おうちBAR開店

本格的なパーティー料理から手抜きお手軽料理まで、私のキッチンから発信します。毎日の出来事を含めて楽しくご紹介。

信越関周遊紀行/小さなお宿 小松屋

2012年01月08日 | 旅(国内)
村上で鮭を堪能した後は
旅で唯一のご飯付き宿へ。
長旅だからそういうご褒美も必要^^
あ、旅自体がご褒美か・・・。


処は新潟市の最西端、岩室温泉。
お宿はその名も「小さなお宿 小松屋」さん。
部屋は7室で1日に3組しか予約を受けないそう。
我々を含めて3組滞在していたようですが
他のお客様と出会うことはありませんでした。
建物の佇まいも趣深く
とっても静かで落ち着けました。
岩室温泉は慶長年間に発見されたと言われる
近世から親しまれる温泉です。
含有塩土類硫化水素泉ということで
舐めてみたらしょっぱかったです。
ここは源泉かけ流しでお風呂は3タイプ。
規模は小さめですが
3組しか取らないので問題ないでしょう。
湯はさっぱり目の触感。


3日ぶりに湯船につかり
旅の疲れを癒したところでお部屋食。
まずは口取りから。



はらこの黄身おろし和え




子持ちハタハタの南蛮漬け



かきのもとの酢和え

どれも丁寧に作ってあり美味しいです。
子持ちハタハタは弥彦山を越えた海で獲れたもの。
卵のプチプチ感が面白かったです。
かきのもとも美味しかった!
この旅で感動した食材&料理法の一つです。




ズワイガニ

特に感動は無いですが鮮度はいいです。






鮭と帆立の陶板焼き

私、固形燃料の臭いがダメなんですよね。
間違いなく火が通り過ぎちゃうし。
せっかく地物のいい素材だから
最適な調理法で調理して
完成品を出していただくことが希望。
アツアツを食べて欲しい、
というお店側の配慮は有り難いです。
贅沢言ってゴメンナサイ!




お造りの盛り込み

寒ブリ、鯛の松葉造り、南蛮海老
真イカ、寒ヒラメ、つぶ貝でした。
どれもハタハタと同じく
山向こうの海から届いた幸。
美味しく頂きました。



のっぺ汁

新潟の郷土料理です。
お袋の味、そのものですね。




キスと雪国舞茸の天ぷら

あまり覚えていない・・・



茶碗蒸し

上に掛かった餡が少々塩辛かったですが
蟹や茶碗蒸し自体は美味しかったです。




自家製奈良漬

これ、めっちゃ美味しかった!
下戸の人なら酔っ払っちゃう程
酒粕の味が濃いです。
一切れでお酒一合飲める^^




地元岩室産のコシヒカリ

新潟の酒を感じさせる、
ほんのり甘くて優しい感じ。




ル レクチエ

新潟特産の洋ナシです。
契約農家から直接買い付けている厳選品。
これ、かなり美味しいです。
お酒を飲むようになってから
甘めの果物は食べなくなりましたが
これでワイン飲めます。
今度お取り寄せしよっと。



ご馳走様でした。


満腹を抱えながら早々に就寝。
畳だとやっぱりグッスリ眠られます。
日本人体質を実感。


翌朝、露天風呂で頭寒足熱。
のぼせることなく体を目覚めさせ
前日の満腹が嘘のようにお腹グー。



朝は味噌汁が染みるね~



ご飯、ツヤツヤ



朝からお刺身はいいかな・・・




ゼンマイや根野菜のきんぴら風



出汁巻き、鮭昆布巻き、数の子山葵漬和え



鰆の西京焼き



おぼろ豆腐

これも固形燃料が臭い上に
火が強くて焦げちゃった・・・焦げ臭い。
美味しい豆腐だからそのままでいいです。



固形燃料使用が残念でしたが
総じてお料理も美味しく
温泉、素朴な仲居さんの接客、
若旦那と若女将のお人柄、
落ち着きある佇まいと
喧騒を一切感じさせない心地よい静寂など
非常に満足できました。
お世話になりました。



小さなお宿 小松屋


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