雲のむこうはいつも青空

まったりもったり~自閉症息子のいる暮らし@ちびくまママ

元気に働いております。

2012年06月08日 | わたしたちにできること
あまりに更新をサボっていたら、「更新してへんからテンプレート無効にしたよ」とgooから通知が来ましたので、慌てて書き込んでおります。(やっぱりここは青空でなきゃ)

長い間音沙汰がないと、「また再発したの?」とご心配いただく向きもあるのですが、投薬と定期的な経過観察はまだ欠かせませんが、今のところ状態も安定して元気に過ごしております。

実は、昨年度は、息子の通う特別支援学校のPTA副会長を務めることになりまして、まあ、ご他聞にもれず、この仕事が忙しい忙しい(笑)。
とにかく、まだ知的の子どもたちにまで門戸が広がって間もない学校ですので、PTAの自主活動とか、元気に走り回れる子どもたちのための環境整備とかがほとんど無い状態で、そこに従来在籍していたタイプの子どもたちと、新しく受け入れの始まった、元気な知的の子どもたちとその親たちのニーズをうまくすり合わせて、新規事業を立ち上げていく段階です。

私から見てもさらにパワフルで熱い会長と「漫才コンビ」と呼ばれながらただただ駆け回った23年度でしたが、幸いにも仲間たちの協力や、学校管理職の理解や、先生方の応援にも恵まれ、「こんなことができればな~」と考えていたことが少しずつ形になってきています。

繁忙時にはほとんど毎日のように学校に顔を出しているようなときもあり、とにかくあちこちに頭を下げる機会が増え、正直「しんどくない」と言えば嘘になるのですが、ただただ前例を踏襲しているのとは違って、

「自分たちの欲しいもの」「自分たちが実現したいもの」のために働けるのは、「楽しいしんどさ」だな、と思っています。「お客さん」のつもりでああだ、こうだ、と文句を言っていたばかりの時と比べて、学校という場に頭を突っ込んだことで、ああ、それでだったのか、と理解できたりしたことも増え、

「あせらない」「おこらない」「あきらめない」という、息子に接するうえで自分にずっと言い聞かせてきたことって、学校にもあてはまるんだなあ、とまた新発見。

学校内を走り回るのに(廊下は走らないようにしませう)、杖をついていてはまどろっこしいから、とかなぐり捨てて働いていたら、そのうち筋力がついて、5年ぶりに杖なしで動けるようになった、というのも思いがけず嬉しいご褒美です。

CIDPを発病した時、あのまま寝たきりになったかもしれない体、これからもいつ動けなくなるかしれない体ということを考えれば、今こうして誰かのために元気に働けるというのは、とても幸せなことだと思います。

高校生の学習指導の内職もほそぼそと続けながら、今年もまた一般役員として、昨年自分が主になって企画運営した事業を定着させるべく、頑張っています。

とは言え、我が家の息子ももう高等部3年生。少しずつ後進に仕事を譲り渡して、息子の今後のためにも動き始めなければならないなと思っています。

「元気に明るく働くおとな」になりたいのは、実は「親も」なのですよね。