Ed's Slow Life

人生終盤のゆっくり生活をあれやこれやを書き連ねていきます。

ラーメン

2011年06月01日 | Weblog

                    

ラーメンに特別なコダワリがあるわけでも、物凄く大好きというわけでもないのだけれど、これほど日本人に愛され続けている手軽な食べ物も少ない。

若い頃家族でよく行ったのは船橋の金杉にある「ぎょうざんぽう」という店(チェーン店)で、カミサンと子供たちは醤油か塩ラーメン、Edは味噌タンメンで、餃子も4人前焼いてもらった。当時マンションを買ったばかりで財政が逼迫していたから”外食”といえばラーメンだったのだ^^!
ぎょうざんぽうのオヤジさんは釣りが好きで店には大きな魚拓が飾ってあり、女将さんはラーメン屋の女房にしておくのはもったいないような美人だった。女将さんは「休日はオヤジは釣りばっかり・・」と笑っていたが、夫婦二人きりで毎日顔突き合わせて店にいれば、お互い珠の休みは独りになってのんびりしたかったのだろう。

                    

スイスのBBCという会社に勤めていた頃は事務所が帝劇ビルにあったから、昼は大抵B1のラーメン屋だった。肉の万世の系列店で、太い麺に豚の空揚げを載せたパーコ(排骨)ラーメンが定番でひところ毎日のように通っていた。若かったし食後は屋上でバトミントンに熱中していたから脂は激しい運動で結構よく消化したと見えてメタボにもならなかった。

                   

去年お隣の旦那さんが都内でラーメン店「甚九郎」を開業した。Jinさんを誘って一度挨拶に立ち寄った。味はまあまあだったけれど他の繁盛している店のように大忙しには見えなかった。最初はチェーン店を沢山増やしたいと夢は大きかったけれど、最近になって道路拡幅計画で店が整理対象地域に組み込まれてしまったとかでやむなく廃業したらしい。世の中上手くいかないものだ。

川越では昼は殆んど「吉利(割烹)」で日替わり定食を食べる。時々相棒がいないことがあり、その場合は適宜歩いていける範囲で独りで食べに行く。昨日はその日だったので久しぶりにラーメンを食べにいった。ウニクス・ショッピング・センターを通り越した先の映画館のビルに「青葉(ラーメン屋)」がある。広い厨房は磨き上げられたステンが光って清潔である。客席はL字型のカウンターのみ。定番は特性ラーメン¥850でボリュームも程よい。厚切りのチャーシューが3枚、半熟卵1個、シナチク、海苔が載っている。スープが温いのがEdの好みに合わないけれど・・・味は悪くない。

                   

思えば、何処へ行ってもいくら歳を重ねてもラーメンから縁が切れたことがないなぁ・・・(笑)