農家の庭先や畑の片隅に植えられた柿の木には今年も実が生って紅く色付いた。
今年は去年より数が少ないような気がするけれど、それでも鈴なりには違いない。この辺りの農家ではみんな鳥たちに食べさせてしまうのか、沢山柿を植えている割には人が収穫しているのを見たことがない。それとも渋柿で渋抜きの手間を厭うせいだろうか。
亡くなったお袋は熟してとろけるような柿が大好きだった。田舎育ちで菓子など余りなかった時代の人だから熟した柿は唯一女性の好きな甘味だったのかもしれない。
或る時お袋が高校生だったEdに「柿を英語でなんと言うか知ってるかい?」と笑いながら訊ねた。英語なんてまるで習ったことのないお袋だから彼女の唯一知っていた単語だったかもしれない。「知らない!」と答えると、得意げに「パーシモンだよ」と教えてくれた。Persimmonはお袋にとって余程お気に入りの果物だったのだろう(笑)
柿の紅い実を見ながらウォーキングしていたら死んだお袋を思い出した。
セイタカアワダチソウも見慣れるとそれなりに綺麗だ・・・^^!
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ま、我々の年代は過去に充分死の灰浴びてるから、どってことないけど、小さい子のいる家は心配だろうね・・・
柿の収穫、頑張ってやってちょうだい!(笑)
uni「みんな鳥のエサだ~」
カミサン「ご近所にくばらなきゃ」
uni(内心:オレッチがもがなきゃなんねえ***)
・・・毎年この葛藤。
さあて、今年は”セシウム柿”・・・かもね。