陸奥月旦抄

茶絽主が気の付いた事、世情変化への感想、自省などを述べます。
登場人物の敬称を省略させて頂きます。

ムン韓国新大統領の登場は高麗連邦共和国の形成に繋がるか?

2017-05-12 08:59:06 | 朝鮮半島

 韓国新大統領に、ムン・ジェイン(文在寅)氏が就任した(5/10)。ノムヒョン(廬武鉉)元大統領の秘書室長であったムン新大統領は、北朝鮮の工作員と言われる位に親北(従北?)志向で、同時に反日姿勢が著しい。これまでの米国・韓国対北朝鮮の構図に、大きな変化が生まれると一部の識者は危惧の念を持って指摘している。

 ムン新大統領は、北朝鮮との融和を進めると共に、これまでのシナ・中共との冷え切った関係を急速に修復するであろう。キム・ジョンウン(金正恩)北朝鮮労働党委員長にとっては、将に5千万の味方を得た思いを感じているはずだ。何せ戦わずして南朝鮮が手に入り、一国二制度の形(金日成構想)で朝鮮半島が統一されるのであるから。

 それは、核を保有した「高麗連邦共和国」の形成であり、元首はキム委員長と言うことになる。それ故、我が国の朝鮮半島に対する見方は、益々厳しいものになるはずだ。

 こうした状況を踏まえ、「虎ノ門ニュース」で藤井厳喜氏が興味深い予測を行っている。その動画を下記に貼り付けるが、藤井氏登場は、27分過ぎから(動画全体は約2時間)。

(1)韓国大統領選後の朝鮮半島問題

(2)都議選と市場移転

(3)マクロン新仏大統領とフランス議会選挙

(4)憲法改正に関する安部総裁提案

などが話し合われている。

 

【DHC】5/10(水) ケントギルバート・藤井厳喜・居島一平【虎ノ門ニュース】

 

 藤井氏が最後の部分で指摘した「テロ等準備罪法」の早期成立は重要で、それによって早くTOC国際条約(パレルモ条約)を批准しないと我が国はテロ支援国家と見なされ、銀行の国際取引は停止されるし、ヴィザ発行の制約を受けるので日本人の海外渡航に多大の影響が出るだろう。

 朝鮮半島は、民族自決に任せ、我が国は「非韓三原則」を考慮しつつ、敬して遠ざけるのが良いと思う。1950年の「アチソン・ライン」が自由主義国との境界線になるのではないか。

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« フランス大統領選挙の行方(... | トップ | 新緑の中で口遊(ずさ)む<... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

朝鮮半島」カテゴリの最新記事