Ed's Slow Life

人生終盤のゆっくり生活をあれやこれやを書き連ねていきます。

信州・山田牧場

2011年06月20日 | Weblog

17日(金)、ひと月前に約束してあったツーリングなので、雨が降っても行く覚悟はしていたけれど、やはりイザ朝から降っていると気勢を殺がれる。

関越道・嵐山SAに9時45分集合だから、雨でスピードが出せない分余裕をみて6時45分には出発することにした。昨晩ポツリ、ポツリ降っている中準備万端整えておいたから、エンジンさえ無事に掛かれば直ぐ出られる。雨カッパ(旧いね^^!)を着て、ブーツカバーを履き、首にはタオルを巻いた。こうしておかないとヘルメットの雫が少しづつ首筋に入ってきて長い間走っているとシャツの襟が湿ってくる。

幸いエンジンは一発で始動してくれたので一安心。小雨の中常磐道・柏ICへ向かった。
朝の高速は車の数こそ多いけれど外環も渋滞はなく、8時過ぎには大泉JCTから関越道に入った。集合時間には少し早すぎるので、一つ手前の高坂SAに立ち寄り給油して時間調整。序でにウィンド・シールドが全然雨滴を弾かないので、車のガラス用グラコを塗ってみた。

 

40分ほど過ごしてから嵐山SAへ向かった。SA少し手前で、嵐山ICから入ってきたオジンライダーさんがEdの目の前を行く
。そのまま後についてSAに入り、バイク置き場へ止めたら既にクロちゃんが来ていた。Gライダーのグループに紅一点、よく若い娘が一人で我々に付き合ってくれるものだ・・・^^!
暫くしてシローちゃん到着。4人揃ったので上里SAへ。上里でフーさんと合流して全員揃ったところで、昼食とルートの相談。生憎の空模様なので計画していた軽井沢での途中下車は止め、長野の善光寺を目指すことに。お昼は少し早いけれど横川SAで釜飯を食べることにして上里を出発。

既に雨はかなり弱くなっていて霧雨になった。横川SAで昼食をすませたら12時、次の休憩地点東部湯の丸SA向かう途中、佐久平あたりで雨は上がり薄日が出始めた。ラッキー!
 


善光寺はツーリングでは2度目。平日なので人出も余り多くなく、境内をゆっくり散策できた。説明によると、本堂は宝永四年(1707年)の再建で、江戸時代中期を代表する仏教建築として国宝に指定されている。国内有数の木造建築で、T字型の棟の形が鐘を叩く撞木(しゅもく)に似ていることから「撞木造り」と呼ばれている。屋根は総檜皮(ひわだ)葺き。きらびやかではなく、どっしりと落ち着いた雰囲気がある。
前回は山門前に露店が沢山出ていて賑わっていた中で、露店のおばさんから数珠を買った。今回は特に買うものはないので売店はパス。

 
 


見学を終わって喉も渇いたし、少し疲れたところで、今日の宿「レッド・ウッド・イン」へ向かった。冷たいビールを思い浮かべながら小布施の町は素通り。いつもの峠道を登りきった辺りがレッドウッド・インのあるロッジ集落だ。チェックインを済ませて部屋に入り、早速温泉へ。大木をくりぬいた風呂は変わらず以前のままだったけれど、大分あちこちに補修の跡があって年月を偲ばせる。

                
 

風呂から上がったら表のテラスで生ビールで乾杯。クゥ~・・・うまい!
泊まりのツーリングでは、この瞬間が待ち遠しく、応えられない^^!
この旅館のもう一つの売りは食事である。この宿の洋食(フランス料理)は絶品である。クロちゃんが選んだワイン(白)と実によく合う。久しぶりに”美味い”食事を堪能した。唯一残念なのは畳の部屋にせんべい布団というアンバランス。これで清潔なベッドだったらいうことないのだが・・・(笑)

楽しく飲んで食べた後はみんなバタンキュー・・・



 
 

翌日(18日・土曜)は雲が厚くなった。朝食後すぐ出発して峠のテッペンを越え志賀高原へ抜けた。暫くするとポツポツ降りだしたので路肩でカッパを着て、そのまま長野原を目指して走行を続ける。霧が濃くなり時々視界が極端に悪くなって30m先の前車も見えないくらい。ようやく霧が晴れて後僅かで長野原というところで予定変更、渋川へ向かう。実は長野原でお昼を食べるつもりだったのだけれど、10時ではいかにもまだ早すぎる。雨は殆んど上がっていて濡れるほどではなくなったので渋川のレストラン・ガストでカッパを脱いで身軽に。

朝食がボリュームたっぷりだったので、Edは軽く「うどん」だけにした。食後はガストでフーさんとお別れし、残る4人で渋川ICから高速に乗った。その後は一旦上里SAで挨拶して解散となった。Edは来たときと同じルートで関越、外環、常磐とつないで3時半に帰宅。走行440キロほど。梅雨の今時としてはまずまずの天候に恵まれたのかもしれない。