陸奥月旦抄

茶絽主が気の付いた事、世情変化への感想、自省などを述べます。
登場人物の敬称を省略させて頂きます。

ムソルグスキーの交響詩<禿山の一夜>を聴く:名画《ファンタジア》より

2011-09-01 02:56:58 | 読書・映画・音楽
 ロシア5人組の一人、モデスト・ムソルグスキーによる交響詩<禿山の一夜>(1867)をウオルト・ディズニーがアニメーション映画《ファンタジア》(1940)で視覚化した。<音の魔術師>レオポルド・ストコフスキーが編曲し、自ら管弦楽団を指揮して、名演奏を聞かせる。

 中学生の頃、学校引率で《ファンタジア》を団体鑑賞した覚えがある。幾つも取上げられた古典名曲の中で、<禿山の一夜>とP.デュカスの交響詩<魔法使いの弟子>が取り分け印象に残った。

 夏の暑い真夜中、闇の魔王は墓場からゾンビや幽霊・精霊共を呼び集め、禿山の頂上で火炎もおどろおどろしい大饗宴を開く。宴たけなわの頃、朝を告げる教会の鐘の音が爽やかに響き、魔王は苦悶の内に大翼を畳み、幽霊共は我先にと墓場へ逃げ帰る。禿山は元の姿に戻って、陽光の中で静かに佇む。

 この動画には、シューベルトの<アベ・マリア>が連続する形で付いている。



 これは、sadisticmind87 さん提供の動画。

http://www.youtube.com/watch?v=nYSbxRiUgOo&feature=related


 今回の民主党代表選における小澤<座敷牢>元代表を夜の魔王に例えると、魔王の一指しで、海江田<泣き蟲>幽霊や、輿石<山教組>ゾンビらが骸骨馬に乗って百鬼夜行し、永田町のホテル「禿山」に大集合、オザワン・ガールズ精霊が妖炎の中で踊り狂う。中には、柔道やゴルフを披露している魑魅魍魎(ちみもうりょう)も目に付く(笑)。

 やがて決選投票の鐘の音が響き渡り、結果が明らかになった小澤魔王は苦悶の表情を浮かべて、すごすごと座敷牢へ戻る。幽霊共は、一目散に墓場へ逃げ帰る。輿石ゾンビは、骸骨馬で墓へ駆け戻る途中、小澤魔王を座敷牢の呪縛から何としてでも解き放とうと決意するのであった。
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 新型インフルエンザに対する... | トップ | 東北地域で14名が赤痢に罹患 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

読書・映画・音楽」カテゴリの最新記事