まちみちふうけい

四角い枠に切り取られた風景は一瞬のもの、そんな一瞬を追い求めてこれからも相棒と走り続ける・・・

No.1063 登録有形文化財巡り・・・中山道編

2019-01-31 09:48:37 | 文化財
おはようございます。















登録有形文化財巡り、今回は昨年のGWに中山道を走った時の記録をまあいつもの調子でお送りしていきたいと思います。自分(一人称)のしょ~もない持論では旧街道と文化財はリンクしないと捉えているが、文化財のサイトを見ると今まで何度も走ったことのある中山道にも印がついていました、それまでは文化財には興味がなかったので、この走りではその印に気を配りながら走りました。と言うことでまずは上の写真、鳥居本宿、高宮宿にある登録有形文化財、旧街道の宿場町沿いにあるとなると旅人をもてなすための場所となるのですが、ここはそのような感じで昔の薬局や本陣跡が文化財となっていました。でもやはりここでの登録有形文化財となると近江鉄道の鳥居本駅駅舎があまりにも有名、こちらは国道沿いにあり鉄道施設だから直接旧街道とは関連はしないと思うが、宿場町以外ではほとんど名前が知られているわけではない町にあって、この駅はその存在感を強烈にアピールしているかのようです。















豊郷町は中山道の間の宿となっている所。でも両側にある高宮、愛知川と比べるとその町の名は結構全国に知られている、その要因となったのが豊郷小学校の校舎改築問題、いろいろと話題になった校舎でしたが何とかその姿を残すことはでき、最近ではドラマや映画のロケにも使われるなどして第二の人生を送っているかのよう。アニメ『けいおん』のおかげで聖地巡礼に訪れる人も多いが、豊郷町は江州音頭の発祥地であり丸紅創始者の出身地と言うことでも有名、中世から商業が盛んで近江商人の町としてもよく知られている、その流れはこの先の愛知川、五箇荘へと続いていて、その近江商人に関する家屋も文化財に指定されている。近江商人と言って自分(一人称)がパッと思い浮かんだのが西武グループ、創業者がこの地の出身だとのことだが関西ではあまり馴染みのない西武のカラーを滋賀県では多く見ることができる、近江鉄道なんてもろ西武電車のカラーですからね。













その近江鉄道の愛知川に架かる鉄橋が登録有形文化財、規則正しく四角い石が積まれた橋桁と全体に赤色をまとった姿が印象的な橋だが、残念ながらこの時は電車の姿を捉えることはできなかった。橋を渡る電車の写真撮りたかったなあ、なんて思っているとその向こう側にある橋では新幹線がぴゅーッと空気も読まずに走り過ぎて行った、新幹線は近江鉄道をもはやお子様扱いしているかのよう・・・。川を渡ってたどり着いた町は五箇荘、ここも宿場町ではないが商人の町として名前はよく知られている、中山道から少し離れた所にある金堂地区には近江商人屋敷の町並があり国の重要伝統的建造物群保存地区に選定されている、その町並については前にここでもお伝えしているので今回はスルーしておきます。その後中山道に戻って見つけた登録有形文化財が写真3枚目、4枚目にあるちょっとカクカクが特徴的な建物、個人の家屋として登録されているが元は五箇荘郵便局だった所、建物自体は大正時代の造りだが郵便局が旧街道沿いに多いのは前にも書きました、町の文化はやはりメインストリートから始まると言うことでしょうか。そんなわけで取り留めもない進行でお送りしてきた登録有形文化財巡り、滋賀県はだいたい回りましたかね、今回もご覧いただきましてどうもありがとうございました。         まちみち





No.1062 天理が舞台の映画を見に行って思ったこと

2019-01-29 11:05:08 | 日記
おはようございます。





体調を崩してもう足掛け3週間になるのですが、まだ元に戻りません、風邪の入りがこれまでと違ったので治り方も変わってしまったのか・・・、いずれにしてもここ数年間の中では最低な1月を過ごしています。そうは言ってもずっと家でボーっとしているわけにはいかない、チコチャンに怒られてしまいますからね~、と言うことでちょっと走りに出ようと思い相棒君を駆って家を出ました。まずは上ツ道を走って天理駅へ、そこから西に向かって二上山へ行こうと言うことに、途中の中ツ道沿いにあるコンビニに立ち寄った時にある映画のポスターが目に入って来た↓↓↓



