まちみちふうけい

四角い枠に切り取られた風景は一瞬のもの、そんな一瞬を追い求めてこれからも相棒と走り続ける・・・

No.1512 奈良交通66番系統+この前見た映画の話

2021-02-14 23:24:31 | バス
よろしくお願いします。


今年最初の映画と言うことで『ファーストラヴ』を見てきました。出演は北川景子、中村倫也、芳根京子、タイトルからラブストーリーを連想してしまいそうですが、就職活動中の女子大生がなぜ画家の父親を殺してしまったのか・・・と言うことでサスペンスかな、と思ったら皆がそれぞれトラウマを抱えていて結構重い内容の映画でした。北川景子は何か働きまくってますねえ、最近子供が生まれたんじゃなかった?中村倫也ももう完全にブレイクしてしまいましたね、『相棒』で万馬券の話に出ていたのはもう何年前のことだっけ、何かさえない奴やな~ってイメージだったし、その後は水谷豊の映画では女装もしてました。ドラマで松本まりかにDVする辺りから売れ始めたんでしょうかね、今や遅咲きの売れっ子と言う感じですが、改めて大きなスクリーンで見るとイケメンではないよなあ~。まあそのことはと言うことで本文↓↓↓

















と思ったのですがもうちょっとだけ、このゾーンでは映画の話させてください。芳根京子はすみれちゃん、海月姫、チャンネルはそのままと順調にきて、今回は初めて見る汚れ役でした。感情の起伏が激しく行動が予測不能、そんなつかみどころのない彼女が最後にどんな結末を迎えるか・・・この映画では着実にステップアップしている芳根京子さんを見た気がしました。物語のキーマンとなる元コンビニ店員を演じていたのは石田法嗣、木村拓哉の月9で上野樹里、戸田恵梨香といっしょに出ていたのはもう何年前のことだっけ。一昨年は映画『轢き逃げ』で犯人役をやっていましたが、細々と頑張っているみたいです、でも今回の役はちょっと気の毒な感じもしましたが。
そして最初の方で出てきた北川景子の夫役の人、予備知識なしで行ったので誰かずっと分からず仕舞い、重い感情と人間関係が描かれる内容の中で初めから終わりまで、ずっと妻に理解を示すいい漢だったのですが、見ている間もずっと名前が思い出せない。でエンドロール、その名前が出てきたのは一番最後、「窪塚洋介 」ってあの『GTO』の窪塚洋介 、『ストロベリーオンザショートケーキ』の窪塚洋介 、「俺はこの星で一番に・・・(やったかな?)」の窪塚洋介 ですか、昔は何かヤバい奴って感じだったが今回は全然そのイメージはなかった。タイトルの『ファーストラヴ』は直訳するとこの映画の内容に全然合わないが、少し曲解して考えると、この言葉はラストの北川景子から窪塚洋介へ向いたベクトルではないか、と思ったのですが・・・。ああ、道草もいい加減にしておかなければいけませんね、そろそろ本文へと行きましょう。















1番目のゾーンから引き続いて貼り付けた写真は昨年の秋に和束方面を走った時のもの、前回は横を流れる和束川を沿って町へと入った記録をお送りしました。元々はチョイ走りで木津川市へ行ったはずがここまで来てしまったとのことで、ある程度まで行った所で折り返し、戻りはJR加茂駅まで走る奈良交通バスの66番系統のバス停を巡りながら進んで行くこととしましょう。1番目のゾーンで最初に原山と言うバス停が出てきていますが、この系統のバスの始発はもっと山の奥から、今回はそこまでいけなかったのでここから始めて行きたいと思います。


行きは上りだったので帰りはもちろん下り、まずは快適に進んで町の中心地へと戻って来ました。和束は山間部のローカルな雰囲気が漂うイメージがあった所だが、本数は1時間に1本は確保されている、車なら井手町にも宇治田原へも、遠回りなら信楽へでも出ることができるが、車がない人となるとここからこの路線に乗って加茂へと出てそこから鉄道、と言うのがもう定番となってしまっているのでしょう。ただ、ここから通勤で大阪や京都へ行く人ってどれだけいるんだろう、バスの時刻表を見ると昼間時でも本数が確保されているから、むしろ買い物とか加茂へ出るために利用されている方がメインなのかも。




















