おうちBAR開店

本格的なパーティー料理から手抜きお手軽料理まで、私のキッチンから発信します。毎日の出来事を含めて楽しくご紹介。

春風荘、再び。

2010年12月08日 | 蕎麦
今日は久々の水曜休み。
子供の遠足ごとく、5時半の目覚め。
iPhoneで「Edy Higgins」のピアノの音と
「The Singers Unlimited」のアカペラを聴き
まんじりと夜明けを待ちました。

いや、「お宿かわせみ」の親孝行話に涙して
目がパッチリ覚めたのかしら?


とにかく目と頭が冴え、そのまま朝を迎えたのです。


今日はパートナーの仕事のお供で
名古屋まで行って来ました。


お昼は名古屋の著名なお寿司屋さん、
と思ったのですが
前日に予約を入れようとしたら満席ですと。
余計に行きたくなったので
来年早々予約を入れます。


じゃあ、どうしようか・・・
と鶴舞の春風荘へ向かうことに。
平日だから12時過ぎても余裕で座れました。


私、、先ずはビール。
前回同様盛りだくさんのお通しがやってきました・


でも、それぞれ「まあまあ」なんですよ。
私はこれ無しで酒代安くしていただき
好きな肴を頼みたいな。



前回八ヶ岳の卵焼きの「濃口」を頼んで
かなり甘かったので
今回は「薄口」を選択。



う~ん。
甘いけど「濃口」の方がいいかも。
しっかり焼いた卵焼きで
塩分が勝つのはちょっと辛い。


炙り天ぷら二種オーダー。



穴子と牡蠣の天ぷら

塩と酢橘、天汁で頂きました。
穴子2尾で1200円、牡蠣4個で1800円
いいお値段、ってか高!
汽水域が間近にある我々の土地では
これだけ出せばかなりいい食材が入ります。
色々なことをお任せした手間賃としても
ちょっと高いかな。

そして牡蠣の天ぷらは
蒲郡の「かわせみ」に軍配があがります。
あそこはお店お膝元の
竹本油脂の太白胡麻油を贅沢に使っているから
揚げあがりも食べ後も心地いいんですよね。


さて、蕎麦。





今回も挽きぐるみの十割を選択。
相変わらずオリーブオイル、塩などが供ざれました。
「使い方、分かりますか?」
と言われましたので
「はい、分かります。」
と言って一切使いませんでした。


私の前訪のブログを見てたんじゃないか?
と思ってしまうくらい
前回の柔いイメージを払拭し
むしろ硬くてゴワつきが感じられました。
でも前回のヤワ目よりは断然いいです。
人の為すことですし
乾湿寒暖もあるし
そば粉の個体差もあるので
あるレベルの勝負はしょうがないですね。
贔屓の店でその差を楽しむのも粋かもしれません。

ちなみに年末年始は上京しますので
藪系巡礼してきます。
神田藪・並木藪・池之端藪・竹やぶ+松翁

島田・宮本のルーツを探ってきます。