Ed's Slow Life

人生終盤のゆっくり生活をあれやこれやを書き連ねていきます。

妄想

2014年09月03日 | Weblog

            

最近、宝くじが当たったら・・・という妄想に浸ってボケーっとしていることがよく
ある。いよいよ認知症の入口に来てしまったのだろうか。^^!


「1/3づつ息子と娘に分けて残りは自分たちの旅行や気に入った車の購入
に・・・」などと取り止めもないことを考えていると何だか幸せな気分になってく
る。ハッと正気に戻って妄想が消え、独りで気恥ずかしくなったりしている。
(ハハハ・・・バカだねえ^^!) 宝くじで”夢”を買っただけなのについ”現実”
になることを期待しているのだ。


このところ宝くじもバブルの様相を呈してきてナンバーズなどは10億円である。
今週は宝くじ記念と称して一枚500円のものが売り出された。一等は3億円で
2本だから当選金は他の一枚300円のくじと変わらない。くじの売り上げが減
ってきたのかも知れない。消費税も上がったし景気も一向に良くはならないか
ら庶民の財布の紐は増々固くなって、宝くじの”夢”さえオイソレと買えなくなっ
てきたのではなかろうか・・・


勤務先が都心だったころは飽きもせず毎回のように飼い続けていた。今は年
に数回ジャンボくじの時だけ、それもバラで3枚とか5枚とかシケた買い方をし
ている。(笑) 夢なのだから本当は1枚にすればよいものを見栄張って1000
円か1500円分買う。「買わなきゃ当たらない」というのは売る側の理屈。いくら
買ったって当たらないものは当たらないのだ。確立から云えば限りなくゼロに近
いのに、買って籤を手にすると当たるかも・・・という期待が脹らんでくる。ギャン
ブルとは不思議なものだ。^^!


                                   

宝くじは全くの単純な”運”だと思うけれど、競馬やパチンコは統計や確率の要
素が入ってきて儲ける人がいるらしい。競馬に大金を投じて利益を上げた人が、
確定申告で外れ券を必要経費として税務署が認めないことを不服として争った
ケースでは、税務署側が負けた。過去の統計数字や確率論を駆使して自己流
の馬券購入手法を編み出し、2年で1億4千万利益を上げたという。


その執念には脱帽だが、税務署から突きつけられた追徴課税、総額6億9千万
円に驚き、大阪地裁で訴訟を起した。彼の手法は、元手がたったの100万円だ
ったのだけれど、入ってくる配当金を全て次々とレースの購入資金に充て、結果
的に28億7千万分購入して30億1千万の配当を得、差し引き1億4千万の利益
になった。税務署は購入金総額を一時所得と見做して法外な追徴金を請求した
そうである。彼はフツ―のサラリーマンだから、そりゃあ驚いただろう・・・^^!


宝くじの場合は、当たっても当選金には課税されないらしいから外れ券の必要
経費の問題も生じないから心配は要らない。当たるか当たらないかだけ心配し
ておればよい・・・(笑)