帰りは道の状況の分かったし下り基調だから順調に進んで行けるが、やはり車の通りには気をつけて行かなければならない。奈良交通HPの路線図を見るとこの路線は他路線との接続がなく独立してしまっている、つまりJR加茂駅に入るバスはこの路線だけになったと言うこと、昔は奈良から直通で加茂駅まで行っているバスもあったが、やっぱりこれも時代の流れなんかなあ~。加茂付近は浄瑠璃寺、岩船寺、海住山寺と塔を持つ寺院があり、和束もまだまだ観光で人を呼ぶこともできそうな所、もっとバスを走らせてアピールしても・・・と言う考えはもう流行らないんですよね。電車も本数減便、最終繰り上げと厳しい現実が押し寄せている、このバス路線も廃止はないにしても現実は厳しいところではないでしょうか。でもコミバスだったらまだ生き残れるから望みは持てるか、あとは町がバスを残せる余裕があるかどうかなんですよね。和束町がどこまで底力を発揮してくれるかが、このバス路線の運命を握っていると言ったところでしょうか、今回もご覧いただきましてどうもありがとうございました。          まちみち


No.1298 奈良交通62番系統

2020-03-30 10:55:17 | バス
よろしくお願いします。















今回は久しぶりのバス停巡り、奈良市の南に当たる山村町バス停から近鉄、JR奈良駅方面へと向かう62番系統を中心に枝線となっている系統も含めて、市内循環線との合流点となる高畑町バス停まで巡って行ってみることとしましょう。
まずは出発となる山村町バス停、周辺は写真1枚目、2枚目、5枚目にあるように田園風景が広がる所、見通しのいい所で若草山や興福寺の五重塔もくっきりと見ることができる。集落は坂を上った所にあってその辺りは山の辺の道北ルートが通っている、そんなに大きな町ではないがここから始発となるバスは1時間に3~4本走っている。ここから西へ少しだけ行くと国道169号線がありそこは奈良天理間のバスが走っているが、昔は10分に1本は走っていたバスも本数が減らされてしまった。いわばこれから紹介するルートの方が本数を逆転して保っていると言うことだが、こんな何もない町から始まる路線とはどんな所なのか・・・。と言うことで山村町バス停を出て広くクネクネとした道を行くと次は円照寺バス停、山の辺の道北ルートが通る寺院だが、前に来た時は・・・その時は万葉歌碑巡りで来ました・・・木々に囲まれ鬱蒼とした参道を進んで行ったが山門は閉ざされていた、寺院の一般公開はされていないとのことだった。















進行方向右手側に集落が見えてきて、八島町、藤原町と町名が付くバス停が続く、でも左手側はずっと変わらず田園風景が広がっていてここでもさほど乗客が多くなるとは思えない。藤原町バス停を過ぎるとこの間ここでもお伝えした地蔵院川を渡り次のバス停へ、と行きたいところだがここでちょっと道を逸れて東へと入る。上り坂を進んで行くと途中にひとつバス停を挟んで、やがて開発された住宅地となりその一角にある藤原台バス停へとたどり着く。ここは山村町行、奈良駅行バスが一旦ここを経由する系統もあるし、ここを始発とするバスもある、平日のラッシュ時の時間を見ると割と本数も多いことだから、この路線はこの地域に住んでいる人たちのために本数が確保されていると言ったところだろう。再びさっきの道へ戻って次のバス停は南古市バス停、ここで道は2つに分かれていてここは右の上り坂の道へと進んで行く、下3枚目の写真にあるように両脇を竹藪が囲むような道だが、両方ともその向こう側は住宅地でこの辺りはもう完全に奈良への通勤圏となっている。次のバス停は東市小学校バス停、道は小高くなった丘陵地を走っているが、周辺は古くからの町と開発された住宅地が混同していてここも乗客が多そう、それにしてもバス停の待合所は屋根がはがれていてみっともなさそう、早く修理してあげればいいのに・・・。















