おうちBAR開店

本格的なパーティー料理から手抜きお手軽料理まで、私のキッチンから発信します。毎日の出来事を含めて楽しくご紹介。

蕎麦たじま

2013年07月22日 | 蕎麦
東京の二日目は涼しく爽やかでした。
東銀座から京橋までテクテク歩き
そばよしさんで朝ご飯をいただきました。







めかぶそば

三陸産のめかぶを使用とのこと。
前回、わかめのメガ盛りで懲りたはずなのに
どうしても海藻が欲しくなりまして…
めかぶは先にススッと食べたから出汁に影響無し^^
スタンド蕎麦でこの満足度は嬉しい限り。




銀座をふらついてその後は日比谷線で広尾へ。
大使館が建ち並ぶ広尾は
外国の方がたくさん歩いてます。
カフェのオープンテラスでサングラスをかけ
読書している姿は様になりますね。
でも私が訪れたいのはカフェではありません。





蕎麦たじま

有栖川公園を右に見ながら歩いていくと
白壁に囲われてひっそりと佇んでいました。
この壁のお陰で外界の喧噪がシャットアウトされます。




ホッと落ち着いたところで一杯。
蕎麦味噌は甘めな仕上がりでした。




煮穴子の炙り

本日のお品書きからセレクト。
歯ごたえを適度に残し薄味に炊いた
煮穴子がこんがりと炙られてます。
ツメは甘いと感じる手前。美味しいわ。
添えられた山葵は香りが弱かったですが
沢山盛ってあったので帳尻が合った感じです。
ツマの海藻は別にいらないかな。




もりそば

丸抜きを毎朝石臼挽きしているそうです。
蕎麦は契約農家直送みたいですが
産地は固定していないみたいですね。
その時期いいもの、ということなのでしょう。




中細に美しく切りそろえられています。
芳香もこうばしく、味わい深い。
この時期でこの香味を表現するのは凄いですね。




蕎麦汁

節の香りが高く、十分に旨味が抽出されてますが
血合い由来の酸味などはありません。
醤油がキリリと主張する江戸前の辛汁旨し。
粋な味わい、とても好ましいです。




薬味

山葵はやっぱり弱いかな。





蕎麦湯

やや白濁したタイプ。
本当はかけそばを戴こうと思ったけれど
厨房がバタバタしてそうだったので止めました。
その分、蕎麦汁と蕎麦湯をたっぷり戴いて満足^^
上品なかけ汁のように美味しかったです。



私以外にもお一人様の女性が多く
皆さんランチのセットを召し上がってました。
日替わりのご飯とデザートがつくみたいです。
私はご飯を食べるならお蕎麦二枚いただきたいな。


ご馳走様でした!


蕎麦たじま



~ 余談 ~
たまたま隣に座られた同僚風の男女のうち
男性のお行儀が悪くて気になって気になって…
お蕎麦が来る前から背中を丸めてテーブルに肘をつき
仕事の愚痴や上司の悪口をタラタラ言ってるので
とても目障り耳障りだな、と思ってたのですが
殊更お蕎麦が来てからは目に余るものがありました。
肘をついてお蕎麦をつまみ上げたと思ったら
蕎麦猪口にドブンとそのお蕎麦を落下させまして
蕎麦猪口を手で持ち上げずに口を近づけて食べてました。
しかも口の中にお蕎麦を入れたまま喋り続けてる。
お箸を使うアジア諸国において、
器を持ち上げて食べるのは日本だけかもしれません。
でもここは日本だし、どうみても彼は日本人。
人間ウォッチング好きが仇となりました。
神経を研ぎ澄ませてお蕎麦を食べる至福の時間が…嗚呼。


しかも二つ隣の席の女性はムスク系の香水臭い。
日本人には白檀や伽羅のお香か匂い袋ぐらいで十分。



お店に責任は無いのであしからず。

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