Ed's Slow Life

人生終盤のゆっくり生活をあれやこれやを書き連ねていきます。

衣の下に鎧

2013年05月02日 | Weblog

                

今、日本の平和憲法の存続が危ない。自民党はじめ、維新の会、みんなの党など
が改憲に向けた動きを強めている。

安部内閣は先ず改憲をやり易くするため、69条の規定を、現行衆参各々全議員
の2/3以上の賛成を必用とする条件を、1/2以上に弛めようとしている。
先ずハードルを下げてから、一気に権力側の思い通りに改憲してしまおう、という
魂胆である。

靖国神社参拝に大挙して自民党議員が押しかけ、中国、韓国から猛反発を受け
るや、「外国からのいかなる脅迫にも屈しない」などと、一国の宰相とも思えない
稚拙でヒステリック反応をみせた。歴史認識の浅さというより、なりふり構わず再び
軍国主義化を進めようとする本音がポロリと出てしまったのだ。

この度の、核拡散防止国際会議でも共同宣言に、世界で唯一核被爆経験おある
日本が署名しない、という世界各国からすれば奇異にしか映らないような馬鹿げ
た判断をする現内閣は、将来日本も核武装でもする下心があるからに違いない。

安部総理が中身のない美辞麗句ばかり並べて国民を煙に巻こうとしているのは、
背後に恐ろしいドンデン返しを隠してあって、気が付いたら日本はとんでもない軍
国主義国家になって、ようやく根付こうとしていた民主主義は強権で踏みにじられ
る・・・という悪夢のシナリオが見える。

経済が上向いた、などと能天気なことを云っている場合ではない。アベノミククス
などと安っぽいお面を被った「経済政策」は、20年も昔に日本が卒業したはずの
「公共投資」であり、それは反って震災復興の足を引っ張っている。

日銀には、阿部総理に尻尾を振って何でも言うことを聞く人間を総裁に据え、日銀
券をジャブジャブ印刷してインフレに誘導しようとしている。実体経済が少しも上向
いた形跡はないのに、給料も上がらないうちから、とりあえず物の値段は上がり出
し、我々庶民は益々財布の紐を硬くせざるを得ない。

7月の参議院選の結果次第で、日本は本当にとんでもない国に変えられてしまう。
国民は参院選で、自民、維新に鉄槌を下さなければ日本に未来はない!

 



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