フロランタン

(シュクレ)バター53、全卵16、粉糖33、薄力粉87、アーモンドパウダー13、ベーキングパウダー1

(ヌガー)スライスアーモンド(180度8分ロースト)65、水飴30、生クリーム30、バター25、塩1つまみ

作り方:バターを木べらで柔らかくし、粉糖、全卵の順によく混ぜ、アーモンドパウダーを混ぜ、薄力粉にbpを混ぜて振るったものを加える。25センチ四方にのして冷蔵庫で休ませる。180度で12分、ヌガーを広げてさらに12分焼成。(ヌガーはアーモンド以外を鍋で煮詰め、キャラメル色に色づいたらアーモンドを加える)少し冷めたらカット。

○ショートビスケット

薄力粉78、米粉42、グラ36、バター72、塩ひとつまみ

作り方:粉類を21センチボウルに入れてグルグル混ぜ、柔らかくしたバターを入れて揉み込むように混ぜる。混ざったら少しこねてまとめ、冷蔵庫で休ませる。1センチの厚みにのして型抜きし、竹串で穴を開けて再度休ませる。分量外のグラを振りかけて160度で30分焼成。

○絞り出しクッキー

薄力粉85、 粉糖35、バター60、卵黄1個、牛乳8

作り方:バターを柔らかくし、粉糖、卵黄、牛乳の順に入れてよく混ぜる。粉を混ぜて絞り、180度12分焼成。

⭐︎「よく混ぜる」=各材料を3回に分けて入れ、その都度50回並行楕円で混ぜる