とうとう2010年も終わり。
愛用のPCが壊れたり、父が亡くなったり、他にもあれこれと
なんだかここ数年で一番波乱万丈の1年だったような気がします。
父の喪中なので、今年は年賀状の用意をすることはありませんが
それ以外はごく普通の年末でした。
大晦日、近所のスーパーの閉店間際の値下げを狙って買い物をし、
帰ってから年越しそばを家族で食べるのもいつものこと。
8時すぎに大きな海老天入りのおそばを作ると、息子が
「年越しそばだ~。お母さん、これ、12月31日の特別の
食べ物なんだよね~」
「うん、そうだよ。おそばみたいに、長~い間頑張れますように、
っていうお願いの食べ物だね」
と答えて、いつもどおり食べ始め…
と、3口ほど食べた息子が、急に隣りの部屋へ駆けこんでいきます。
様子を見に行くと、体を丸くして、泣いてる…?
「どうしたの?熱すぎた?」
「ううん」
「なにか嫌なことあったの?」
「なんでもない」
「泣いてるんだから、なんでもないことないね。
どうして泣きたくなっちゃったのかな」
「なんでもないよ」
ゆるりゆるりの問答の末、やっと引き出せた答えは
「おそばは苦手」
はあああああああ~~~~っ?
キミ、これまでずーーっと、大晦日にはご機嫌で
年越しそばを食べてきたじゃない?
夏にはざるそばだって「おいしい」って食べたじゃない?
でも、何度訊いても「おそばは苦手。おいしくない」との答え。
うーむ。今日の味もこれまでと全く変わらない味付けだし…
これまで気づかなかったおそばの味に、今日突然気がついた、と
いうことなのでしょうか?
それとも成長とともに味覚が変わってきた?
結局、ぽろぽろと涙を流して「おそばは苦手」と言う息子に、
「じゃあ、来年からは『年越しうどん』にするね」と言って
やっと立ち直っていただきました。
一緒に暮らして16年、彼の好き嫌いはもうきっちり
把握していると思っていたのですが、まだこんなびっくりが
出てくるとは…
なにはともあれ、来年からは我が家から「年越しそば」が
姿を消すことだけは決まったようです。
愛用のPCが壊れたり、父が亡くなったり、他にもあれこれと
なんだかここ数年で一番波乱万丈の1年だったような気がします。
父の喪中なので、今年は年賀状の用意をすることはありませんが
それ以外はごく普通の年末でした。
大晦日、近所のスーパーの閉店間際の値下げを狙って買い物をし、
帰ってから年越しそばを家族で食べるのもいつものこと。
8時すぎに大きな海老天入りのおそばを作ると、息子が
「年越しそばだ~。お母さん、これ、12月31日の特別の
食べ物なんだよね~」
「うん、そうだよ。おそばみたいに、長~い間頑張れますように、
っていうお願いの食べ物だね」
と答えて、いつもどおり食べ始め…
と、3口ほど食べた息子が、急に隣りの部屋へ駆けこんでいきます。
様子を見に行くと、体を丸くして、泣いてる…?
「どうしたの?熱すぎた?」
「ううん」
「なにか嫌なことあったの?」
「なんでもない」
「泣いてるんだから、なんでもないことないね。
どうして泣きたくなっちゃったのかな」
「なんでもないよ」
ゆるりゆるりの問答の末、やっと引き出せた答えは
「おそばは苦手」
はあああああああ~~~~っ?
キミ、これまでずーーっと、大晦日にはご機嫌で
年越しそばを食べてきたじゃない?
夏にはざるそばだって「おいしい」って食べたじゃない?
でも、何度訊いても「おそばは苦手。おいしくない」との答え。
うーむ。今日の味もこれまでと全く変わらない味付けだし…
これまで気づかなかったおそばの味に、今日突然気がついた、と
いうことなのでしょうか?
それとも成長とともに味覚が変わってきた?
結局、ぽろぽろと涙を流して「おそばは苦手」と言う息子に、
「じゃあ、来年からは『年越しうどん』にするね」と言って
やっと立ち直っていただきました。
一緒に暮らして16年、彼の好き嫌いはもうきっちり
把握していると思っていたのですが、まだこんなびっくりが
出てくるとは…
なにはともあれ、来年からは我が家から「年越しそば」が
姿を消すことだけは決まったようです。