学芸大学駅に、学芸大学はありません。56年前に、小金井市へ移転しましたよ。受験生から、紛らわしい、と苦情が来てますが、住民はこの駅名を愛してるみたいです。
はじめて降りたってから2ヶ月、二回目の訪問です。ここに住んでいる友達が、めずらしく祝日に休みが取れたと連絡くれました。ついでに、近所に住んでいる別の友達もいっしょに学芸大学ふらふら散歩です。
不思議な映写小屋みたいなカフェでランチをとり、オープン間もないコーヒーロースターで美味しいコーヒーを飲みました。ここは、我が家の隣町にあるロースターで修行された方のお店で、もう8年来の顔馴染みです。前回の初来訪も、このお店に行くためでした。相変わらずひっきりなしの来客で忙しそう。良かったなぁ。新しく仕入れたというエチオピアを買いました。楽しみです。
焼き菓子屋、雑貨屋、アンティーク家具屋をひやかし、有名パティスリーでケーキ買って友達のおうちへ。めちゃめちゃお洒落なおうちでびっくり。螺旋階段が4フロアを貫いてるよ。コーヒー飲みながら、ギターの話などしました。自宅ひきこもりを推奨されるなか、アメリカのテイラーはギターの売り上げが急増してるそうで、そこの社長インタビューで、「ギターを弾くひとの生涯に買うギターの平均本数は7」って話がありましたが、わたしには今のこのギター以外を欲しくなるなんて想像できないなぁ。友達はこれまでに13本買って、うち6本は手放したんだけど、いまも未練がたらたらってことでした。置いておける場所には限りがありますもんね。あ、彼の13とわたしの1で確かに平均7だね。アコギクラブのひとたちが高級ギターをばんばん買うことも話題になりました。中学からギター始めて、バイトしてお金ためてあちこち店回って試奏して、ものすごい時間かけてやっとの思いで手に入れてきた生粋のギター少年からすると、弁当でも買うようにほいほい何十万もするギターを買う大人(しかもたいして弾けない)は信じられないですよね。でも、まあ、残り少ない人生なので、許してほしいとおもいます。
帰りはこないだ大ファンになったマッターホーンでケーキを購入。いちにちにどれだけケーキ喰うねん。ブラックがあたりまえのケーキ業界で、働くひとを大事にする稀有なパティスリーです。クラシカルで小ぶりなケーキが300円台。きちんと丁寧に作られてます。素晴らしい。
久しぶりに会う友達と楽しい時間が過ごせてしあわせでした。また、効きギターやりたいなあ。