前のゾーンの一番下にある写真の春日苑住宅バス停を出ると次の護国神社バス停、ここでもまたまた寄り道と言うことで写真1枚目にある交差点を「護国神社」の碑が立つ方にある道へと入って行く。道は緩やかな上りで護国神社の入口前を通り過ぎて、そこからは急な上りになって和楽園バス停へ、その後は護国神社の正面口を通り過ぎて次の奈良佐保短期大学バス停、更に上りを進んで行くとこの枝線の終点となる鹿野園バス停へとたどり着く。鹿野園は閑静な住宅地と言った感じ、バス停のある所は山の辺の道が通っている所に近く、ここを北へと自然歩道を進んで行くと高畑町や百毫寺方面へと行けるが、バスとなると1時間に1本のバスを待たなければならない。さて、いませっせと上って来た坂道をスイ~ッと下りて護国神社バス停へ、ここを過ぎると後は萩が丘町バス停、高畑住宅前バス停と通り過ぎて、やがて奈良教育大前にある高畑町バス停へ。奈良駅行のバスはそのまま真っ直ぐ進んで市内循環路線へと入り、春日大社、東大寺の前を通り過ぎて奈良市の中心部へとたどり着く。奈良に観光に来た人が奈良公園に行きたい時には大概市内循環バスを勧められることが多いが、ある程度の本数が確保されている山村町行バスは意外なめっけもんになるかも知れません、ただ通勤路線を走るバスだから空いているとは限らないかも・・・、今回もご覧いただきましてどうもありがとうございました。           まちみち



No.1210 奈良交通115番系統

2019-10-20 07:47:31 | バス
おはようございます。













奈良交通115番系統はJR奈良駅を始発として近鉄奈良駅から鴻池へ、その後はならやま大通りへと入り平城地域のニュータウンを経由して終点の近鉄高の原駅までを結ぶ路線バスです。自分(一人称)は雨の日に高の原のシネコンに行った時に利用したことがあるのですが、近鉄利用なら料金が200円ちょっとで行けるところが500円近くかかり、しかも途中ニュータウンを経由するために時間も結構かかってしまいました。それでもそのニュータウンを通ることから利用客も多く、JR、近鉄とライバル路線でありながら1時間に2本の運行が確保されているなかなかな有料路線です。今回は万葉歌碑、古墳巡りで奈良市内北部方面を走ったついでと言う感じになってしまったのですが、この路線を逆方向に高の原駅から巡って行ってみようと思います。

と言うことでまずは近鉄高の原駅、周辺はニュータウンが取り巻いていて各方面への循環バス、近隣のJR、近鉄の駅までのバスが多く運行されていて、しかも駅前にはイオンモールもあって駅前にはたくさんの人が行き来している。これから進んで行くJR奈良行のバスも途中までは循環バスとの重複路線となっているので、利用者にとっては本数も多く利用しやすくなっている。さて、高の原駅を出たバスは近鉄線の上を越えてまずは小さな上り坂、この途中にあるのが平城高校バス停、学校はバス停の南側にある。高校野球秋の大会で天理を倒したこともある先々が楽しみな高校だが、数年後には近隣3校との併合されることが決まっている、このことはこの高校出身のみるきーさんも嘆いていらっしゃるらしい。この先で右へ直角に曲がりニュータウンへと入って「朱雀」とつく3つのバス停を通り過ぎる、ちなみにこのニュータウン一帯は真ん中を南北に1本の道・・・みやと通りから歌姫街道、さらに木津川市へと至り自転車道へと通じる道・・・が通っていて、その東側が「左京」、西側が「朱雀」となっている。もひとつちなみに「右京」は近鉄線の西側、前に万葉歌碑巡りで歌碑を探すのに苦労したあのあたりのことを示している、平城ニュータウンにこの地名だから平城京をリスペクトしているのでしょうか。



