そのポスターには「天理が舞台」と書いてある、恥かしながら自分(一人称)のこと、全く知りませんでした・・・と言うことで早速大和郡山のシネコンの時間を調べると最初の回には十分間に合う、そんなわけで予定変更、映画を見に行くことにしました。


出演者はこの人たち↓↓↓



朝ドラでよく見る人もいますが主演は加藤雅也、奈良県奈良市出身です、監督は外国人の女性、そしてエグゼクティブプロデューサーには奈良の映画と言うと「この人」と言う名も。物語はまず主人公の「父親」が墓参りに来ているシーン、その次のシーンでは「お婆さん」が「女の人」にになることを了承させるシーンから始まる。「父親」と「お婆さん」は親子で山奥の旧家で「娘」といっしょに3世代で暮している、ポスターには「この運命と、生きる」とあるが、その運命をテーマにする辺りがいかにも河瀨直美らしい感じがする、物語はこの先この家と人から漂う暗さと重さに覆われながら進んで行く。この家族に近所に住む「バス旅おやじ」と「EXILE息子」の親子、「父親」が社長を務める会社の「秘書」、最初に出てくる「女の人」、「娘」と付き合っている「の彼氏」が巻き込まれていく形で物語は進んで行くが、とにかく誰にとっても救いがない。問題が何一つ解決しないまま終盤へと差し掛かって何度かここでエンドロールかな、と思わせるシーンが続く、見ている側からすると気持ちの晴れない物語だからもうここで終わっても、と言う気分になってしまっているわけだが・・・。



そしてラストはの二人のシーン、この終わり方が見ている人がどうとるかを河瀨直美氏から投げられた気分にさせられる、少なくとも自分(一人称)は「父親」も「娘」もこれでいいのか?と言う気分にさせられてしまった。そしてこの結末が奈良県と言う場所に閉塞性、保守性をイメージづけてしまっているのでは・・・ただ物語の中ではここが奈良だ天理だと言うことははっきりとはさせていない・・・と思わされてしまった。この映画が始まる前には埼玉県の映画の予告編が流れていたが、あちらはなかなかぶっ飛んでいますな~↓↓↓



埼玉は自虐を好むんですかねえ、まあそれは冗談として、こちらは本物の二階堂家の女優さんが出るとのことなので見に行ってみようと思っています。奈良も埼玉もいわば大都会のお隣さん、でもそれをテーマに映画にすると同じ境遇にあってもこれだけの違いになってしまうんだなあ、埼玉県はやっぱり一部分が都会な分だけ人も大らかなんかな、対して奈良県は保守的、閉塞的、茶化すことができない場所と思われているかのような・・・今回の映画は制作側がそのイメージを前面に押し出しているように感じました、でも前に広陵町、香芝市を舞台にした映画『天使のいる図書館』はそれほど暗くなかったから、やっぱり河瀬氏の影響なのかな・・・。


自分(一人称)は以前天理市に住んでいたことがあるので、映画の中では見慣れた風景がたくさん出てきました。主人公父娘が勤めている会社はJR線の踏切の側にあったのですが、そこは自分(一人称)が昔住んでいた町、家から歩いても2~3分の所でした、地元の建設会社が社屋をロケ地として貸していたのですが、その名前が映画の中でもちらりと見えました、小中の頃の同級生でしたが、今では映画のロケに協力するくらいの地元の有力者にならはったんですね~。その最寄りのバス停となっていたのがここ↓↓↓



