英国の音楽家エルガー(Edward Elgar, 1857-1934)は、チェロ協奏曲や3つの交響曲の作曲家として知られるが、有名な行進曲<威風堂々>(1901)の作者として英国人に親しまれている。
その彼が作曲した初期の小品に、<愛の挨拶>(Salut d'Amour)と言うピアノ曲がある。これは、彼の夫人となるキャロライン・アリス・ロバーツと婚約する時に、彼女へプレゼントした作品だ。この曲は、時代を越えて多くの人々に愛され、ピアノ独奏は勿論、ヴァイオリン+ピアノ、チェロ、フルート独奏、オーケストラ演奏などに編曲されている。
ここでは、オーケストラ演奏を聴いてみる。
http://www.youtube.com/watch?v=BSv3iApK3DQ&feature=related
Wikipedia によると、エルガーは貧しい楽器商の家に生まれて、独学でヴァイオリンを学び、作曲法を身に付けた。成人となってからは、ヴァイオリン及びピアノ教師として働いた。アリス・ロバーツは、海軍少将の娘で彼のピアノの弟子であった。エルガーは、8歳年上のアリスに恋をし、1889年に二人は結婚する。
アリスはエルガーによく協力し、名門出身の彼女のお陰で作曲の仕事が次第に増え、作曲家として認められるようになった。彼女は、エルガーにとって所謂「あげまん」だったと言えよう。二人の結婚生活は、アリスが1920年に亡くなるまで円満なものであった。
<愛の挨拶>の優しい旋律を聴くと、エルガーがどれ程アリスを愛(いと)おしんでいたかが感じられるし、こんな美しい曲をプレゼントされたアリスは幸せな気持に浸った事であろう。
その彼が作曲した初期の小品に、<愛の挨拶>(Salut d'Amour)と言うピアノ曲がある。これは、彼の夫人となるキャロライン・アリス・ロバーツと婚約する時に、彼女へプレゼントした作品だ。この曲は、時代を越えて多くの人々に愛され、ピアノ独奏は勿論、ヴァイオリン+ピアノ、チェロ、フルート独奏、オーケストラ演奏などに編曲されている。
ここでは、オーケストラ演奏を聴いてみる。
http://www.youtube.com/watch?v=BSv3iApK3DQ&feature=related
Wikipedia によると、エルガーは貧しい楽器商の家に生まれて、独学でヴァイオリンを学び、作曲法を身に付けた。成人となってからは、ヴァイオリン及びピアノ教師として働いた。アリス・ロバーツは、海軍少将の娘で彼のピアノの弟子であった。エルガーは、8歳年上のアリスに恋をし、1889年に二人は結婚する。
アリスはエルガーによく協力し、名門出身の彼女のお陰で作曲の仕事が次第に増え、作曲家として認められるようになった。彼女は、エルガーにとって所謂「あげまん」だったと言えよう。二人の結婚生活は、アリスが1920年に亡くなるまで円満なものであった。
<愛の挨拶>の優しい旋律を聴くと、エルガーがどれ程アリスを愛(いと)おしんでいたかが感じられるし、こんな美しい曲をプレゼントされたアリスは幸せな気持に浸った事であろう。
コメントをどうも。この曲、ピアノ演奏で聴くと別な透き通った感じがします。
私は、リスト「愛の夢」(ピアノ曲)、クライスラー「愛の喜び」・「愛の悲しみ」(ヴァイオリン曲)も気に入っていますが、エルガーのこの曲が愛の小品としては一番好きです。