まちみちふうけい

四角い枠に切り取られた風景は一瞬のもの、そんな一瞬を追い求めてこれからも相棒と走り続ける・・・

No.663 学園前界隈(前編)

2017-01-30 11:16:33 | チョイ走
おはようございます。











休日のチョイ走り、細君は平城京巡りが主流になっているのですが、今回はその範囲から少しだけはみ出た所、学園前界隈を走ってみたいと思います。学園前と言うと奈良市内の小高い所に広くニュータウン、と言ういい方はもう古いが、住宅地が広がり文章にするネタがあまりある所ではないのですが、走ってみると何か見つかるはずです。と言うことでまずスタートは学園前の少し南にある富雄川に架かる橋の上から、ここはすぐそばに第二阪奈が通り写真3枚目にある暗越奈良街道=国道308号線が交差している。その交差点の一角には最後の写真にある富雄村道路元標、碑の正面が電柱にかぶっていて字がはっきり見えなくなっている、町の昔の様子を物語る大事な資料となるはずのものなのに、何ともひどい扱われ方と言ったところだ。










国道を少しだけ東へ言った所で学園前方面へと伸びる道があるのでそちらへと入って行く。写真1枚目~3枚目を見て分かる通り、いや少し分かりにくいか、道はベタ踏み坂並みの急な上り、しかも長い、途中には信号や分岐する道もあるので赤信号になると坂道の途中で止まらなければならない。この結構な上り坂はまあ一種のトレーニングになると言うか、ここを足を着かずに上れたら自分(一人称)もまだまだやれるもんやな、との指標にもなる所、自分(一人称)のペースさえ守って行けばこれくらいの坂は難なく克服できる。坂を上り切った所が阪奈道路を飛び越える所、写真6枚目、一瞬風景は開けて向こう側には、手前には学園前から富雄界隈の家並が見渡せる。道は進行方向右手側にゴルフ場が沿う所をカーブとアップダウンを繰り返して近鉄学園前駅へと向かうことになるが、今回はその途中で左へと分岐する通りを入って行くことにする。











写真1枚目のバス停には学園大和町とあるが、これから進んで行くのはその名前にもある「だいわ通り」、閑静な感じの住宅街を貫く道は緩やかなアップダウンの連続で学園前界隈の南側を富雄の南に当たる所まで結んでいる。近鉄学園前とこの地域を結ぶバスが10分~20分おきに走り、沿道には洒落た店や病院などもあって、住むにはもう申し分のない所と言った感じ・・・って自分(一人称)の貧しさを棚に上げて言っているのだが実際はどうなんでしょうねえ。今回走った時だけがそうだったのかも知れないが、閑静な住宅街なのだが閑静過ぎるんだよなあ、あまり人の姿を見かけないし車もそんなに走ってない。まあ学園前の中心地の賑やかな所からは結構離れた場所だからそうかも知れないが、もしかしたらこの地域もいろいろな意味で頭打ちになっているかも知れない、まあそれも貧乏人が心配することではないのだが。バスの終点は一番最後の写真にある学園大和町5丁目停留所、道はこの先まだまだ続いているがだいわ通りはとりあえずこの辺りで終わり、ニュータウンの地域もここまでとなっている。道はここから急な下りとなって富雄の南側の界隈へと差し掛かって行くが、そこは家並の様子も風景も全然違ったものとなってくる。この後はもう一度学園前に戻る予定なのですが、坂を下りてきたと言うことはまた上って行かなければならないと言うことで、12月のきつい風が吹く寒い中を汗だくになって走って来ました、その模様は後編でのお伝えとしておこうと思います。と言うことで次回もお付き合いよろしくお願いします。         まちみち


No.662 祝・センバツW出場

2017-01-29 00:18:58 | 日記
おはようございます。


今年のセンバツの出場校が決まりました、我が奈良県からは智辯学園が2年連続、そして高田商が23年ぶり3度目の出場となりました。



智辯学園は昨年の秋の近畿大会でベスト8敗退、相手は大阪桐蔭、しかし試合内容から近畿6枠の残り2校に選出。一方の高田商は1回戦延長13回で勝利したものの準々決勝で履正社にコールド負け、しかしその履正社が近畿大会優勝、その後神宮大会も優勝して近畿にプラス1枠をもたらしてくれました。選考は和歌山東が高田商との直接対決に敗退、上宮太子は同一府県2枠の規定に引っかかるために高田商が神宮枠を獲得することになりました、こりゃ履正社様様だわ、今度は直接対決で勝って恩返しせなならんね、無理やろうけど・・・。