ならやま大通りへと入るとまずは結構キツいアップダウン、ここを過ぎると奈良交通平城営業所のバスが多く集まる所へとたどり着く。この最寄りとなるのが平城大橋バス停だが停留所は橋の上にあり人があまり通らない所、営業所の真ん前にあってもここを始発終点とする便はなく寂しい通過駅と言った感じ。この先で国道24号線とJR関西本線の上に架かる平城大橋を渡ると、JR奈良電車区の入口前へとたどり着く、JR平城山駅に隣接する奈良電車区には大和路線、奈良線を走る奈良ではもうお馴染みの電車がたくさん並んでいるが、橋の上からは柵が邪魔になって見ることができない。ここを過ぎるとまた上り坂、この系統のバスは全便が佐保台経由となるので次の交差点で左に曲がりすぐにあるのが佐保台西口バス停、更に次の平城山駅東口へと進んで行く。佐保台のJR利用者はわざわざ駅舎のある方まで向かわずに、ここから線路がたくさん並ぶ車庫の上に架かる陸橋を渡ってすぐに平城山駅へと行くことができる。ニュータウン内をΩの形のように進んで再びならやま大通りへと出てたどり着いたのが高の原ゴルフセンター前バス停、周囲は住宅地も途切れて山の中で何もない所、と思ったら反対側車線に何かお洒落な建物がある。写真下4枚にあるプリンのお店はテレビや雑誌でも紹介されるほどの割と有名なお店で、この日は休日の夕方と言うことだったがそれでもたくさんの人が行列を為していた、自分(一人称)もプリンとなるとちょっと興味はあるが、さすがにこの雰囲気には気後れしてしまう、イオンで売っているプッチンプリンで十分です。












先のT字の交差点を右へと曲がり、奈良と加茂を結ぶ県道44号線へと入って最初のバス停が奈保山御陵バス停、この御陵と言うのが道を挟んだ両側にあるのだが、それについてはまた古墳巡りの時のお伝えと言うことで。坂道を上り詰めると大仏鉄道のトンネルがあった場所、更に進んで行くと元はドリームランドの最寄りのバス停だった所へ、今はバス停名も変わって法蓮佐保山3丁目、その下には奈良テレビ前とかっこで記されている。昔は算数教室や昼間は文字ニュースなどを流していた冴えない感じの奈良テレビだったが、今はNHK、ABCに並んでよく見るようになった。キー局のテレ東の番組もいいが奈良県特有の番組もなかなか面白い、地元ならではのCMも親しみやすい感じでこれもまた良し、そう言えば先述したみるきーさんもシマダオートのCMに出ていたな~、元巨人の桑田投手も出てたんやで、知らんやろ~。左手側に鴻池陸上競技場・・・今はならでんフィールドと言う名になっている・・・が見えてきて、この日はイベントがあったらしくたくさんの人が歩道を埋め尽くしている、次の市営球場バス停もたくさんの人がバスが来るのを列を為して待っている。そのバス停名にもなっている市営球場もならでんスタジアムと言うキラキラネーム、橿原球場も佐藤薬品スタジアムやもんなあ~、そう言えば今日から高校野球近畿大会が始まったんだっけ、組合せ見たけど・・・こりゃ~奈良県勢2年連続センバツ出場なしの可能性もありうるかも。たくさんの人であふれる歩道を横目に、たくさんの車で渋滞している車道の一番端っこを慎重に進んで次の鴻池バス停、写真ではこのバス停が最後となっていますが、ここから緩やかにカーブの下り坂を過ぎると法蓮仲町バス停へとたどり着く。ここは以前奈良~西大寺路線でお伝えしたことがあるので、今回の路線バス停巡りはここまでとしておきましょう、今回もご覧いただきましてどうもありがとうございました。              まちみち



