Ed's Slow Life

人生終盤のゆっくり生活をあれやこれやを書き連ねていきます。

草木の勢い

2012年05月14日 | Weblog

                   

今年も草むしりや垣根の剪定に忙しくなる季節が廻ってきた。

日本では外国に比して庭が狭いから庭木の手入れといったって多寡が知れている
けれど、アメリカの友人はリタイアしたあと戸建からフラット(集合住宅)に引っ越して
芝生刈りから解放され、ホッとしたと大喜びしていた^^!

日本ではそれほどのことではないけれど、やはり草むしりは骨が折れる。
歳とったせいですぐ腰が痛くなり、長く続けられないから休み休み時間をかけてやる
しかない。

ホントは毎週、草がまだ育ちあがらないうちに小まめに抜いておけばいいのだけれど、
一端終わるとホッとしてしまい、次にやる頃はまた草茫々となってしまう。

まさに、何遍繰り返しても懲りない自分なのだ。

家を建てたとき、兄から庭に芝は植えないほうがいいと忠告してくれたのだけれど、芝
生の庭に憧れていたから忠告を無視して芝を張った。

最初のうちは小まめに雑草も抜いていたし、芝刈りも頻繁にやっていたから芝も綺麗
だった。

やがて5年経ち10年経ちするうちに芝生は雑草に浸食されて芝生のようでなくなり、
おまけに芝の根はあらぬ方へどんどん伸びていって今では収拾がつかなくなってし
まった- -:/

”先人”のいうことを聴いておけばよかった。後悔先に立たずである。

                                 

表通りのイチョウの街路樹は去年無残に枝を切り落とされてしまい、折角葉を茂ら
せる季節になったのに、可哀そうに幹から葉をびっしり繁茂させている。

我が家の前の一本だけは、カミサンが頑強に剪定を拒んだおかげで、本来の木の
姿で残っているから、周囲のトーテム・ポールみたいな街路樹とは一線を画している。

道路向かい側のKさん宅は植物学者だけあって庭木は手入れが行き届いて綺麗だ
けれど、お宅の前にある街路樹のイチョウはやはり無残なスタイルにされてしまった。

奥さんは我が家の前のイチョウを眺めては、ホッとすると仰る。

この夏は我が家の前の街路樹しか大きな木陰は作ってくれないだろう・・・