まあ地元のことはまたあとにとっておくこととして、今回の出場校を一通り見ていってみようと思います。

北海道・・・札幌第一
この高校名には覚えがありました、確かが北海道にいた頃に通っていた高校だったと思います、と言っても途中で福岡の高校に転校しているんですが、その福岡の高校は夏の甲子園で準優勝しています。

東北・・・仙台育英、盛岡大付
盛岡大付は去年夏の甲子園で強打で上位進出、岩手県と言えば花巻東が強いイメージがあったが、その県にひとつ強い高校が現れると地域のレベルも上がるんでしょう、今回も要注意な高校と言った感じです。

関東、東京・・・作新学院、東海大市原望洋、前橋育英、健大高崎、早実、日大三
名前の知れた強豪校が揃っています、しかも近年優勝したことがある高校が4校も。その一方で神奈川県勢がまたまた不出場、横浜、東海大相模と強豪校が揃っていて甲子園でぶいぶい言わしていた頃を思うと考えられない事態ですが、これもまたセンバツの選考の難しいところでしょう。新聞には地域制よりも実力重視とあるのですが、1都道府県に1校(2校の時もあるが)で各都道府県いろいろな応援風景が見られる夏と違って、昨秋の成績を重視されるセンバツは結構夏よりもシビアになっている感じがします。まあその分、どの高校が選抜されるかを年を越して予想するのもまた楽しみと言ったところなのですが。

東海、北信越・・・静岡、至学館、福井工大福井、高岡商
至学館は何年か前の夏に出場した時に話題になりましたね、変な校歌で、今回は「Be together~♪」も「マーキュリー~♪」も出ることだし。春夏とも毎回大会前に出る高校野球特集の雑誌を買って読んでいますが、各校の校歌の歌詞を見るのもまた楽しみなんですよねえ。でも大阪桐蔭の校歌は許せないなあ「大和平野にそびえ立つ生駒の峯の・・・」って、それやったら奈良県に大阪桐蔭作ったら良かったのに、でもそうなると天理も智辯も甲子園に出れないか。

近畿は後回しにして
中国、四国・・・宇部鴻城、呉、創志学園、明徳義塾、帝京五
創志学園は昨夏の出場校、その時のエース高田投手は印象に残っています。敗れた盛岡大付戦、打撃戦となったのですが劣勢を味方が追いついたくれたのにまるで一人相撲を取るかのように崩れて打ち込まれてしまいました、監督が高田投手のメンタルな部分を心配していたのですがまさにその通りになってしまったと言う感じでした。巨人(G)に入団したとのことで頑張って、岡本とともに一時代を築いていってほしいところです。

九州・・・福岡大大濠、東海大福岡、熊本工、秀岳館
東海大福岡は32年ぶり、その時は東海大五と言う校名でした。その時の1回戦の相手は奈良の広陵(現、大和広陵)、最初は広陵が得点を重ねて一方的な展開、これは勝ったわ、ちょろいもんや、と思っていたらその後1イニングに10点入れられて大逆転負け、その後は斑鳩は福岡工大城東(ここ何かダークなことやってなかったか?)に完封負け、ラグビーは東福岡が御所実を叩きまくるし・・・何で福岡県は奈良県をいじめるの。東海大福岡も最初は東福岡と見間違えたわ、奈良県にとっては神奈川県と並んで一種のアレルギーな福岡県であります、だからソフトバンク(H)嫌いなんやけどね。

21世紀枠・・・不来方、多治見、中村
中村と言うと山沖投手、天理も苦杯を舐めさせられました。その時は決勝まで進出して箕島と対決、準優勝でしたがちょうど自分(一人称)が高校野球を見始めた時だったのでよく覚えています。でも過去に準優勝した高校が21世紀枠って何か、何かなあ、もったいないなあ、もっと甲子園に出たくても出られない所いっぱいあるのだから、そちらを選んであげても良かったとも思うんですけど、いずれにしても21世紀枠の基準と言うのはよく分かりません。