No.1065 奈良交通23番系統

2019-02-05 10:38:30 | バス
おはようございます。














写真1枚目、2枚目にある建物は奈良盆地の西側の丘陵地域でずっと工事が行われていたもの、まるでお城でもできるのでは・・・と言った感じの大きな建物が昨年完成した奈良県総合医療センター、近鉄九条駅から西へ山の上の住宅地を過ぎた所にあって、新しい道やトンネルができて以前は何もない所が新しいスポットとして生まれ変わりました。この辺りはギリギリ平城京の右京の端っこに架かる辺り、丘陵地域なので周辺の住宅地は自転車で走るにはちょっと苦労する所、ここに本当に1300年前に都の道が通っていたのだろうかと思わされるくらいのアップダウンが連続している。急な坂を上った所にあるのが西の京高校、まだ歴史の浅い学校だったが近辺の高校との統合で廃校されることが決まってしまったらしい。その最寄りとなっているのが西の京高校バス停、住宅地の真ん中にあるバス乗場は近鉄学園前から伸びる路線の終点となっていて、朝のラッシュ時には急行運転もされている。しかし今回のバス停巡りはそちらの路線ではなく、ここよりも北側にある赤膚山から学園前駅までの23番系統、全国的にはどうか分からないが奈良県内では割と有名な赤膚焼の窯がある工房・・・ちなみに写真にある建物は国の登録有形文化財・・・の最寄りとなるのが赤膚山バス停、朝のラッシュ時には4分おき、昼間時でも12分おきに運行される主要路線を辿って行こうと思います。













赤膚山バス停を出ると第二阪奈の上を越えて東坂バス停、すぐそばを交差する道は国道308号線、いわゆる酷道と揶揄される暗峠越え奈良街道で、近鉄奈良駅からのバス路線もここで合流してくる。その先はアップ→ダウン→強烈なアップ、その途中にもバス停が2つ、きちんとブレーキをかけなければ滑り落ちてしまいそうなくらいの斜度である。上りは更に続いて大倭病院の前を通り過ぎると写真7枚目にある橋を渡る、この橋の下を通っているのが阪奈道路、一応一般道の県道1号線だが車の通りはもう高速並みの大阪への幹線道路である。たまに猛者が自転車で走っているのを見ることがあるが、自分(一人称)も間違えて一度この道を走ったことがある、その時は横を車がビュンビュン通り過ぎるので怖くて怖くて仕方なかった記憶がある、それよりもこの道が自転車は走れないと思っていたので警察に見つからないかとヒヤヒヤしながら全速力で走ったのだった。さて、この橋を越えると学園前へと続く道になるがここからがまた難所、カーブとアップダウンの連続、しかし多くのバス路線が並行する過密路線でもある、学園前駅を目指して行ってみることとしましょう。











学園大和町バス停から上り詰めた辺りがこの路線の中では一番標高の高い所になるのかな、一応goo地図の標高を測る機能で調べたらそうだったのでそうしておきましょう。富雄方面への道が急な下りで左へ90度分岐している、バス路線は真っ直ぐ進んで西郊住宅バス停、この高台から上の写真3枚目~5枚目にあるバスを見ると分かると思いますが、道は谷になっていてこの先は急な下り坂、そしてすぐにもぼり坂となる。下りはカーブになっていて走っていても本当に怖いくらい、うまくブレーキを操作して一番谷底にある学園南三丁目バス停へとたどり着く、このバス停の時刻表を見ると各時間に数字が横にズラリと並んでいる、しかも朝ラッシュ時はそのスペースが2段になっていて同じ数字が並んでいる、その時間の風景を実際に見たことはないがこの数字の羅列を見ると、バスがズラリと行列を為しているのだろう。さて、ここから待ちかまえているのがこの路線での最後の上り坂、ここまで歩道があって安全に走れていた区間もここで終わり、道は緩やかなカーブで上りとなり朱色の棒で仕切られた狭い場所は走ることができないので、車で渋滞する車道を肩身の狭い思いをしながら進んで行く。駅が近い所でこの辺りは車とバスで込み合う所、そこを縫うように進んで行くとやっと近鉄学園前駅の南口ロータリーへとたどり着く、バス乗場は駅を境に南北に分かれていて線路の下を通るバスはない、南側のバスは全便が南口発着となる。今回のバス路線巡りはここまで、短いながらもなかなか内容の濃い路線だったと思います、今回もご覧いただきましてどうもありがとうございました。        まちみち






No.1024 富雄川に沿って・・・奈良交通153番系統(後編)

