Ed's Slow Life

人生終盤のゆっくり生活をあれやこれやを書き連ねていきます。

旅立ちの費用

2014年09月01日 | Weblog

 

人間、死ぬにもお金が要る。核家族化で親子は離れて暮らすのが普通になっ
たから老後は夫婦だけ、お墓を買ってもどうせ子供が後を継がない限り一代限
りのものでしかない。それに我々夫婦は二人して兄弟の中では末っ子だから、
死んだとき未だ生きてる兄弟なんて居るのかどうかも分らない。・・・ということ
で、最後の始末をどうしたらよいか今のうちに調べておくことにした。


                                            

先ずお墓。一番理想的に思えるのは樹木葬で散骨なのだけれど、めったやた
らに捨てることはできないから公営の場所になり、競争率も高くて簡単ではな
い。やはり適当な霊園に自分たちの墓を持たざるを得ないようだ。


以前から考えていた成田メモリアル・パークへ行ってみた。此処には最初から
墓を持たず、永代供養する方法もある。その場合は他の方がたと一緒に纏め
て供養塔に入れられるので、身寄りが何方も居ないような場合に適している。
もう一つは墓のリースで家族むけ、夫婦向け、独り向けの3種類あって、予め
届けてある人全員亡くなったあと管理費の支払が途切れて15年後にお骨は
永代供養塔のほうに移されるというシステムで、墓は管理会社に返却する形
になる。


買うよりかなり安いし、何よりも後の面倒が掛からないのがよい。夫婦向けで
80万円よりあり、管理費は年間1.1万円程度である。買ってしまうと、管理は
2倍近いし永代供養への移転や墓の撤去費用も別途掛かるから、孫子の代ま
で使うつもりがなければ意味がない。我々には二人用のリースが一番適して
いるみたいである。


その足で印西市の葬儀場兼火葬場へ行ってみた。此処は葬儀の場所を貸し
てくれる火葬場なので手間が掛からない。但し葬儀そのものは葬儀社が執り
行うので地元の葬儀社(2社)に行って実際の段取りや費用について話を伺っ
た。小さな家族葬のような形式なら30~50万円程度で済みそうである。


まだ暫し検討しなければならないのは、お寺さんをどうするか・・・ということ。
我々は戒名など要らないと思っているので、坊さんは呼ばないでBGMで音楽
葬にでもしようか等と考え中である。どうせ子どもと親しい人数人だけなので、
出来るだけお金を掛けずに済ませたい。


凡その目途がついたので少しホッとした。^^!