献金疑惑に塗（まみ）れた菅直人首相は、知らぬ振りで辞任するのか

　菅直人首相は、昨日午後の参議院予算委員会で、西田昌司委員（自民）から厳しい質問を浴びていた。首相を辞任する前に、自ら疑念を解いたらどうかとの問いかけもあったが、このペテン師は言を左右にして答をはぐらかした。

　西田委員の質問は、政治資金規正法違反に関連する重要な内容を含み、、

○首相の資金管理団体「草志会」が在日韓国人Ｋ氏より１０４万円の違法献金を受けた件
Ｋ氏へ１０４万円を返却した際の領収書提示要求は、返却日が３／１４なのか、３／１０なのかを特定するため。Ｋ氏を外国人と認識していた時期と密接に関係。
これは、政治資金規正法の外国人献金禁止に抵触。

○左翼政治団体「市民の党」に連携する「政権交替を目指す市民の会」へ草志会が６０００万円を献金した件
この政治団体の責任者は、拉致事件容疑者の親族と密接に関係している。
草志会が赤字を作りながら献金したとすれば、政治資金規正法の虚偽記載に触れる可能性がある。

　質疑応答の様子は、



　これは、btk556 さんの提供動画。質疑全体の１／３　。

http://www.youtube.com/watch?v=OCRdhKuvU_c&feature=related

　これらの件で検察に対して告発済みのようで、同首相辞任後には急な捜査展開が予想される。民主党は、北朝鮮スパイのようなトンでもない人物を首相に指名したわけだから、その政治責任は厳しく追及されねばならない。

　菅＜ペテン師＞首相の後継について、マスコミが姦（かしま）しいけれども、この人物は本当に辞める気があるのだろうか。まずそれが気になる。このペテン師は、次から次へと辞任ハードルを上げて、３法案通過を画策している。きちんとした国会論議をせずに法律を作っても、結果的に困惑するのは国民である。

　民主党代表選は、８月２８日に行われる見込みで、上記のように代表候補が取り沙汰されている。それについて、西岡武夫参議院議長は、「新代表は現内閣構成員以外から選ぶべき」と二度目のコメントを述べた。それは当然のことと思う。

「閣僚は首相と共同正犯」「現職に次期首相の資格なし」西岡氏
2011.8.11 21:12

　西岡武夫参院議長は１１日の記者会見で、菅直人首相（民主党代表）退陣後の後継について「内閣は一体で責任を負うわけで、菅政権で閣僚であるなら当然、共同正犯だ」と述べ、現職閣僚には次期党代表、首相の資格はないとの認識を示した。

　西岡氏はその上で、「（首相と）違う考えを持っているなら、自ら辞めるべきだ」と述べ、閣僚が代表選に出馬する場合には、即時辞任するよう求めた。

　民主党代表選には、野田佳彦財務相が出馬する考えを固めているほか、海江田万里経済産業相、鹿野道彦農水相といった菅政権の現職閣僚の出馬が取り沙汰されている。
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/110811/stt11081121120009-n1.htm


　ポスト菅の新代表が決まり、首相指名が行われたなら、新首相は直ちに衆議院解散を行い、国民に信を問うべきだ。最早国民は、民主党全体に言い知れぬ不信感を持っており、政権を担当することは不可能と思われる。