2018-11-21 07:56:09 | バス
おはようございます。


















富雄川に沿っての走りは前回、近鉄富雄駅前から奈良交通バス153番系統のバス停を巡って北へと進んでいます、近鉄学研北生駒駅を越えて高山バス停までやって来ました。ここまでは学園前地区の新興住宅地の中を走り抜けてきたが、ここから先は奈良県の最北端部のさっきまでの風景とはガラリと変わって、ちょっと言葉は悪いが取り残されたような形となった町の中を進んで行く。写真1枚目にあるように大和川で分流した富雄川もこんなに小さくなってしまった、その川に沿って山あいの町中を進んで行く。この辺りでもバスは富雄方面に1時間に1本の割合で運行されている、まあ確かに鉄道からは離れた所にある町、バスが大事な足とされるのは当然のことである。この辺りでは地図を見ると県道7号線が2本沿って通っている、どちらかが旧道でどちらかが新道になるのだろうが、バスが通っている方が旧道だと思われる、そのバス通りは富雄川を2度渡り、途中にはこの地区で名産となっている茶筅を作っている所を通り過ぎて写真一番下にあるたんだ橋バス停へとたどり着く。ここも新道と旧道が交わる交差点があるが、両方の道は結果的にはこの先奈良県の最北端となる場所の手前でもう一度出会うこととなる、ここは左へと曲がる方が近道となるが、バス路線は真っ直ぐ入って行くのでそれに沿うようにして進んで行くこととしましょう。














この辺りは庄田と言う集落で旧街道風の町並が軒を連ねている、奈良県の北端の町と言うことで都市部とは隔絶されたような感じの静かな町並だが、都市とのつながりはこの部分もバスが担っていることとなっている。一部のバスが終点となる庄田バス停を過ぎると、またまた出てきました、山間部でよく見かける自由乗降区間のバス停、しかしこれを見ていつも思うのだが、この付近でバスに乗車した時の料金はどうなっているのだろうか・・・。まあそんなことはどうでもいいや、この先は町並も途絶え田園風景が広がる所となり、道も緩やかに上り坂となってくる。思えばこの道、一番最初に走ったのが枚方から国道168号線を経由して生駒に入って、さあ、奈良へ帰ろうと思って国道163号線へ出るはずだったのが、間違えてこの道を163号線だと思って入ってしまった。そのうち間違えていることには気づいたが走っていたら奈良へ行けるだろうとそのまま走っていると生駒山が変な方向に見えてきた、それなら田辺方面に行けるだろうと更にそんまま上り坂を進んで行くと再び枚方市内へと入ってしまった、全く・・・何してんだろ~と思ったが、奈良と枚方を結ぶ近道と言うことで、その後は度々この道を利用させてもらっている。この前もここでお送りしましたね、千里方面を走った時、帰りに枚方から奈良までをこの道経由で走ったが、まあ枚方からの坂がキツくてキツくて仕方なかった・・・。











上り坂はこちら側もきつくてペースもだんだんと鈍ってくる、思えばこの走りの前日は熱中症で走りをリタイアした日、でもこの坂を上り切ると沈んだ気持ちに踏ん切りがつけられるのではと思った。日差しはキリキリと照りつけてきているが体調は悪くない、やがて坂を上り切ってたどり着いたのが獅子が丘団地口バス停、写真1枚目、2枚目ではバス停の向こう側が交差点になっている、ここを右へ曲がると枚方方面へ、この道がさっき書いたよく走る道なわけだがそちらへと進むとまた倒れてしまいそうなのでここは左へと折れる。道はまたまた上り坂となって、その坂の途中にわずかばかりの集落があり、富雄駅前発のバスの終点となる傍示バス停がある、バス停巡りはとりあえずここで終わりだがこの先に寄っておきたい所があるので行ってみることに。この先からの道は奈良への帰る道になるから下り坂を期待してしまうが、なぜかこの区間はキツい上り坂が襲い掛かって来る。この坂道に沿うように左手側に見えているのが高山溜池、富雄川のスタートとなるのがここからである、そして坂道を上り切った所で今度は右手側に見えてくるのがくろんど池、ここは公園になっていてたくさんの人が涼を求めてやってきている。ここまで富雄川に沿って走って来たのも水の涼しさを感じていたかったから、最後は上り坂で大量の汗をかかされたがやっぱり間近に水を見ると涼しい気分にさせられる、まあ11月で冷え冷えの時期にな~に言ってんだと思われそうですが・・・、さあ、お時間です、次回も気楽にお越しくださいませ。          まちみち