おうちBAR開店

本格的なパーティー料理から手抜きお手軽料理まで、私のキッチンから発信します。毎日の出来事を含めて楽しくご紹介。

Keyword Magazine季刊誌「そう」について

2010年12月16日 | その他
今更ですが私が携わっている
季刊誌「そう」をご紹介します。
おかげさまでこの稚拙なブログも
最近アクセス数が増えてきまして
私の友人を全部含めてもおつりが出るぐらい。
「そう」を知らない方も読んでくださってるのでは…
と思いましたので改めて。

「そう」は三遠南信の郷土の話題を伝える雑誌。
この辺に住んでいらっしゃらない方は
“三遠南信”とは何ぞや、とお思いでしょう。
三河・遠州・南信州エリアのことです。

毎号キーワードを一つ決め
三つのエリアを舞台とした話題を
歴史や文化など絡めて掘り下げます。
かなりマイナーだったりコアな話題もたっぷり。
知られざる…的な内容も多いので
ご当地の方もそうでない方も是非ご覧あれ。
どこで売ってんの?という質問、待ってました。
下記HPを参照ください。
全国どこにお住まいの方でも読んでいただけます。
定期購読も受け付けてますのでゼヒ!

出版社HP
購入方法HP

最新号キーワード「野」も絶賛発売中。




この中で毎回二稿ペースで寄稿してるのですが
私は自称“食担当”。
テーマは早い者勝ちで奪い取るスタイルで
“食”に触れる話題があると即座に挙手。
取られるものか…とゲットします。
最新号では“野獣”と“西洋野菜”を担当。

野獣…田畑を荒らす獣害を引き起こす
猪さんを平和的に利用。
つまり仕留めて美味しく頂くこと。
血抜きをしっかりした猪は驚くほど美味いです。

西洋野菜…イタリアのカルチョーフィ、
和名・朝鮮アザミ、英名・アーティチョークを取材。
全国へカルチョーフィを出荷している
豊橋市の農園「ファットリア葦毛の里」と
それを巧みに料理する「フラスカティ」さんをフィーチャー。

どちらも思いを込めて書きました。
美味しさも私の舌が実証済みです。

次号はキーワード「手」で
“手釣り”と“手打ち蕎麦”を担当しております。
来年春先に発行予定です。

出版業界が逆風にさらされる中
編集長・味岡伸太郎氏を筆頭に
我々編集スタッフが本当に伝えたいものを書き上げています。
一般大衆に迎合しない雑誌をモットーにしてますので(多分)
若い世代には「はぁ?」という内容が多いかもしれません。
が、、、書き残さなければ記憶からも抹消されるもの、
素晴らしいのに紹介されないまま時を経ているものなど
「この街って意外といいとこあるじゃん」と
ちょっと胸を張りたくなるような話題満載なんですよ。

何だか鼻息が荒くなってしまいましたが
どうぞお手に取って“家”でお読みください。
立ち読みは無しですよ(笑)。

牡蠣よこんにちは

2010年12月16日 | 和食
昨日は8時から蒲郡で取材した後、
ダンサーのJさんにお願いしていた
新居の牡蠣を受け取りにいってきました。
牡蠣の養殖業者さんのもとで剥きたての牡蠣。
うほほ~っです。
何でも今年は猛暑の影響で
牡蠣の成長がとっても遅いんだとか。
これからグッと寒くなると
身も太ってくるかもしれないそうです。
寒いの苦手だけど牡蠣のためなら我慢しますぞ!

Jさん、お目めを痛められたと伺ってたので
心配していましたがお元気そうで安心。
ただ、無理はしないでくださいね。
牡蠣、ありがとうございます!

またお食事しましょうね、
と、固く約束した後は
パートナーのお供で長島へ。
川風と海風で寒かった~。
空もほら、こんな様相。



昼とは思えない表情ですね。


帰りの名港大橋も凄い横風。



しかしこの手ぶれは関係ありません。
巨大なアルファベットAの
股の間をすり抜けます。


蒲郡→湖西→長島と忙しく動き回った後は
牡蠣さんと対峙します。
小さい、とおっしゃってましたが土俵が違う。
そんじょそこらの奴らと棲む世界が違うのか…
ぷりっぷりです。
とりあえず今日はカキフライにしていただきます。



ほら




ほら




特製バッター液にくぐらせ
生パン粉を付けてさっと揚げます。
最初の4個を食べてから
追加の2個はもう一度油を温めて揚げます。
忙しいですが揚げたてを食べるために
労力は惜しみませんよ、私。

何度も言いますが火を入れても身縮みしません。
カリッと衣を歯で砕くと
中から海のミルクがほとばしります。
嗚呼、幸せ。
今隕石が落ちて死んでも後悔しません(それはどうだか…)。
ごちそうさま×100

その上昨日開けた日本酒が美味いのなんの。



風の森さんの「いかきとり」です。
蔵本さんが長年掛けて編み出した
独自の製法で絞ったんですって。
「開栓時ご注意ください」
のシールが外キャップにビチッと貼られている。
また恐怖が蘇ります。
そ~っと外キャップを外したとたん
「ポンッ!」中栓が勢いよく旅立ちました。
白い煙がホワホワと瓶から立ち上りましたが
何とか液体の噴出は免れました。セーフ。。。

あなた、生きてんのね?

と声をかけたくなるほど
クリスピーな酸が舌を刺激します。
味わいもしっかりあって
酸と苦みのバランスもいいので飲み飽きない。
そして香りが素晴らしい!

あとは冷蔵庫で中栓が勝手に開いて
液体が流出しないことを祈ります。
家庭用の冷蔵庫では縦に置けないので
斜めにして野菜室に入れてあるんです。こわっ!

長い一日でしたが幸せでした。

今日は本題の牡蠣のオイル漬けを作ります。
Mさんのご期待に応えなくっちゃ♪