近畿・・・履正社、神戸国際大付、大阪桐蔭、滋賀学園、智辯学園、報徳学園、高田商
この前東高野街道を走って来たのですが、途中でトイレ休憩で野崎観音の近くの公園に寄った時、大東市をPRするコーナーがあって、そこに「大阪桐蔭高校は大東市の誇りです」と記してあった。大阪桐蔭って何市にあると聞かれても知らない人がほとんどだと思います、校歌からして生駒市って答えられたりして、いや、生駒市は奈良県ですやん、生駒山も奈良県のもの。



まあだいたい大東市自体が地味~やもんね、隣には東大阪市があるし、大東俊介は大東出身と違うし、もういっそのこと「大阪桐蔭市」に改名したらどないです?


さて、地元に話を戻しますが、えっ、戻さんでもええ、はよ終われって、まあそう言わずにもう少しだけお付き合いを。智辯学園は昨年のセンバツで初優勝、もうじきあれから1年かあ、まあ夏は鳴門に案の定と言った感じで負けてしまったが、それでもこの1年は奈良県民としては久しぶりにいい思いをさせてもらいました。多分去年50年近くぶりに優勝した栃木県も同じ思いをしてるんじゃないかなあ、そりゃあ優勝し慣れている大阪や神奈川とか東京とかってなるともう高校野球なんてそこらで何かやってるってくらいにしか思われてないようなもんですから、難波で働いていた時なんか誰も甲子園のことを気にかけないから、大阪府民ってそんなもんかと思ってしまいました。
県単位でも応援の熱はそれぞれ違うのでしょうが、それが地域となるともっと濃くなるようで、特に高田商の久しぶりの出場には地元大和高田市も盛り上がってることでしょう、この人↓↓↓



も喜んでいらっしゃることでしょう、弟の俳優さんも高田商出身と言うことらしいし。



実は去年、奈良県予選で高田商vs智辯学園の試合をサトスタで見たのですが、最初高田商の応援席に近い所に座っていたら何とアンチ智辯の多いこと多いこと、やっぱりまずは根付いた地元の高校から応援と言うことでしょうか。高田商は23年前は佐野日大に延長で勝利、何と天敵栃木県の学校に勝ってるやん、偉いなあ、夏は1度出場でその時はベスト8まで進んでいる。早速ネット上ではいろいろな所で戦力評価が出ているのですがだいたいがC評価、まあこれは仕方ないところ、でもひとつ勝つと波に乗って・・・と言うのもよくセンバツではあること、その辺りに期待していい所まで行ってほしいですね、智辯学園は当然2年連続優勝が約束やで、もう言うまでもないことやけどね。それにしても智辯学園、高田商、ラグビーの御所実と中和地区は何とも元気なこと、それに比べて北和(奈良市、天理市、大和郡山市、生駒市など)はここんところ元気がないようで、サッカーで一条が頑張ったくらいしか話題がなかったし・・・と言うことで次回もお付き合いよろしくお願いします。       まちみち

No.661 各駅巡り・JR奈良線(木津~玉水)

2017-01-28 08:31:27 | 鉄道
おはようございます。











京都まではもう数えきれないくらい走っているわけですが、そのルートは木津川沿いの自転車道、国道24号線、山城古道との選択肢があります。そのうちのひとつ、山城古道は時間があってゆっくり行きたい時に走る道、その道のほとんどがJR奈良線に沿って通っています、今回はこのJR奈良線の木津~長池間の各駅巡り、その前編として木津から玉水までをお送りしていきたいと思います。
まずは木津駅、ああ~、この駅には年末にはいろいろとお世話になったわ、ってそんなことはどうでもいいか。関西本線(大和路線)、奈良線、学研都市線が集結する大きな駅で、近年は新しく市となった木津川市の玄関口としてもふさわしいきれいな駅へと変貌した。写真2枚目の通路は元は駅構内の連絡通路だったのを、今は駅の両側を結ぶ連絡通路に再利用されたもの、アーチ状の赤レンガがなかなか歴史を感じさせてくれるものですが、駅の東側へと出るとそちら側はまだこれから開発されて行くだろう発展途上の感じの地域、駅の西と東では全然風景の雰囲気が違っている。
国道24号線へと出て木津川にかかる泉大橋を渡ると、以前にもここでお送りしたことがあるお茶の町、上狛へ、古い町並は環濠集落になっていて、国道から離れて町中へと入って行くと次の上狛駅へとたどり着く。写真4枚目、5枚目にあるのがその上狛駅の風景、いかにも素朴な雰囲気が漂うローカル線の駅と言った感じだが、今回たどって行く駅はだいたいがそんな感じの駅ばかり、今や通勤路線となったJR奈良線も南半分はまだまだローカル線の風景を残している所である。











