Ed's Slow Life

人生終盤のゆっくり生活をあれやこれやを書き連ねていきます。

犬のしあわせ

2012年01月31日 | Weblog

                   

先日、旅のチカラというTV番組で女優・浅田美代子さんがベルリンの「犬の孤児院」を訪問したときの体験レポートを観た。


知らなかったけれどドイツは動物愛護の先進国だそうである。なるほど、飼い主のいなくなった犬を預かる施設の何と立派なこと!衛生的で広々とした個別犬舎、明るい芝生の運動場、設備の整った病院、そして専門の調教師やカウンセラー・・・迷い犬や野犬は保健所が捕獲し、飼い主が現れなければ殺処分してしまうどこかの国とは大違いだ。

彼の国では、犬が虐待されているような場合は警察と獣医の判断で飼い主から引き放してこの孤児院に引き取る。そういう犬は人間不信に陥っているため、心のケアと躾をやり直し、犬が平常心を取り戻してから新しい飼い主を探すとのこと。本当の「優しさ」と命に対する「尊厳」をしっかりと守っていると感じた。

                     

ベルリンにも路上生活をする人たちは居る。ちょっと驚いたのは、その人たちも犬を飼う場合は市に犬の税金を払い予防注射もさせているとのことで、僅かな収入を犬と分け合って生きているのだそうである。まさに犬と人間が互いに助け合って生きている。
余計なことだけれど、ベルリンの路上生活者は見た目日本のバッグマンほど薄汚れた様子ではなかった。もしかして日本より実入りが多いのだろうか・・・^^!

日本では犬・猫は愛玩動物としての側面が強いけれど、ドイツでは共に生きるアニマル・フレンドという位置づけのようである。犬が人間と同じという考えではなく、犬は犬としての躾をきちんされているので、どの犬も行儀がよく、飼い主の指示に素直に従う。レストランでは食事をする飼い主のテーブルの下で静かに待っている犬たちが沢山いる。飼い主は唯厳しく躾けるだけではなくて、家庭内では常日頃から愛情をもって接している証拠であろう。

                       

ドイツではペット・ショップなどでの犬の売買は禁止されていて、犬が飼いたい人は犬の孤児院で気に入った犬を引き取るか、ブリーダーと直接取引するのだそうである。動物をお金で売買するというのも考えてみれば、命の売り買いであって決して好ましいことではない。ペットショップで売れ残った動物たちは最後どうなるのだろうか・・・保健所に送られたりしないか心配になった。

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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
そのようですね^^! (Ed)
2012-02-01 09:05:28
バナーの貼り付けが正常に出来てない?

・・ま、いいっか(笑)
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うん? (MOMO)
2012-01-31 20:30:00
ブログ村のバーナーをポチるとエラーになるみたいですよ。
ワードの方はチャンとリンクしてましたけど
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