Ed's Slow Life

人生終盤のゆっくり生活をあれやこれやを書き連ねていきます。

有毒・猫

2009年09月23日 | Weblog

         

カミサンの留守中、カミサンの知人「NGさん」という方から電話があった。
留守にしていると伝えると、仕事か、帰りは何時か、明日はどうか、といろいろ訊かれたので明日本人から電話させると言って切った。
翌日帰ってきたカミサンにその話を伝えると、早速{NGさん」に電話している様子だったが、しきりに「すみません」とか「知らなかった・・・悪かった」などと謝っている。

どうやら飼い猫の「もも」のことで謝っているのがわかった。そういえば北海道へツーリングに行っていた間に、カミサンから「NGさんが家に遊びに来て、「もも」に手を噛まれた!」という話をきいたことを思い出した。
「NGさん」の話の中身は、先日帰ってから噛まれた指が腫れて、病院に掛かり、治療費がいくらいくら掛かって、未だに指が動かない云々ということだった。カミサンが治療費の支払いのことに言及すると、払ってくれというワケでもなくて、我が家の猫にはそういう「毒」があるので気をつけたほうが良いという忠告だった。

「もも」は基本的に放し飼いしておらず家の中だけで飼っており、散歩は綱をつけて毎朝私が30分から小一時間させているし、他所の猫との接触はなく「毒」持ちのいわれは濡れ衣だ、と思った。
第一、NGさんだって自宅で猫を何匹か飼っていらっしゃるし、猫の扱いには慣れていると自負していて「もも」を抱いたらしい。「もも」は抱かれたり、しつこい事をされるのが大嫌いで、われわれでも時々噛まれることがある。しかし、我々は「もも」の顔を見ていると嫌がっている時はすぐ判るから、そこでやめる。カミサンも危ないと思ったから「NGさん」に注意したが、やられたらしい。
云わば彼女も猫の扱いには慣れていると過信していたのだろう。

NGさんのクレームに少しカチンときたカミサンは、「もも」のかかりつけの動物病院(お隣さん)へ行き、その話をしたところ院長先生は「それは単なる事故で、ももに特別な毒があるワケではない」と言下に否定してくれたらしい。自分たちも仕事柄犬や猫に時々噛まれたり、引っ掻かれたりして、悪くすると腫れて治療が必要なこともある、とのことで、やや溜飲が下がった様子だった。

やれやれ、とんだ毒もち「猫」騒動だわい^^!