本当は会社のある場所とは結構離れているんですけどそれはもう言わずもがなですね、よく知っている場所が出てくるとどうしてもあれやこれやと突っ込んでしまいたくなるんですよねえ。それはドラマ『鹿男あおによし』の時でもそう、最終回の駅は近鉄奈良駅ではなくて天理駅だし、その電車は朱雀門の前は通らない・・・まあ全国で見ている人には関係ないことですけどね。天理の中心地では天理教本部に近い所の並木道が出てきましたが、撮影が秋だったとのことで銀杏もいい具合に色づいていていい風景に映っていました。市役所の特徴のあるとんがり屋根もチラチラ写っていて、その辺りは物語の流れとは関係なく見ていて嬉しくなってきました、やっぱり自分(一人称)は田舎者ですわ・・・。奈良県の映画と言うとこの後もうひとつ、橿原市で撮影された映画があるらしくてそちらの方も予告編が流れていました、神木隆之介と有村架純が主演と言うことだから若者向けなのかな、でも近鉄電車の車内が映っていたから物語の重要な部分をしめることとなるのでしょう、どうしょうかな~、見に行こうかな~、2月は小松菜奈の映画もあるしな~。


それにしても映画を見るつい2時間前まではこの映画のことを知らなかったわけだから、ホント、僕としたことがって気分です、奈良国際映画祭のオープニングで上映されたとのことですが、映画祭ってあまり興味ないんだよなあ、映画をよく知っている人だけ来てくださいよ~てな感じでちょっと敷居が高い感じ、まあ偏見ですけど。でも河瀨直美氏にせよ監督にせよ、何か作品にそう言う雰囲気を漂わせる感じがしていて、だからあまり興味を示したくない感じ、氏の作品は今回も賞レースにノミネートされているけど、国際的に評価された作品ばかりがいい映画と言われるのはどうですかねえ~。自分(一人称)は興味をそそられたら若者向けのスイーツ映画もギャグ映画も、今回のようなちょっと暗い作品でもお金を出して見に行きます、映画館に行かなくてもwowowや日本映画専門チャンネルで放送されたら録画して見ます。でも面白いと思ってみた映画でもレヴューなどを見ると厳しい意見が多いんだよなあ、中には金返せと言っている人もいる、でもその映画をお金を出して見るのは自分の責任だから、それを逆手に「金返せ」はおかしいよな~。自分(一人称)はお金を出して見た作品は絶対に悪く言いません、今回の作品は暗いや何やかんやとは書きましたが、決して腐したわけではありません、年に5本か6本くらいしか見ませんがそれが映画に対してのリスペクトだと思っています、な~んてね、まあまたまた偉そうなこと言ってるわ、と思われてますかね、今回もご覧いただきましてどうもありがとうございました。         まちみち


No.1061 リベンジ走り、明石を目指して(7)・・・明石、夏の夕景

2019-01-28 08:12:06 | ふうけい
おはようございます。




















明石への旅も今回が最終回、いよいよ明石の中心地へと差し掛かって来ました。明石と言えばやっぱりここに来てしまいますねえ、それが上に並べている写真にある場所、前にも何度も紹介したことがある子午線に関する所です、子午線が通る郵便局、子午線が通る駅、子午線が通る交番・・・まあもうこれは定番ですね、やっぱり来てしまいました、で写真も撮ってしまいました、僕の悪い癖・・・。とりあえず子午線の通る駅、山陽電鉄人丸前駅は今回の各駅巡りのテーマに沿っているので紹介しておきましょう、と言っても子午線が引かれているホームは高架にあるのでその様子は今回は見ることはできない、近畿の駅百選にも選定されている珍しい駅なのに高架なのが恨めしい。













甲子園の近江vs金足農の試合は8回まで2-1で近江がリード、久しぶりに滋賀県勢が上位を賑わせることになりそうな、いや、金足農もこのままでは引き下がらないだろう。自分(一人称)は金足農が初戦鹿実に勝った時に、もしかしたら初めて東北に優勝旗をもって帰るのは秋田県になるかも・・・と予想したが、その快進撃は横浜を破ったことで現実味を帯びて来ていた。ここで近江と当たるのはもったいない気もしたがこれも巡り合わせ、どちらにも頑張ってほしいがどちらかが消えるのは確かなこと、その結末は次第に近づいてきていた。さて、走りの方はそんな熱戦の行方を気にしながらも明石港へとやって来ました、ここもまあ定番ですね、でも時間的には夕刻に差し掛かっていい風景を見ることができそう。赤い灯台に白い灯台、明石海峡大橋をバックに堤防で釣りをする人々、向こうに見えるのは淡路島、あの島に渡ってみたい気持ちはいつもあるのだが、フェリーはなくなり高速船は順番待ち、鳴門方面からは自転車は行くことができないとちょっと不親切が過ぎる。それにしても8月は中盤を過ぎても日はまだ長い、太陽が海に溶けていくまではまだまだ時間がかかりそうだし期待した夕景はもう少し先になりそうだ、でも旅はもう終わり、あとは明石駅に戻って相棒君を寝床につかせるだけ・・・。