上狛駅を後に山城古道を北へと進んで行くことに、この辺りは環濠集落の中を通っていて旧街道の雰囲気が漂う町並が続く所、写真3枚目は重要文化財の家屋であるがこの角度ではちょっとわかりづらい。集落を抜けると田園風景の中を進んで行く、横をJR奈良線が沿う道、ちょうど電車がやってきたのでここで1枚、奈良と京都を45分程で結ぶ『みやこじ快速』は奈良線の立派な「顔」です。昔は奈良~京都間と言うと近鉄京都線の独断場、特急、急行が頻繁に走る近鉄に対して国鉄→JRは各駅停車が1時間に1本走る程度、やがて電化され電車が走り快速も運転されるように、この辺りから流れが変わり今はみやこじ快速が1時間に2本、普通は城陽~京都間は1時間に4本、それ以南も1時間に2本と便利になった。両観光都市を結ぶ路線で休日の快速は外国人客でいっぱいになる時も、近鉄の斜陽化もあって今やJR奈良線はそれを凌ぐ通勤路線へと変貌した、とは言えこの区間はローカル色が存分に漂う所、その様子は次の棚倉駅の何ともいい雰囲気の駅舎から窺うことができる。棚倉駅は周辺は古くからの民家が建ち並んだ所にあり、新興住宅地が展開する旧街道側からは少し分かりづらい場所にある、しかしそちら側(西側)に簡易的な駅舎を造らないのは、連絡通路で駅舎の方へと渡らなければならない不便さはあっても、その辺りにローカル線っぽさを残す頑なな姿勢を貫いている感じがする・・・なんて言うのは考え過ぎか。










旧街道はしばらく田園風景の中を走り、写真1枚目、2枚目にある木津川市と井手町の境界へとたどり着く。写真にある白い橋は通路ではなくて川が流れている、この先で踏切を渡ると昔ながらの雰囲気を残す商店街、その中を進んで行き今度は橋の上から線路を越えて次の玉水駅へ。井手町の中心駅はみやこじ快速の停車駅、奈良線の快速は最初は木津、宇治だけ停車から城陽、新駅の六地蔵、東福寺と増え、通過距離が長くなるこの区間に町の代表駅と言うことで玉水駅が追加された。周辺は古い町並でそれほど乗降客が多いわけでもないが、線路も電車も高速化されたことでお客さんの利便性を考える余裕ができての停車と言うことだろうか、まあ通過区間が長くなると単線の路線ではどこかの駅で運転停車(乗降扱いをしない停車)しなければならないからこの駅に停車と言うことになったのかも・・・とまたまた考え過ぎか。それでも地元の人にとっては急行、快速が停車すると言うのは嬉しいこと、ステイタスと言うほど大袈裟なものではないだろうが、優等列車が停車することで中央との距離が近く感じられることになるのだろう。この路線に快速が走り始めて・・・その頃は東海道線を走っていた新快速の車両がこちらに下りてきて物珍しさもあったが・・・ビュンビュンと駅を通過して行くのが爽快だったので停車駅が増えるのは何か、何かなあ・・・と思っていたが、そのことで明らかにJR奈良線が発展したわけだからそれはそれで善しとしましょう。そんなわけで今回はここまで、次回もお付き合いよろしくお願いします。          まちみち

