Ed's Slow Life

人生終盤のゆっくり生活をあれやこれやを書き連ねていきます。

サウス・ピア

2014年10月22日 | 通勤

                 

朝、武蔵浦和駅の埼京線ホームで川越行の電車を待っている時目の前にさい
たま市役所の南区役所のビルが見える。「さいたま市」という名前の後に、「SO
UTH PEER」という英語の表記が見える。

むかし、外国籍の船舶相手の仕事をしていたから各地の港湾を訪れた。大きな
港には突堤が沢山あり、訪れる船の停泊場所を特定するのに「中央突堤」とか
「3番突堤」などという。中には「ノース・ピア」や「サウス・ピア」という英語名もあ
るので、Edの頭の中では「ピア」というと、直ぐ「突堤」を思い出す。


しかし突堤を表す「ピア」はPierであり、Peerではない。最近老眼で字がボヤケ
テ見えるから何度も目を細めて確かめてみたが、どうやら”PEER”となっている
ようだ。^^!


桟橋や突堤を表す「Pier」であれば、空港などで建物の突き出た部分を意味す
ることもあるようだから、あるいは”支所”の積りで使われることがあるのかもし
れない。しかし「Peer]には何処を探しても”支所”や”市役所”らしき意味合い
が見付からなかった。


                                             

日本は西洋コンプレックスのせいか、難しい外国語の単語や凝った翻訳で人目
を引くのが好きである。今ではマンションは集合住宅の代名詞であるが、メゾン
やタワーだけでは物足りないらしく、レジデンス、コート、グレース等々やたら意
味不明のカタカナ名が出てくる。英語だったら簡単にFlatあるいはCondomini
umなのだろうが、それではあらかたの人に安っぽく思われる、という住宅販売
会社の考えなのだろう。


しかしそれにしては、日本のマンションは相変わらず部屋数のLDK表示が主流
で、肝心の占有面積では130㎡を超える大型は少ない。狭い面積をチマチマ
した狭苦しい部屋に仕切って部屋数を表示し、難しそうな名前を付けて高級感を
演出するのはトリッキーでは・・・


若しかして、市役所も訳の分らない英語にして、時代の先端を行ってるかのように
見せかけてるだけじゃなかろうね・・・(笑)



                     



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