明石、夏の夕景









9回裏、金足農は無死満塁のチャンス、近江は絶体絶命のピンチ、しかしセオリーでは無死満塁ではスクイズはない・・・ってやってきた!!!まさか・・・スクイズは成功して同点、しかももう一人ホームに帰って来て金足農があっさりとサヨナラ逆転劇を演じてしまった、近江の久しぶりのベスト4進出の夢は途絶えてしまったがいい試合だった。ラジオを聞きながら走るのは本当は違反、自分(一人称)も何度か注意されたことがありました、でも高校野球や箱根駅伝を聞きながら走ると自分(一人称)の走りも調子づいてくるんですよねえ、だからやめられない、見逃してください・・・って言いたいんだけどこれについては隠れ隠れで行くしかないかな、今のところは。と言うことで1ヶ月前には熱中症で断念した明石までの走りは今回、距離を縮めてでしたが何とか明石までやって来ることができました、さて、兵庫県での走りは山陽電鉄各駅巡りの続編として現在進行形の東播磨編へと引き継ぐこととしていきます、今回もご覧いただきましてどうもありがとうございました。            まちみち




No.1060 岡山の旅(7)・・・各駅巡り、水島臨海鉄道

2019-01-25 10:50:14 | 鉄道
おはようございます。











岡山の旅も午後に入ってそろそろ終盤戦に差し掛かる頃、前回は久しぶりに倉敷の美観地区を巡りました、観光客の多さはもう仕方のないところ、むしろ自転車で走るのが申し訳なく思う程の所でした。さて、この後は今日の旅の最後の目的地となる児島、下津井方面を目指すことになるのですがここで選択肢は二つ、ひとつは茶屋町へ出て下津井鉄道廃線跡を行く、もうひとつは水島を経由して倉敷市を回り込む形で児島へと至る経路。茶屋町経由の方は何年か前に走っているので今回は水島経由で、水島臨海鉄道各駅巡りを味付けにしていくことに決めました。ただ不安がひとつ、こちら側のルートは山越えがあり、しかも各駅巡りで時間を費やすだろうから果たして下津井までたどり着くことができるだろうか・・・まあそんなことを気にしていても仕方がない、ここは自分(一人称)の脚を信じて行くしかない。そんなわけでまず最初にやって来たのは水島臨海鉄道の球場前駅、倉敷の球場と言うとマスカットスタジアムを思い出すがこの駅が最寄りになっている球場は運動公園球場の方、自分(一人称)は勘違いしていてマスカットスタジアムがここにあると思っていた、それらしい大きなスタジアムを目当てに駅を探していたのでなかなかここにたどり着くことができなかった。駅は運動公園の一番端っこに当たる所にありホーム1面だけ、駅舎もない無人駅だった、ただ列車の本数は割と多そう・・・と思っていると早速ディーゼル音を響かせて1両だけの車両がやって来た、まずは幸先のいいスタートと言ったところか。




















このゾーンでは水島駅まで、一気に写真を並べました。非電化のローカル線がのどかな風景の中をトロトロと走っているイメージだったのだが、沿線は高架線がありイマイチ面白味に欠ける感じ。途中地上を走る区間はいかにもローカル線と言った感じで無人駅のホームにも行きやすくて良かったが、高架駅となるとさすがにそうはいかない、結局ちょっと期待外れな気持ちのまんまで水島駅まで来ることになってしまった。水島と言うと工業地帯のイメージがあるが、この辺りは住宅地のど真ん中と言う感じ、高架線はまだこの先に伸びているのでそちらの方が工業地帯なのかも知れない、早速行ってみることとしましょう。













