Ed's Slow Life

人生終盤のゆっくり生活をあれやこれやを書き連ねていきます。

一日の過ごし方

2014年09月22日 | Weblog

 

先週の金曜日は休みをもらったので、週末は3連休になった。最後の日曜日(昨
日)は良く晴れて特に予定もなかったから、どう過ごそうか迷った末自転車で2時
間ほど走ってきた。


今週、仕事があるカミサンは、今朝出がけに「洗濯ものを取り込んでおいて下さ
い」としか言い置いて行かなかったので、Edが一日何をしていたのか気になった
らしく、帰宅早々「今日はいい天気だったけれど、何してたの?」と訊く。


そう云われても、今日一日何をしていたかなんて一々覚えてはいないのだけれ
ど、カミサンが出掛けたあと、食器を洗ったり、猫のトイレを掃除したり、TVでア
ジア大会の柔道を少し観たりした後、思い立って自転車を引っ張りだしたのだっ
た。


いつもながら、長いこと放ったらかしにしてあるからタイヤの空気はスカスカで、
先ず空気入れから始まる。スポーツ・タイヤのエア・バルブは、一旦コアを弛めて
おかないと空気が入らないので少し面倒なのである。タイヤがコチコチに固くな
るまで入れたら息が切れた。^^!


昼ころ家に戻ってもまだ陽が燦々と降り注いでいたので、押入れから出して未だ
一度も陽に当ててない羽毛布団をベランダに干した。”主夫”は結構やることが
あって、その気になれば暇つぶしには事欠かない。(笑)


                                               

同じ町内にも、所在なく一日唯道行く他人や車を眺めている人や、あるいは住宅
地の通りを行ったり来たり闇雲に歩いている人が居る。定年後、することが無くな
って暇を持て余している様子がありありなのだけれど、身体が動くうちは趣味の
こととか、何か多少なりとも役に立つことが出来たらいいなと思う。


年とって現役を退くと、途端に何をして良いのか判らなくなるのが世の常。「元気
か?」と訊かれて「死ぬのを待ってるだけさ・・・」と答えて苦笑を誘ったJinさんの
友だちがいたけれど、突き詰めればそういうことなのかも知れない。^^!


認知症のお年寄りで”食べる”ことをしなくなり、口に入れたものをいつまでも噛
んでいて、呑みこむことを忘れてしまった人もいるそうである。こういう状態にな
った人にも、なんとか普通に食事を楽しませる工夫が介護の場でなされている
らしいが、何だか空しい気もする。


Edは思う。人間も他の動物たちと同様、食べられなくなったら、それは死を意味
することなのではないだろうか・・・