おうちBAR開店

本格的なパーティー料理から手抜きお手軽料理まで、私のキッチンから発信します。毎日の出来事を含めて楽しくご紹介。

ちょいと取材で飛騨古川へ 「蕎麦正なかや」

2021年02月27日 | 蕎麦
お久しぶりでございます!
2021年の初投稿が2月下旬になってしまいました。
毎年、新年の抱負的なものを書いておりましたが
今更書くのもなんなので、今年は少しだけ^^;

数年前の抱負で「50歳まではがむしゃらにやる!」
と宣言したことが、今現実になっております。
岩倉市に引っ越して
しばらくはニートのような生活だったのに
今は180度振り切った生活スタイル。
「いただいた仕事は絶対断らない」
を頑なに守っていたら
全く休みがなくなりました〜♪
出かけない日を作らないと執筆ができないので
家にいるにはいるんですが
ずっと書いてます。ずっと(強調)。
「忙しい」とか大騒ぎしながら
旅に出ていたあの頃が懐かしい。。。
でも、全ては自分で決めたこと。
何を隠そう、こんな毎日が楽しいのです。
がむしゃらな姿勢
もうしばらく続けさせてください。
お仕事何でもやりまっせ!(前向き)


さて、先日お仕事で飛騨古川へ行ってまいりました。
せっかく遠出するのですから
前泊しようと思っていたら
予約を受け付けていない宿が多いよう。
こんな状況で無理矢理泊まるのもなんなので
弾丸日帰りツアーで行ってまいりました。


約30年ぶりのワイドビューひだ

あれは大学生の頃。
飛騨金山出身のYちゃんの実家へ
大阪の友人と遊びに行って以来です。
Yちゃんの家を拠点に高山や金山の温泉に行ったなぁ。
Yちゃんのお母さんが鶏ちゃんや味噌おでんなど
飛騨の料理をいろいろ出してくれました。
岐阜と愛知は文化的シンパシーが強いので
言葉や料理にさほど違和感を感じないけれど
生まれも育ちも大阪のAちゃんは
味噌料理の洗礼を受けて衝撃を受けておりました。
鶏ちゃんと味噌おでんまでは良かったのですが
帰りに岐阜駅で食べた味噌カツはNGだったようで
「うち、あかんわ…」
と眉間にシワを寄せていたのを懐かしく思い出します。
確かにあの味噌カツのタレは甘辛過ぎた。



がらーん

指定席を取りましたがこの車両には乗客私一人。
鉄道業界、大丈夫でしょうか?
リニアとか作ってる場合か?



飛騨古川駅に到着

飛騨古川で降りるのは初めてです。
なので本来の人通りがわかりませんが
歩いている人はまばらでした。


瀬戸川沿いの古い街並み



蕎麦正なかや

取材前にお昼ご飯を食べようと決めいていたお店。



飛騨ざるそば(並)

もともとは生ワサビを一本提供し
好きなだけおろして食べるスタイルだったよう。
大将は郡上の「蕎麦正まつい」さんで修行された方かしら?



エッジが立ってツヤツヤな見た目

啜ると蕎麦の香りも豊かですし
噛んだ感じも私好み。
蕎麦汁は少々甘さも感じますが
「蕎麦正まつい」さんのシャビィ感じより好印象。
蕎麦も「なかや」さんの方が好きだわ。
ワサビもたっぷり提供してくださったので
蕎麦と合わせて少しずついただいたのち
そのまま楽しみました(笑)


さ、店を出ましょう。
「あれ?かけそばは?」
と思ったあなた、
なかなかのmie通ですね。
実は2軒はしごするつもりで
もう一人前食べたいのをグッと堪えました。


ところが・・・


2軒目に訪れようと思っていた店が臨時休業。
おそらく、緊急事態宣言の影響でしょう。
「なかや」さんよりも観光客を意識したお店っぽいので
これだけ人出が減ってしまうと
平日は店を閉めようとの判断になるのも頷けます。
うんうん…と頷くも腹4分目。
満たされないまま取材に突入しても
良いパフォーマンスが見せられない気がしてなりません。
しかし「なかや」さんを再訪するには
私のプライドというか、羞恥心が邪魔をする。
「初めての訪問ですが、何か?」と
しれっとお店の暖簾をくぐるがいいか
「ハシゴしようと思っていた2軒目にフラれましてね」
と独りごちながらニヤニヤ入店するか
いろいろな私の姿をシミュレーションするも
先程の感情がその先の行動を遮ってしまう。
脳内寸劇を繰り広げている間に
時間はどんどん過ぎていってしまうので
駅のそばにあった食堂へ入ることにしました。
店の中に入ると、そばメニューもいくつかあります。
かけそば(450円)と花巻そば(550円)と悩む。


花巻そば

あれ?想像していたのと違う…
花巻そばって海苔がたくさん載っているイメージですが
ここには2センチ四方の海苔が添え物のように載っているだけ。
値段と店がまえからして
手打ちが出てくるイメージではなかったので
海苔で味わいに華やぎを…と思っての選択だったのに
イメージと現実の乖離にしばらく身動きが取れませんでした。
かけそばが450円、花巻そばが550円。
この海苔ってもしかしてめちゃくちゃ高級?
それとも飛騨では花巻の定義が違うのか?
などなど考えあぐねても答えが出そうにないので
大人しく啜った次第です。
かまぼこの様子から富山が近いことだけは分かりました(笑)



店を出てもまだ少し時間があります。
この日は飛騨高山在住のデザイナーKさんと
飛騨古川の駅で待ち合わせをし
カメラマンとして取材に同行していただく予定でした。
いつもメールではやりとりしていますが
実物にお会いするのが初めてです。
前日までは冷え込んでいたという飛騨地方も
この日は春を思わせるポカポカ日和。
蕎麦の熱も相まって発汗しまくったので
風に当たってクールダウンしていると
向こうのほうからカメラを首にかけた女性が歩いてきます。
デザイナーのKさんでした^^
メールでやりとりしていた通り優しい雰囲気。
初対面にも関わらず
私は今あった一連の流れをベラベラ喋り始めました(笑)
そんなこんなですぐに打ち解け
取材も楽しく終えて
帰りの電車が来るまでカフェでコーヒーブレイク。
フリーランスのあるある話や
高山での暮らしぶりなどをお伺いし
時間はあっという間に過ぎていきました。
電車の出発時刻が近づいたので駅へ向かうと
在来線の到着がなんと16分も遅れているとか。
高山まで在来線で行ってワイドビューの乗り換え
名古屋に向かう予定だったのに
乗り換え時間が超ビミョー。
でも、駅員さんとKさんが多分間に合うと言ってくれたので
大船に乗ったつもりで時間を過ごしました。
が、結局乗り換え時間ちょうどに高山到着で
ギリギリセーフでした汗
ま、遅れたら次のワイドビューを待てばいいんですけどね。

初めてお会いしたとは思えないKさん。
もっと時間をかけてお話を聞いてみたくなりました。
Kさん、今度は仕事抜きで行くので遊んでくださいね〜♪
あぶらえと芋茎、ご馳走様でございます!


この日もいい1日でした^^

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