No.660 奈良交通14番系統

2017-01-26 11:01:16 | バス
おはようございます。












写真1枚目、2枚目は近鉄西大寺駅前のバスロータリー、ビルと商店街と大きな寺院に囲まれた狭い場所に4本の路線が集中する近鉄の中でも大きな駅ですが、その駅前のロータリーもなかなかな広さ、さぞバス路線も充実してるんでしょう・・・と思いきや、ここから出ているバスの系統は3系統だけ、キタへ向かう押熊方面行と東へ向かう2系統、今回はそのうちのひとつ、JR奈良駅へと向かう14番系統を巡ってみようと思います。このバス路線はここではもう何度も紹介しています一条通を走る路線で、短い区間ではありますがその沿線風景はいろいろと変わっていきます、それでは西大寺駅から進んで行ってみることとしましょう。
駅を出ると両脇にビルが建ち並ぶ狭い道を通り過ぎて行く、ここは歩道も狭いが奈良ファミリーへ行く人やや平城宮跡まで歩いて向かう人でいっぱい、車も多いし大きなバスも入ってくるので自転車で走るには十分に気をつけなければならない所、奈良ファミリー前の橋を渡り最初の停留所である二条町バス停にある交差点までは車の渋滞が激しい所である。二条町を出ても狭い道は相変わらず、やがて風景は開け平城宮跡の範囲内へと入って行く。大極殿の裏側に当たる所にある佐紀町バス停、更にその次の平城宮跡バス停は平城宮の風景の中にあって乗降客も多い所、真正面には東大寺大仏殿や若草山が見えて、奈良のお薦めの風景が見られる所である。







宮跡の風景はやがて終わり道は集落の中へと差し掛かって行きT字の交差点へと突き当たる。奈良方面へは右へと曲がるがバスは一旦左へと曲がり、その道の突き当り、写真2枚目、3枚目にある航空自衛隊バス停を経由する。ここで折り返してさっき通りかかった交差点から真っ直ぐ進んで法華寺バス停へ、停留所の看板にはバス停名の一文字が消されている、多分「前」だったのだろう、このバス停の前には海龍王寺の山門があり知らない人はそこが法華寺だと思って間違えてくるから「前」の字を消したのだろう。ちなみに法華寺はこの海龍王寺の裏手、すぐ先のT字交差点を右に曲がった所にある、しかしバスはそちらへは入らず左へと曲がって先へと進んで行く。









ここまでは観光地の中を走ってきた路線はこの先生活感が漂う通学路線へと変わっていく、まずは一条高校前バス停、一条高校は今回の高校サッカーでは頑張ってひとつ勝ったのですが、次の試合では後半同点に追いつくも最後はPK戦で敗れてしまいました、奈良県は野球、ラグビーはいいけどサッカーがなあ・・・近畿では優勝経験がないのは奈良県と和歌山県だけ、滋賀県でも野洲が優勝してんのに・・・でも一条はこの先奈良のサッカーの歴史を切り開いてくれると思う、頑張ってほしいところです。JR大和路線の踏切を渡ってその後は教育大付属中学校、奈良高校、佐保小学校、育英学園と学校名のついたバス停が続く。育英学園と言うと奈良育英、高校サッカーでは奈良県で唯一ベスト4まで行った高校、サッカー日本代表楢崎正剛はここの出身校、あと有名処で言うと『東京ラブストーリー』、今放送中の『カルテット』の脚本家坂元祐二も奈良育英である。『カルテット』今回見ているドラマですが、主役4人の会話のぎこちなさが何とのシュールでおもしろい、高橋一生が何か理屈っぽそうでめんどくさい感じな役ですが、彼は今期の大河でも重要な役で出演と言うことで最近売れてますねえ。あと売れていると言うと『あさが来た』の宜ちゃんも出ていますが、この子もよくCMでお目にかかります、余程朝ドラの印象が強烈だったんでしょう、この辺りは以前の朝ドラに出演していた有村架純とイメージが重なるところがあります。








話が逸れてしまいました、バスの一条通を通って法蓮仲町交差点へ、ここで右折してやすらぎの道へと入る、この通りは高の原、加茂方面のバスも通る賑やかな所だが、どのバスも1時間当たりの本数は少ないので頻繁に走っているイメージはない。法蓮仲町バス停を過ぎて次の佐保橋バス停、ここは奈良女子大の最寄りのバス停となっているが、ここから通う人はあまりいなくてだいたいは近鉄奈良駅から徒歩で向かっている。ここを過ぎるといよいよ奈良の中心へと近づいていく、次のバス停を過ぎて近鉄奈良駅前の高天交差点、奈良では一番と言っていいほどの交通量の多い交差点。バスはここで右折することになるが、やすらぎの道から来たバスが停まる停留所は近鉄奈良駅から少し離れた所にあり、バスターミナルのある場所からも少し外れている。バスを下りたすぐの所に地下への入口の階段があるが、ここから電車の切符売場までは少し歩かなければならない。バスは近鉄を出ると以前は油阪の交差点で左折してJR奈良駅へと向かっていたが、JRが高架化した後はそのまま真っ直ぐ進んで油阪西交差点から左折してJR奈良駅西口へと入るようになった。今回は西大寺から奈良までをバス路線の風景を巡って走って来ました、電車なら5分もかからないほどの所、平城宮跡の風景をじっくりと楽しみながらバスで行くのもまた乙哉ではないでしょうか、と言うことで次回もお付き合いよろしくお願いします。        まちみち