写真1枚目、高架の線路が分岐している、水島臨海鉄道の終点となる三菱自工前駅は右側に分岐している方へと伸びている、そちら側に進むと水島港へと出てこの旅で初めて海を、ほんのチラッとだけ見ることができた。三菱自工前駅は工場地帯のど真ん中にありホーム1面だけの無人駅、線路はもう少しその先まで伸びている、さっきの水島駅までは地元の住民のための路線と言った感じだったが、この辺りは見渡す限り360度工場の厳つい感じの建物ばかりで人が生活している雰囲気はほとんど感じられない。さて、駅の北側を通る国道430号線へと出て、さっきの写真1枚目の高架が分岐している下の交差点を真っ直ぐ進んで児島方面を目指すことにします、時刻はもう夕方に差し掛かろうとしているところ、下津井で瀬戸の夕暮れを見ると言うのがこの日の最終目的なのですが果たして間に合うことができるのか・・・また次回以降でのお伝えとしておきましょう、今回もご覧いただきましてどうもありがとうございました。         まちみち






No.1059 秋の吉野へ(1)・・・葛城市から御所市へ

2019-01-24 09:52:35 | 旅行記
おはようございます。













このところ瀬戸内地方の旅の話ばかりになっていましたが、今回お送りするのは10月の初めの休日に吉野方面へと走りに行った時の話、多分3回くらいでのお送りになると思います、早速行ってみることにしましょう。まず上に並べたのは二上山の風景、昨年は1年を通じて何度も訪れた二上山が一番きれいに見ることができる場所ですが、やっぱり秋に訪れるのが一番いいですね~。稲穂が背高く実りコスモスがあちらこちらで咲いている、心なしか二上山の緑も一年のうちでも一番の輝き具合かも、ここに彼岸花があればもっと良かったのですがそれは時期がちょっと過ぎてしまった頃、でも風景を楽しむには一番いい時期です、さて、ここからは相棒君を南へと進め葛城市方面へと向かいます。












竹内街道、長尾街道、葛城古道と旧街道をはしごするように進んで行く、葛城市は北葛城郡にあった町がいくつか合併してできた奈良県内では新しい町だが、市の中心部がいまいちはっきりとしていない。今回は葛城古道から1本東側にある道へと入った、この道は初めて走る所、進行方向右手側には葛城山系、左手側には大和三山が見え、新庄付近には旧街道の雰囲気が漂う古い町並もある。JR時刻表では近鉄新庄駅に◎が記されていてここが葛城市の代表駅となっている、合併した町の中では新庄町が一番大きな町だったのでこの辺りが葛城市の中心部に当たっているのだろう。その町並も途切れ再び田園風景の中を進んで行くとやがて御所市へと入る、まだこの時は最終的な行先は決めていなかった、金剛葛城の山並を見ると風の森方面に行ってみたくもなったが、せっかくの気候のいい秋の休日だ、ちょっと山上りに骨を折ってみてもいいだろう、と言うことでこの時点で吉野方面を目指すことに決めた。峠越えが2つに最後は吉野の山上り、体力勝負になりそうだがここはそんな思いも楽しみに変えて先に進んで行くことにしよう。















御所市の中心部へとたどり着きました、近鉄御所駅は御所線の終点、中途半端な形で路線が終わってしまっているのがちょっともったいない感じ。駅前を通る国道24号線を渡って商店街へと入ってJR御所駅へ、この辺りが町の中心部となるが高いビルが並ぶわけではなく、駅前と商店街を中心にして町中に碁盤の目状に道が通っていて古い町並が所狭しと言う感じで軒を連ねている、この町並については前にも何度かここで紹介したことがあるので今回はもう余計な説明はいらないでしょう。JR和歌山線に沿うように通っている旧街道が下街道、道は平城京の一番西側から一路南へと伸びて、大和高田を経てこの場所に、更に南へと伸びて五條市を経て高野山へ奈良からは一番近道となっている。しかし今回目指すのは吉野方面、JR和歌山線だと吉野口駅で近鉄に乗り換えてとすぐに行くことができるが、自転車となるとさて、どの道を選ぶか・・・やっぱりここはまず一つ目の峠越えか、その模様については次回のお伝えとしておきましょう、今回もご覧いただきましてどうもありがとうございました。          まちみち