私が自分の体の異変に最初に気が付いたのは、9月28日(木)のことでした。
外出先で和式トイレに入ったところ、立ち上がれなくなってしまったのです。
幸いそのトイレには手すりがついていたため、それを頼りに立ち上がりましたが
ほんの3、4日前に和式トイレを使ったときにはなんともなかったのに、
おかしいなあ、と思いながらも、たまたま脚が疲れていたのだろうか、と
思ってそれほど気にはしていませんでした。このときには階段の昇降、
椅子からの立ち上がりにはまったく問題がありませんでした。
ところがその翌日。スーパーからの帰り、なんだか脚が重いように
感じるのです。そして、夜、お風呂に入ったときに、風呂椅子から
立ち上がれないのに気が付いて愕然としました。前日にはなんともなかったの
ですから。この頃から、腕の力が入りにくくなったことにも気が付きました。
これまで何とも思わず片手でひょいと持っていたお鍋が、やたら重く感じる。
買い物袋をテーブルの上に置くことができない(持ち上げることができない)。
明らかに1日のうちに腕の力も落ちていました。
土曜日になると、手足の脱力はなお深刻になっていました。
畳の上に座ったが最後、立ち上がることができません。
廊下やキッチンまで這って行って、何かにつかまってやっと立つ。
その度に渾身の力を振り絞るので、体は汗だく、息切れもします。
なべやフライパンの類はもう両手でなくては持てなくなりました。
それでも私は車を運転して息子を訓練に連れて行き、一人でスーパーに
夕食の買い物に出かけていました。
日曜日。冷蔵庫のドアも両手で渾身の力を込めないと開かなくなりました。
なべ・フライパンはもう両手でも重く感じるほど、牛乳パックでさえ、
両手で持っても腕がぶるぶる震えます。家の前の階段は手すりを持たないと
上れなくなりました。降りるときにも、膝がかっくんかっくんと崩れるので
とても怖い感じがします。もう家の向かいのスーパーまで、手すりを持って
休み休みでなければ歩けなくなりました。
さすがにここまでくると、病院嫌いの私も受診を考え始めました。
でも、何科に行けばいいのだろう?
痛みもしびれもない、両手両足の急速な筋力低下。
ネットで調べてみると、それはどうやら「神経内科」の管轄らしいと
わかりました。
また、ネット仲間のひいろさんが、2001年に全身の筋肉が急速に
麻痺する「ギラン・バレー症候群」という病気で神経内科に入院しています。
このことからも「手足の麻痺は神経内科」という結論に達しました。
私はこれまで、「精神・神経科」と「心療内科」と「神経内科」の
区別がよくわかっていませんでした。
「精神・神経科」は主にいわゆる「心の病」を扱い、
「心療内科」は主に心の問題が原因で起こる体の問題を扱い、
そして、「神経内科」は「脳・脊髄・神経・筋肉」を扱うということ
のようです。
さて、早速近所に神経内科がないか調べてみると、自宅から車で
20分ほどのところに、かなり充実した検査設備をもつ神経内科の
ある病院があることがわかりました。月曜日の外来予定を見ると、
ALS(筋萎縮性脊索硬化症)、筋ジストロフィー、
ギラン・バレーなどの神経難病を専門とするドクターの診察が
あるようです。とりあえず、この先生にかかってみよう。
私は月曜の朝一でその病院を受診することを決めました。
外出先で和式トイレに入ったところ、立ち上がれなくなってしまったのです。
幸いそのトイレには手すりがついていたため、それを頼りに立ち上がりましたが
ほんの3、4日前に和式トイレを使ったときにはなんともなかったのに、
おかしいなあ、と思いながらも、たまたま脚が疲れていたのだろうか、と
思ってそれほど気にはしていませんでした。このときには階段の昇降、
椅子からの立ち上がりにはまったく問題がありませんでした。
ところがその翌日。スーパーからの帰り、なんだか脚が重いように
感じるのです。そして、夜、お風呂に入ったときに、風呂椅子から
立ち上がれないのに気が付いて愕然としました。前日にはなんともなかったの
ですから。この頃から、腕の力が入りにくくなったことにも気が付きました。
これまで何とも思わず片手でひょいと持っていたお鍋が、やたら重く感じる。
買い物袋をテーブルの上に置くことができない(持ち上げることができない)。
明らかに1日のうちに腕の力も落ちていました。
土曜日になると、手足の脱力はなお深刻になっていました。
畳の上に座ったが最後、立ち上がることができません。
廊下やキッチンまで這って行って、何かにつかまってやっと立つ。
その度に渾身の力を振り絞るので、体は汗だく、息切れもします。
なべやフライパンの類はもう両手でなくては持てなくなりました。
それでも私は車を運転して息子を訓練に連れて行き、一人でスーパーに
夕食の買い物に出かけていました。
日曜日。冷蔵庫のドアも両手で渾身の力を込めないと開かなくなりました。
なべ・フライパンはもう両手でも重く感じるほど、牛乳パックでさえ、
両手で持っても腕がぶるぶる震えます。家の前の階段は手すりを持たないと
上れなくなりました。降りるときにも、膝がかっくんかっくんと崩れるので
とても怖い感じがします。もう家の向かいのスーパーまで、手すりを持って
休み休みでなければ歩けなくなりました。
さすがにここまでくると、病院嫌いの私も受診を考え始めました。
でも、何科に行けばいいのだろう?
痛みもしびれもない、両手両足の急速な筋力低下。
ネットで調べてみると、それはどうやら「神経内科」の管轄らしいと
わかりました。
また、ネット仲間のひいろさんが、2001年に全身の筋肉が急速に
麻痺する「ギラン・バレー症候群」という病気で神経内科に入院しています。
このことからも「手足の麻痺は神経内科」という結論に達しました。
私はこれまで、「精神・神経科」と「心療内科」と「神経内科」の
区別がよくわかっていませんでした。
「精神・神経科」は主にいわゆる「心の病」を扱い、
「心療内科」は主に心の問題が原因で起こる体の問題を扱い、
そして、「神経内科」は「脳・脊髄・神経・筋肉」を扱うということ
のようです。
さて、早速近所に神経内科がないか調べてみると、自宅から車で
20分ほどのところに、かなり充実した検査設備をもつ神経内科の
ある病院があることがわかりました。月曜日の外来予定を見ると、
ALS(筋萎縮性脊索硬化症)、筋ジストロフィー、
ギラン・バレーなどの神経難病を専門とするドクターの診察が
あるようです。とりあえず、この先生にかかってみよう。
私は月曜の朝一でその病院を受診することを決めました。