No.659 たつのの旅(3)・龍野の町並

2017-01-25 09:02:44 | 旅行記
おはようございます。














たつのの旅、去年の11月に走った記録です。いつも言っていることですが限られた時間内での走り、それだけにここもロスのないように行きたい所なのでしたが、一旦町に入ってしまったらその雰囲気に魅入られてしまいました、案の定予定時間をオーバーしてしまう町巡り、今回はそんな龍野の町並を紹介していきたいと思います。
国道179号線から狭い道を入って行くといい雰囲気の町並へと差し掛かる、もうこの風景を見ただけで気持ちは引き込まれてしまった、さっき走った町の中心部とは揖保川を挟んでまるで対称的な風景と言った感じである。まずはお目当ての登録有形文化財物件へ、町並の中に溶け込んだようにある建物だったが、文化財巡りで備わったレーダーがピピ~ンと働いてすぐに見つけることができた。さて、ここからは旧街道の雰囲気が漂う町並をぐるり巡ってみることとしましょう、ややっ、写真6枚目にある電柱には赤とんぼが飛んでる絵、そうか、ここは童謡『赤とんぼ』を作詞した作家の出身地だった所、その所縁の地もこの後巡ることとなります。












龍野の町並は川と山に挟まれた狭い所に碁盤の目が崩れたような形で町並が展開している。角を曲がると緩やかな上り坂、立派な構えの小学校の閘門の前を通り過ぎると龍野城址の入口に当たる所へとたどり着く、この場所だけが小高くなっていて角を曲がると今度は緩やかな下り坂、その道の途中に『赤とんぼ』の作者、原田伸郎じゃないよ、三木露風の生家があった。坂道を下りた所にもひとつ登録有形文化財の建物があるがその紹介についてはまた別枠にて、ここからは醤油の製造工場の横の細い道を通り抜けて、この町並の一番最初にたどり着いた所へと戻ってくる。そう言えばさっき、川の向こうで見た大きな醤油工場があったが、こちらの醤油工場は下から2番目の写真にあるように特徴のある形の蔵に歴史を感じる煙突が見える風景、そしてほんのりと漂ってくる醤油の匂い、この工場の前には醤油もろみの自動販売機もあった。











国道に沿うようにある旧街道の雰囲気が漂う町並が軒を連ねる通り、この辺りはさっきも書いた碁盤の目が少し崩れたような町の展開になっていて、途中には所々に細い道があって、ひとつ山側の道へと通じている。この辺りは文化財ではなくても古くて重厚そうな民家や店舗が建ち並んでいて、ちょっと進んで止まってはカメラ、またちょっと進んで止まってはカメラの繰り返し、龍野の町並はこの時間までと決めていたのだが、その時間はもうとっくに過ぎている、この町並この風景はやっぱり見て過ごすと言うわけにはいかない、自分(一人称)の気持ちが満足になるまで至る場所を四角い枠の中に収めていく。ほぼ町並も終わりに近いかと言った所が国道がもうすぐそばの所、時間は大きくオーバーしてしまったが十分満足させてもらいました。実は龍野には前に一度来たことがあるのですが、その時はこのような町並にはさほど興味もなく、ただ城下町だと言うだけで来たのだった、そう言うこともあって今回は見ておける風景はジックリ見ておくと言う気持ちで走りました。自分なりの賛辞である「今日はこれくらいにしといたるわ」と言い残して龍野の町を後にすることに、さて、この後は揖保川沿いの道を走って次の目的地である室津へ、しかしそこへたどり着くまでには厳しい山越えが待ち受けている・・・と言うことで次回もお付き合いよろしくお願いします。         まちみち